テレビがパナマ文書を真剣に取り扱わない事をあなたが知らない理由

テレビがパナマ文書を報道しないイメージ

パナマ文書が世界に向けて発信されましたが、その情報データベースが開示されてからもテレビメディアは大したニュースとして報道することもなく、まるで取るに足らないといった感じでなかった事にしそうな雰囲気です。

さて今回は、前回の記事『パナマ文書日本人リストの有無で議論する前に知っておくべきこと!』の続きということで、引き続きパナマ文書から見える『きな臭い世の中の話』をしていこうと思います。

世の中のことを知る上で非常に大事な話だと思うので、中学生くらいなら理解できるように簡単に解説していきたいと思います。

この世を支配するモンスターの存在

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パナマ文書は今世紀最大級の金融スキャンダルと言われていますが、この記事を読んでくれているあなたは別として、世間ではそこまで関心を集めているニュースではありません。

インターネット上で結構な盛り上がりを見せているこのパナマ文書問題ですが、今回は少し違う角度からこの問題を見ていきたいと思います。

 

さて、私がここで言いたいこの世を支配するモンスターと言うのは、パナマ文書でもなければ、租税回避をしていた富裕層や大企業のことではありません。

ひょっとすると、そのモンスターはあなたのお友達かもしれませんが、それは知らず知らずのうちに私たちの生活に潜り込み、私たちの心や思考をうまく操ることに成功しています。

そして、多くの人はその怪物の正体を知ることなく、生活の身近な存在として自らのパーソナルスペースに入ることを許しているのです。

 

さて、そのモンスターの正体とは一体何かというと、そうです。

『テレビ』です。

 

答えがわかっていた人はすばらしい。

もう、この記事を読む必要はありません(笑)

しかし、テレビがモンスターだと聞いて頭にクエスチョンマークが浮かんでいる人は、この先もぜひ読み進めていただきたいと思います。

 

まず、テレビって無料なのですが、そう訊ねると皆さんちゃんと『広告があるからだよね』と答えてくれます。

だけど、あらゆるテレビ番組にはお金が掛かっているものですが、それ以上のお金が広告によって賄われていることまでリアルに想像していたり、仕組みをイメージできている人は少ないと思います。

1本15秒程度のCMが莫大なお金を生み出す力になっていることを、多くの人は知らないし考えることもないのです。

 

テレビの真実を言葉で伝えるイメージ

ここは非常に重要な話で、頭が良い人はこの重要性に気がついています。

もう一度考えて頂きたいのですが、『テレビって無料』なんですよ。

テレビって、それを観て泣いたり笑ったり、ためになったり、空気を和らげてくれたり、色々と生活の役に立っているものですが、テレビがあなたからお金をいただくことはありません。(NHKや有料チャンネルを除いて)

それはきっとあなたが生まれた時からの常識で、当たり前のように『テレビ=無料』という図式が成り立っていますが、多くの人はそれに対する代償について考えることはありません。

ましてや、テレビが怪物だなんて想像もしないことでしょう。

 

しかし、あなたがすっかり心を許しているテレビ番組のすべてが、ある意向のもと成り立っていることを知らないというのは、人生において非常にマズイ状態だと言わざるを得ません。

では『ある意向』とは一体何なのか?

それをこれから説明していきましょう。

あなたの知人がパナマ文書を知らない理由

テレビがパナマ文書を報道しないイメージ

よく言われることですが、『知っている』『理解している』というのは似て非なるものです。

パナマ文書問題をなんとなく知っていても、理解している人は多くありませんし、専門家からすると私も理解していない人間の一人でしょう。

ただ、本質さえ理解していれば、パナマ文書に限らずともその真偽くらいはわかるものです。

 

さて、突然ですが、テレビに関する人で一番偉いのは誰でしょうか?

表舞台に立っている人、裏方で番組を支えている人、ディレクターやプロデューサー、お金を出しているスポンサー、電波停止の権限を持っている総務相など、色々な答えが出るかと思います。

その答えなのですが、基本的にテレビで一番偉いのは『スポンサー』だと考えます。

 

『この番組は〇〇の提供でお送りします~』と番組の最初と最後に言っている〇〇がスポンサーであり、その番組の制作費を出資している企業ということになるのですが、このスポンサーこそがテレビというモンスターの力を利用しているものの正体となります。

そして、テレビというのは人々の関心を集めるために番組が企画制作され、表向きは娯楽やニュースを知るを手段や目的として活用されています。 しかし本来の目的は、合間合間にCMを挟み、人々の潜在意識に働きかけることで、スポンサーは売りたい商品の売上を伸ばしている、ということですね。

 

以前、私はパナマ文書がテレビで報道されない理由として『テレビにはスポンサーがついているからだ』と説明したのですが、その影響力がモンスター級であることを知る良い機会だと思ったので、いまこの記事を書いているわけです。

『テレビはオワコンだ』と言われながらも、日本人労働者のための三大娯楽にわざわざ入れるまでもないくらい、テレビは私たちの生活や日常に浸透しています。 そして私たち日本人にとってテレビは、『腰を据えて観るもの』という認識ではなく、いまや第一次情報ソースとして情報を手に入れるための生活必需品と言えるのではないでしょうか?

※ちなみに色々と定義に諸説はありますが、ここで言う『三大娯楽』とは、スポーツ観戦、ギャンブル、風俗です。

 

テレビというのは基本的に、国民に信頼度の高いニュースを報道する役割を持っているのですが、その一方で娯楽を提供するという側面も持っています。 そして、ニュースと娯楽の割合は大体『2:8』といったところです。

これは、ただ単純に視聴者のウケの問題です。

簡単に説明すると、テレビでニュースが報道されるのは、一般的な国民が仕事に行くまでの朝と、帰宅する夕方、そして就寝前の夜の時間帯に集中しているものですが、いわゆる家族団らんの時間帯は民放各局、エンターテイメント性や娯楽性の高いバラエティ番組を流しているものです。

これもちゃんと計算の上で行われています。

 

テレビの真実を言葉で伝えるイメージ

なんだか当たり前のことばかり話していて恐縮なのですが、このテレビの話も『知っている』『理解している』では、この先見えてくるものがまったく違ってくるので、とても大切なポイントなのです。

 

テレビは24時間垂れ流されているのですが、これはあなたが求める時間に好きなだけテレビを観られるためです。 ただ、発信する側はそれ以上に、あなたの生活をがっちりとコントロールするためのツールとしてテレビを利用しています。

少しパンチを利かすために少しイヤな話になっていますが、別に大げさでもなんでもなく、それだけテレビは国民の生活に大きな影響を与えているのです。

 

20世紀最大の発明は『テレビ』だと言っても過言ではありません。

受け手にとってはただの娯楽、発信者からすると視聴者をコントロールするためのツールとして、現時点では史上最強のモンスターと言えるでしょう。

ちなみに発信者はテレビに映っている芸能人や演者のことではなく、彼らを起用しているスポンサー様のことですが、テレビが無料で放映されている限り『スポンサーの意向』がテイストとして入るのは、至極当然なことなのです。

 

時々、『そんな陰謀がまかり通るわけがない』と言う人もいるのですが、例えば、大企業トップの本懐を新入社員が知るわけがないように、組織的にシステムを切り分けしていけば、真実は簡単にベールに包まれてしまいます。 この辺りは、今回問題視されているタックスヘイブンの仕組みと同じですね(笑)

 

そして、『視聴者に知ってもらいたいこと』『視聴者に知らせたくないこと』は、いまやテレビによってコントロールされているということになります。

 

そう。

スポンサーの意向によってね。

メディアがパナマ文書を真剣に取り扱わない理由

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テレビメディアがパナマ文書を真剣に取り扱わない理由は、もちろん、テレビで一番偉い人がパナマ文書のことを視聴者に知ってほしくないからです。

要するに、その是非を国民が問うよりも前に、スポンサーの意向によってすでに統制が為されているということですが、私たちはこのことをよく理解しておかなければいけません。

 

なぜなら、このようなモンスター級の影響力を使いこなしているというのは、相当、頭が賢く選ばれた人間でないと無理だからです。 彼らは国民の目を欺くことで、莫大な利益を得ることに成功していますが、そのシステムというのは普通の人が想像しているよりも遥かに巧妙で、感動のため息が出るくらいよくできています。

 

まとめると、あなたがよく知る大企業も表向きはクリーンですが、そのイメージを作り上げているものはテレビということですね。

好感度の高い人気芸能人のCM出演料が高いのはそういうことです。

要するに、無料でテレビ観る代償として、あなたは無意識レベルでスポンサーの意向を刷り込まれている・・・、のかもしれません。

そして、人間は無意識レベルに刷り込まれた情報を簡単に変えることはできません。

つまり、自分の意志で抗うことが非常に困難であることを知らずして、テレビから正しい選択を導き出すことはできないということですね。

 

パナマ文書が世界的にニュースになっているので、日本でも一応形だけ(にみえる)ニュースとしてとりあえて報道はしています。

色々な有識者やコメンテーターが『今のところ法整備が追いついてないので合法と言わざるをえないという現状があるわけで・・・』なんて言ってますが、彼らはギャラをもらってスポンサーの意向に沿った発言しかしませんし、できません。

そもそも、まず意向に沿わない人間はコメンテーターとして起用しませんからね(笑)

そのことを理解していないと、権威というベールしか見えず、あたかもテレビが紛うことなき真実であると錯覚してしまいます。

 

非常にタチが悪いことに、テレビは基本的に真実しか報道しません。

テレビは基本的には正しいことを報道するのですが、ここぞというところでその特権を乱用するので、情報弱者の国民はうっかりそれを信じてしまうということですね。

 

テレビの真実を言葉で伝えるイメージ

よく発言力のある芸能人や有識者、コメンテーターなどの発言がネットニュースに上がっていたりしますが、見るべきポイントは彼らの発言よりも、その番組のスポンサーがどこであるのかが重要だったりします。

彼らは視聴者や国民の代弁をしているように見えますが、テレビなどのメディアをでは編集のマジックを使って本当に知られたくないことは伝えません。

しかし、このような編集行為は正当な表現とは言い難いことかもしれませんが、そのことで腹をたてる人は少数派です。

なぜなら、あなたが物心つく前から、そのモンスターは身近にいたのですから・・・。

【関連記事】
5月10日のパナマ文書、日本企業&日本人リスト!

パナマ文書日本人リストの有無で議論する前に知っておくべきこと!

 

ということで、前編・後編と分けて、パナマ文書を読む前に知っておいて欲しい知識を記事にしてみました。

余談ですが、パナマ文書で株価や為替が急上昇してるのもおかしな話ですが、『パナマ文書なんて大したことないですよ』ってメッセージを伝えるには、説得力ありますよね。

 

まぁ、くだらない話です。

でもね、飼いならされるのも悪く無いですよ。

ただ、こういった時代に少しずつ耐えられなくなる人が出てくるくらいで、我が身にそれが降りかかってくるまでは室内犬のような幸せも悪くないのかもしれません。

私としては、こんな誰も読まないような記事を最後まで読んでくれるあなたのために、ちょって話してみたくなっただけですから。 少なくともうまい話に鵜呑みにして、『こんなはずじゃなかった・・・』と後悔することはなくなると信じていますよ。

長くなりましたが、最後まで読んでくださって感謝しています。

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