苫米地英人がパナマ文書の嘘を暴く!MXTV5/19全文書き起こし!

苫米地英人がパナマ文書の嘘を暴いてるイメージ

前回に引き続き、苫米地英人氏がパナマ文書問題に潜む嘘を暴く!ということで、5月19日放送のMXテレビでの『財務省がパナマと税務情報交換協定』のニュース解説を全文書き起こししました。

この財務省とパナマのニュースを聞いた時、個人的には素直に喜べなかったんですよね・・・。

というのも、ちょうど熊本地震の最中に、日本はパナマにモノレール建設に2,800億円の円借款しているからです。 こんなこと言ってはアレなんですが、今回の税務情報交換協定もなんか嘘くさい・・・。

苫米地英人氏はこのニュースについてそこまで触れませんでしたが、それはさておき、今回の苫米地氏のパナマ文書にまつわる世界の税金事情の解説が非常にブラックで面白かったので、前回の『パナマ文書の電通を斬る!苫米地英人のMXテレビ全文書き起こし!』に続く第2弾ということで、その内容を紹介していきたいと思います!

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苫米地英人がパナマ文書に潜む嘘を暴く!

パナマ文書について苫米地英人(とまべち ひでと)氏がガンガン斬り込んでくれるので、ついついその解説を書き起こしてまで、他局のテレビ報道が伝えるパナマ文書問題にはびこる嘘を伝えたくなります。

いまオモテに出ているパナマ文書の話は嘘が多くて、情報というのは本当に怖いなと思うのですが、改めて『ペンは剣よりも強し』という言葉その通りの世界であることを痛感します。

 

とはいえ、テレビでパナマ文書の嘘の情報を流しているというよりは、パナマ文書のニュース自体流されないといった状況で、今は舛添都知事のニュースばかりが取り上げられるといった毎日です。

でも、知れば知るほど闇の深い話で、世の中から消えている莫大なお金のことに関心を向けないことには、私たち庶民の生活はこの先も暗いものとなっていくことでしょう。

苫米地英人がパナマと日本の税務情報交換協定を解説

 

今回のMXテレビの苫米地英人氏のニュース解説は『パナマと日本の税務情報交換協定』について。

最近はオリンピックでの裏金疑惑で、本当に呪われた東京五輪だなぁと思う反面、談合社会の闇が垣間見えるニュースが多いのですが、こういった事実が海外からもたらされるという事実がすでに残念なことです。

冒頭でも書いたのですが、こういったパナマとの税務情報交換は喜ばしいことなのですが、先月15日頃に交わされたパナマへの2,800億円の円借款の便宜が悪い方に働かないことを祈るばかりです。

円借款は、一時的にお金を貸すという意味ですが、不良債権として放棄するケースも多々あるので必ずしもそのお金が返ってくるとは言い切れません。 永久に貸し続けるという詭弁も使えるわけで、そういった意味でお金が渡っているのであれば本当に困った話です。

 

上記の懸念はあくまでも私の個人的な意見ですが、苫米地氏はこういった税務情報交換協定を結んだ背景にある、パナマ文書なんて問題にならないくらい、タックスヘイブンのブラックな世界について解説してくれています。

苫米地氏いわく、この先も続く脱税のイタチごっこに対して、財務省は重い腰を上げざるを得ない状況があるとのこと。

 

YouTubeなどに上がっている動画を何回も観るのももちろんいいのですが、ちゃんと理解すると非常によく出来たカラクリだと感心すること間違いなしなので、今回はその内容を全文書き起こしました。

以下、苫米地英人氏がパナマ文書をさらに突っ込んだ、世界の税逃れ事情の話の書き起こしです。

※本筋には大きな影響はないと思いますが、多少の改変ミスがあるかもしれません。ご了承の上、読み進めて頂ければと思います。

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苫米地英人のMXTV5/19の解説を全文書き起こし!

あのー、財務省が重要な一歩を踏み出したと思うんですけども、なんでかって言いますとですね、日本でオフショア、租税回避地ですよね。 正に、バージン諸島にあるそういった法人を設立する個人が急増してて、それをやるサービスがこの1年でものすごい増えてるんですよ。

で、なんでかって言いますと、これ、委任状でノミニー(代理名義人)をやって、租税回避地に、その登記をするってビジネスなんですけども、去年の4月から法律が変わりまして、個人が5,000万円以上海外に資産があるとそれを申告しなきゃいけない法律になったんで、『それじゃあ個人じゃ申告しなきゃいけないんで、法人作りましょう』っていう…。

 

苫米地英人がパナマ文書の嘘を暴くフリップ

で、その時に、ノミニー(代理名義人)ってどういうことかと言いますと、その本人に変わって一度弁護士と委任状契約を結ぶと、それ外には出ないじゃないですか?

そうすると、本人の名前が一切出ずに、匿名で海外に口座が作れちゃうわけです。

で、あまり税逃れの方法を詳しく解説するわけにはいかないですけど、簡単な例でいくと、これでノミニーに、バージン諸島に自分の会社を作ってもらいます。 で、それ実は会社名はなんでもいいんですけど、ただ、いまパナマ文書みたいに出るってことがわかってない時代(のもの)は、本当に法人名だったり、個人名丸々ってのがそのまま出ちゃってるのが多いわけです。

 

もちろん、まったく同じようには海外ではしないかもしれないですけど、これからは全然違う名前でもいいわけです。 そうすると、そのノミニーが今度はスイスの銀行口座に、それで法人で会社を作ります。 で、その銀行口座、例えばもしも、10億円隠したかったら、10億円のコンサルティング料名目で、オリンピックみたいに、請求書出してもらって10億円をスイスの口座に振り込みます。 そうすると、それだけでもすでに経費が建ちますから、日本の法人税だったら25%、もう2億5千万円税逃れできちゃうわけですよ。

 

で、それで終わんないのは、スイスの銀行の、例えばフランス支店で、それをそのまんま同じ10億円がほとんど無金利で、いま低金利ですから、10億円そのまんま借り出せます。 トータル10億円のキャッシュそれで戻ってくるわけです。 もちろん、海外でユーロ建てですけども、日本に持ってこなければ、それをどうやって使っても一切税金は掛からない。

でもこれは借り入れですから、元の元本の10億円はそのまんま、スイスでプライベートバンクが運用していくんで、これは年利10%20%で増える…。 そっちは増えるし、10億円は返ってくる。 日本では税金を払わない。 こんなことをやりますよっていうビジネスが日本で急増しているのは、去年の税制改革以降なので、そこで慌てて財務省もやんなきゃいけない…。

 

でも、こんなもんはかわいい方で、パナマ文書なんかもかわいい方ぐらいだと思いますけど、あのー、今度は、MX(テレビ)さんが、Apple、Google、Facebookに怒られると困るんですけど、アップルが最初にやって、次にグーグル、フェイスブック、マイクロソフトは現在やっているやり方なんですけども、これ、ダブルアイリッシュ・ダッチサンドウィッチって言うんですけども、今いった方法でバージン諸島に法人を作ります。 その法人がアイルランドに一個目の法人を作ります。

苫米地英人がパナマ文書の嘘を暴くフリップ

それで、実はもう一個アイルランドに作るんです、第2法人を。

で、第1法人、ここは正にさきの誰にも見えないので、税務署にもわからない…。 だけど第2法人は、みなさんが、アップルのもののライセンス、グーグルのもののライセンスはこの会社(第2法人)にお金を払うことになるんです。

 

で、もちろん、こっちの見えない法人(第1法人)にアップルの本社が、技術・ライセンスを移転してます。 ということは、ここ(第2法人)は、ここ(第1法人)にお金を払わないといけないわけです。 もちろん、同じアイルランド国内でお金を払ったんじゃ、これ1つの会社としてみなされてしまうので、それで、オランダ法人を入れるんで、ダッチサンドウィッチ、ダブルアイリッシュって言うんです。

オランダとアイルランドの租税条約で、ライセンス料には課税されないんです。

一度、外通してるから、違う会社ですから、そうすると、どこでも税金を払わないで、ここ(第1法人)にどんどん収益が貯まっていく。 これはアップルが発明して、それをいまグーグルまでやってますけども、グーグルはこれだけで大体3年間で3,000億くらい税金払ってないですし、アップル、グーグル、フェイスブックの海外の実効税率が大体3%だと思っててください。

3%、3.4%、3.8%…、そんなもんで基本的に税金を払っていないという世界が、これが正にバージン諸島とかを作っている世界であって、もちろんこの法人名にアップルって出る場合もあれば出ない場合も…。

 

少し前の90年代、2000年代の初頭の頃は、こういったノミニーの人たちですね、あの今回のパナマ文書が出た法律事務所、あれノミニーです。

で、パナマ文書にエージェント介したのがノミニーですけど、そういった人たちが自分で大量の何十万社出るんで、番号とかにしちゃ一々データ見ないと大変なんで、元々の依頼人の法人とほとんど同じ名前でズラーっとやってるんですけど、これからは名前も変えるようになりますけども、これもいまは今回のサミットで段々問題になってくるんで、できないようになりますけど、そうすると次の技がある。

 

(米企業の)ファイザーがやろうとしたインバージョンなんかが正にそうで、海外の小さい会社の下に入っちゃうみたいな、っていうやり方もありますよね。

それからどんどん発明されてるんで、これが正に…、じゃあこういったことを言うと、これ、脱税って言うと、グーグルやフェイスブックに私が怒られるわけですけど、どう考えてもこれは脱税じゃないですか?

 

そう思いますけど、それの個人版、小さいバージョンがまさに今、コンサルタントになって、本当にホームページとかに『完全匿名になります』なんて書いてありますから。

ただし、みなさんもそれを見て、それを真似する人が周囲にいたら言ってください。

いま名前が出たって言ってる人は、5年10年前の話ですよね?

その頃まさか、将来、ノミニーの弁護士事務所のデータがハッキングされて出るなんて想像もしてないですから、必ず悪いことすれば、これからさらにネットの世界になるんですから、絶対バレますんで、何やっても必ずバレると思ってください。

これは犯罪です。

苫米地英人がパナマ文書の嘘を暴くフリップ

最後にちらっと出したかった数字ですけど、世界に隠された世界の富は租税回避地だけで30兆ドル、約3,200兆円が租税回避地に隠されてるんです。

これは日本のGDPの6倍、全世界のGDP合計の3分の1が租税回避地に隠されてるんですよ。

それが世界の大企業がやっていた。

それで日本の大企業がやり始めてるから問題です。

さらに個人でやりましょうってビジネスがはじまってるんですからよくないです。

 【関連記事】
苫米地英人のMXテレビ(5/13)全文書き起こし!

【さらに詳しく知りたい方へ】
⇒パナマ文書問題まとめ

ということで、今回も苫米地英人氏に世の中の嘘の世界を解説してもらいました。

これからのネット社会はそういった嘘を暴く社会になるということも示唆されてますが、バレないと思って裏で行われていた悪事はどんどん表社会に出てくるようになってくるかもしれませんね。

パナマ文書はそういった嘘の世界を暴いてくれるカギになるポテンシャルを秘めていますが、まずは多くの人の関心がパナマ文書に向かないことには、今以上に格差社会が広がっていくことになるでしょう。

そろそろ私たちも目を覚ます時代が来たのかもしれませんね。

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One Response to “苫米地英人がパナマ文書の嘘を暴く!MXTV5/19全文書き起こし!”

  1. かざぐるま より:

    苫米地さんて
    めがねしてましたよね?
    めがねやめたんですね

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