南海トラフ地震はいつ起きる?備えや事前対策、前兆・予兆を確認!

南海トラフ地震災害対策イメージ

南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われ続けていますが、多くの現代人にとっては『そんなことずっと気にしていられない』というのが本音なのではないでしょうか?

しかし、2016年4月14日に起きてしまった熊本での地震のニュースを受けて、やはり防災準備や事前対策が必要だと思い知らされました。

今回は、直近で起きると想定されている南海トラフ地震に対する備えや事前対策、知っておくべき前兆・予兆の確認をしていきましょう。

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南海トラフ地震はいつ起きるのか?

南海トラフ地震はいつ起きるのか?

巷でよく聞く『南海トラフ地震』という言葉。

よく耳にするけれど、実際にはどういう地震なのかわからないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 

まず、南海トラフ地震とは何か簡単に説明すると、西日本の太平洋側にあるフィリピン海プレートが動くことで起きる巨大地震のことで、規模としては最大級の被害・影響が想定されている地震のことを言います。

影響のある地域は西日本太平洋側一帯で、地震だけでなく、東日本大震災のように津波の影響も十分にあるとして、四国・九州・近畿・東海の海側に住んでいる方は、特に警戒が必要と言われています。

 

そんな南海トラフ地震がいつ起きるとされているのか?

結論から言うと、専門家たち曰く『はっきりとはわからない』とのこと。

ただ、専門家たちもいつ来るのかわからない地震に対して大騒ぎしているのではなく、ある程度の目安として、ここ30年以内に南海トラフ地震が起きる可能性が高いと言っています。

過去の歴史において100年周期で起きている南海トラフ地震が、この30年以内に発生する確率は『60~70%』と言われており、私たちの生活上、どうしても意識せざるを得ない問題であることは確かです。

 

では、過去の南海トラフ地震はいつ起きたのかを見てみましょう。

南海トラフ地震がいつ起きたかわかる年表

【年表】

684年:白鳳(天武)地震

203年後~887年:仁和地震

209年後~1096年:永長東海地震

3年後~1099年:康和南海地震

262年後~1361年:正平(康安)東海・南海地震

137年後~1498年:明応地震

107年後~1605年:慶長地震

102年後~1707年:宝永地震

147年後~1854年:安政東海・南海地震

90年後~1944年:昭和東南海地震

2年後~1946年:昭和南海地震

70年後~2016年:現在

 

大局的には100年から200年間隔で繰り返し大地震が発生していることがわかります。

このような過去のデータを見ればわかるように、現時点で前回の昭和南海地震から70年が経っているところから、南海トラフ地震がいつ起きるのかを算出しているようですね。

ちなみに、2016年4月に起きた熊本地震と南海トラフ地震の因果関係は特にないとの見方が多いのですが、一部の研究者は熊本地震がなんらかの影響を与える可能性があるとして、注意を呼びかけています。

【参考記事】
南海トラフ地震が2016年いつ来ると語る予言者・未来人について

 

実際には、研究者や専門家にとっても地震を予知するというのは非常に難しいようで、私たちは各々、地震がいつ来てもおかしくないように対策をしておく必要はあります。

南海トラフ地震がいつ起きるか知るための前兆・予兆を確認!

地震を察知した犬の異常行動

しかしながら、南海トラフ地震がいつ起きるかまったくわからないというのも困りものです。

過去の大地震などの例をみるとわかるように、地震が起きる前には必ず前兆や予兆のようなものがあったことがわかります。

今回は、南海トラフ地震がいつ起きるかのアンテナを張るという意味で、地震に前によくあるとされる前兆や予兆について確認しておきましょう。

 

①雲の形が、見たことない形をしている

南海トラフ地震の前兆の雲の様子(地震雲と考えられるもの)

地震の前兆・予兆としてよく挙げられるもので、地震が起きる前は雲の形が普段の様相とは異なったものとなります。

具体的にどのような形なのかというと、放射状であったり、直線上であったり、必ずしもこの形であるというものでもないのですが、特徴として、地震雲は風に流されたりするようなものではなく、長時間同じ場所にとどまって見られるとのこと。

そして、鳥たちが突然騒ぎ出したり、逆にいつも集団でいる姿がまったく見えなかったり、空を見上げていつもと違うと感じたら、とりあえず注意するようにしましょう。

 

②動物たちがいつもと違う行動をする


(東日本大震災前に撮影したペットの様子)

私たち人間と違い、ペットなどの動物たちはいち早く地震を察知すると言われています。

これは何も科学的に根拠がない話ではなく、海外でも動物学的に観る地震学研究が行われており、動物たちは地震前の地殻変動により放出される陽イオンを感じ取るからとも言われています。

こういった大地から突然の出てくる陽イオンは動物たちにとっては非常に不快なものらしく、地震前の異常行動として表れるとも言われています。

 

③クジラやイルカ、メガマウスなどが漂着する

南海トラフ地震の前兆のイメージ

これは最近の地震学研究では有名な話で、地震が起きる前の電磁波がクジラやイルカなどの三半規管に大きな影響を与えるからだと言われています。

その他、あまり姿を現すことのない巨大魚メガマウスなどは、別名地震嫌いの魚と言われており、地震前になると海岸に漂着していたり、定置網にかかったりしてその姿を現すことがあると言われています。

また、魚などは大地の波動を感知しやすいのか、水面近くまで上がってくると言われているので、そういったところにも注目するといいかもしれません。

こういった珍しい現象はニュースなどで取り上げられていたにも関わらず、地震後に気づくパターンが多いので、普段からしっかりとアンテナを張っておくといいかもしれませんね。

【参考記事】
熊本の地震に予兆・前兆は?人工地震の可能性や予言の噂について

 

まとめ

地震の予知・前兆・予兆というものは、自然の力が大いに役立つことがわかります。 決してデータだけで地震を予測するのではなく、普段接している動物たちや空の形、奇妙なニュース(クジラが漂着したとか、シマウマが脱走したとか)などにも注目するようにしましょう。

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南海トラフ地震に対する備えや事前対策!

改めて書いておくと、南海トラフ地震で警戒されているのは、地震と津波です。

津波に関しては、東日本大震災での脅威の映像が記憶に新しいのですが、事前に備えや対策を打っておくことは非常に重要です。

そして、いくら地震の前兆や予兆がわかったとしても、被災後の備えがまったくなければ意味がありません。

ここでは、南海トラフ地震が起きる前に、できる事前対策としての備えについて見ていきましょう。

 

1995年阪神淡路大震災2007年新潟県中越沖地震2013年東日本大震災2016年熊本地震など、私たちは多くの震災を経験してきました。

そしてその度、震災に対する備えが不十分であったことを痛感させられ、数多くのことを学んできたのですが、まず、頭に入れておいて欲しいことは、震災が起きてから非難まで、『時間がない』ということです。

多くの人は被災や震災を経験しておらず、テレビの向こうの出来事として捉えがちです。(一般的な話です)

 

私も阪神淡路大震災を経験しましたが、心臓が止まるかと思うほどの揺れで、部屋中の家具や食器類などがめちゃくちゃになったことを記憶しています。 当時は粉々に砕け散った食器やガラスが床に散乱しているので、スリッパがあったとしても歩くのが危険な状態でした。

当然、停電で真っ暗な中、大事なものをかばんに詰めて逃げようと思ってもままならないので、事前にしっかりと準備をしておくことが大切になります。 東日本大震災の場合であれば、津波が迫っている非常事態の中、そんなことをしている余裕などありません。

南海トラフ地震は地震と津波の両方での災害が考えられるので、その辺りはしっかりと注意しておく必要がある、ということですね。

間違った南海トラフ地震の備えイメージ

 

では、災害が起きた時のために、準備しておくべきことを見ていきましょう。

大事なのは以下の2点です。

①居住地に備蓄しておくための水や食料、生活必需品

②すぐに外へ逃げ出せるように、非常用持ち出しバッグの準備 

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それでは、ひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。

①居住地に備蓄しておくための水や食料、生活必需品

居住地というのは、あなたが住んでいる家ですね。

こちらに最低3日分の水や食料を備えておきましょう。

首相官邸のホームページでは次の通りに書いています。

食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意しましょう)

飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)

非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど

トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など

※ 非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。

引用元:http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

 

②すぐに外へ逃げ出せるように、非常用持ち出しバッグの準備

自宅が半壊したり、津波警報が出た場合、瞬時の非難・行動が生死を分けますが、南海トラフ地震で被災した場合、安全な場所での避難生活を送ることを想定しておかなくてはなりません。

当然、被災地でのインフラは完全に麻痺しているので、普段、必要でないものが必要となります。

これは多くの方がイメージできていないことなのですが、害時は普段あなたが気にも掛けないようなものが本当に貴重だと思うようになるでしょう。

あと、意外に忘れがちなのですが、非常用持ち出しバッグは両手が使えるようにリュックで用意しておくといいですね。

非常用持ち出しバッグの内容の例(人数分用意しましょう)
飲料水
食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
ヘルメット、防災ずきん
マスク
軍手
懐中電灯
衣類
下着
毛布、タオル
携帯ラジオ、予備電池
携帯電話の充電器
使い捨てカイロ
ウェットティッシュ
洗面用具
携帯トイレ

※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。

引用元:http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

 

以上のものは最低限必要だとして、それ以外に、個人的に大切だと思うのは携帯の簡易充電器です。

最近では、手回しで簡易に充電できるものなどもあるので、普段必要ないからと思わずに、しっかりと準備しておくと非常に便利です。

熊本地震でも、多くの方がツイッターで現地の方に有益な情報を流していましたが(食料のある場所や空いている避難場所など)、被災者の多くがスマホなどの携帯ツールを活用できていなかったと感じました。

食料が無駄に余ったり、旅館や客船を避難場所として開放していたのにもかかわらず、情報が行き届かないことでまったく機能していなかったことで、歯がゆい思いをした人もおおかったのではないでしょうか?

 

今回、熊本地震が起きたことで、九州・熊本で地震がくると思っていなかったのは、他でもない被災地の方だったと言います。

私たちには助け合う力がありますが、まずは災害に対する意識を持つことが大事であることは言うまでもありません。 南海トラフ地震がいつ来るとも噂されている中、緊急時の備えなど、できることはしっかりとやっておきたいですね。

それだけで、気持ちは少し、軽くなると思いますよ。

今回は、南海トラフ地震に対する備えについてお話しました。

【防災対策をさらに詳しく】
地震対策・準備は大丈夫?備え・備蓄・持ち物など防災対策まとめ!

連日流れる熊本の被災地のニュースを見ていると、いつか同じような状況を迎えるかもしれないと思い、備忘録としてシェアできればと思いました。 上の災害セットなどは自分で備える他に、実家のお父さん、お母さんに贈ってあげるのもいいかもしれませんね。

【まとめ記事一覧】
⇒熊本・南海トラフ地震まとめ

今回も、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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One Response to “南海トラフ地震はいつ起きる?備えや事前対策、前兆・予兆を確認!”

  1. 棟形貴子 より:

    まあ、一寸先は闇ということです。自然現象を予想して、ズバリ当たるっていうことは、神のみのなせる技。
    我々は、宇宙の中に塵のような地球上に、その中の点でしかない。
    100%絶対言える現実!あなたも私もいつかは死ぬ。物事は始まれば終わりあり、始発は必ず終着。今を一生懸命生きていればいいんじゃないかな。もしも、自然災害で命を失うのならば、それも自然の成り行き。目先の事で毎日慌ただしく暮らしているが、自分の生き方を見つめてねという自然界からのメッセージのような・・まあ、この世は偶然が重なって運命になっているんだから・・

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