EU離脱とは何か?メリット・デメリットを分かりやすく簡単に説明!

EU離脱したイギリスのイメージ

2016年6月24日に決定したイギリスのEU離脱が世界中で大きな話題になっているわけですが、『そもそもEU離脱とは何なのか?』と思っている方も多いようなので、前回記事イギリスのEU離脱はなぜ?日本の為替の影響などをわかりやすく!の続きということで、そのメリット・デメリットを更に分かりやすく簡単に説明していきたいと思います。

今回のイギリスのEU離脱の国民投票は、実はこの先の日本の姿を暗示しているとも言われているのですが、その背景にある『老人vs若者』という構図も決して無視できるものではありません。

 

イギリスは正しい選択ができたのか?

これから世界はどうなっていくのか?

日本への影響は良いものなのか悪いものなのか?

 

これからその辺りを見ていきたいと思います。

※この記事は普段、経済に興味のない初心者の方にもわかりやすいように、多少表現が抽象的だったりユーモアを交えて解説しています。

EU離脱とは何か?分かりやすく簡単に説明!

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イギリスのEU離脱とは何かを説明する前に、

EU(欧州連合)とは何か?

分かりやすく簡単に説明していきましょう。

 

EU(欧州連合)というのは要するに『ヨーロッパには国がたくさんあってわかりにくいから、オレたちだけで一つのチームを作っちゃおうぜ』というノリでできたチームみたいなもの(暴走族漫画とかによくありそうなやつです・笑)。

アメリカや日本、中国に対抗するために一大勢力を作ることは、ヨーロッパ各国にとっても非常にメリットのある話でした。 そこで、ユーロという通貨を作ったり、関税、平和協定などのルールを作って、お互い風通しの良い関係を作ったのです。

 

 

そして、EUには更に大きなメリットがあります。

それは『戦争に発展しにくい』ということです。

こうしてEUはヨーロッパ各国を統合することで様々な恩恵を与えることとなりました。

しかし21世紀に入り、ギリシャが破綻したり、シリアからの難民がヨーロッパに押し寄せてきたことで(ヨーロッパが抱える問題は他にもまだまだありますが)、EUの中でも経済的に強い国から不満が出てくるようになったのです…。

 

EU離脱をイメージする英国人

元々イギリス(EUナンバー2)は、『経済で失敗した国の尻拭いをしなきゃいけないのがどうしてオレたちなんだ!』、不満を漏らしていました。

すると、次はヨーロッパの貧しい国や中東シリアから難民がヨーロッパに押し寄せてきました。

そこで、ドイツ首相でもあるメルケルEU委員長から『EUに居る自分ら、一定数の難民を受け入れたってな!』という強要もあって、EU各国は難民を受け入れざるを得なかったのですが、ここで難民が目指すのはヨーロッパでも経済的に豊かで福祉が充実し英語が使える国。

 

そうイギリスです。

 

 

その結果、イギリス国民のためにある手厚い福祉が外国人に食いつぶされるわ、移民による事件は絶えないわで、ストレスは溜まるばかり。

 

なんで真面目にやってきたオレたちばかりが、EUに加盟してるってだけで損な役回りばかりさせられるんだ…。

このままでは大英帝国がよそ者に荒らされてしまう…。

 

アカン…。

アカンでぇ!

 

 

ということで、今回のEU離脱が決まったということですね。

 

 

もちろん、

『やっぱ出戻り、いいっすか?』

といって、すぐにまたEUに戻れる世界ではないので、正に『英断』と言った感じですね(うまくないか・笑)

 

キャメロン首相の退陣を求めたパナマ文書の国民デモ(パナマ文書でキャメロン首相の退陣を求めるデモ)

そして、ここに至るまでに非常に多くの葛藤があったことは確かです。 ただ、キャメロン首相が回避しようと思えば回避できた国民投票をするに至ったのには、『EU残留』になるという確信があったからでしょう。 経済的な恩恵を考えた時にEU残留が至極当然だったからです。

 

要するにキャメロン首相は、『EU離脱で英経済が悪化するのは目に見えてるし、自分で自分の首を締めるほど国民もばかじゃなかろう』と考えていたということです。

それにパナマ文書のことから国民の目を逸したかったというのもあったのでしょう。

ここが歴史が動いた選択の誤りです。

 

結果、イギリス国民は

 

『EU離脱』
(ど ん っ !!!)

 

を選択することとなったのです。

 

EU離脱のメリット・デメリットを分かりやすく簡単に説明!

EU離脱に対するメリットとデメリットのイメージ

イギリスがEU離脱すると、イギリスにとってどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ここではEU離脱に対するメリット・デメリットを分かりやすく簡単に説明していきましょう。

 

EU離脱のメリット(イギリスの場合)

  • EU(欧州連合)のルールから解放される
  • ついでに移民制限ができてスッキリする
  • 寄生虫(英目線)みたいな国と手を切れる
  • EUに献上していた税金を自分たちのために使える
  • 独立国として自由なルールで貿易ができる
  • 大企業を途中退職する清々しさが味わえる

 

 

EU離脱のデメリット(イギリスの場合)

  • EU加盟国との貿易に関税がかかる
  • イギリスの通貨であるポンドの価値が下がる
  • EU離脱により、国外企業がイギリスから撤退する
  • 当然、失業者は増加する
  • ヘタするとメリットが消し飛ぶくらい経済が悪化する
  • 失敗した時にEUからの経済的援助を期待できない
  • スコットランドの独立機運が高まる
  • ウェールズも独立したいとか言い出す
  • EU解体の前に自国が解体(ギャグですか?)

 

 

まぁ、メリットは英国民が絵に描いた餅みたいなところがありますが、デメリットの方がダイレクトに影響力があると考えられます。

では次に、日本や外国の場合のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

EU離脱のメリット(日本・外国の場合)

  • なしor まだわからない
  • 世界中の移民反対派は歓喜
  • 英国製品の購入が安くなる

 

EU離脱のデメリット(日本・外国の場合)

  • 世界通貨のバランスが崩れて経済に悪影響
  • 結果、リスクオフで円が買われてはた迷惑
  • 結果、日本の株価も下がってはた迷惑
  • EUの窓口としてイギリスに会社や工場を作った外国の企業もいい迷惑
  • ユーロの価値も下がる
  • ユーロ圏と取引していた国に影響が出る
  • 連鎖的に経済的ダメージを受ける
  • EU残留国にイギリスのしわ寄せがいく
  • EU離脱国が続くかもしれない
  • ヨーロッパ間がギクシャクして緊張が走りやすくなる
  • 移民は戦々恐々(¯―¯٥)マジカ…

 

思いつく限り書いてみましたが、まだまだ2次的3次的なところでデメリットは沢山出てくると思います。

メリットは…、やっぱりあまりないような気がしますね。

イギリスがEU離脱するとどんな影響がある?

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イギリスがEU離脱すると様々な影響が見られるようになってきますが、まず投票日早々から世界中の為替変動が巻き起こりました。

これは要するに、『イギリス経済ヤバイんじゃないの?』ということから、英通貨であるポンドを手放す人が世界中で沢山出てきてパニック状態になったということですね。

当然、イギリスに工場がある企業や、輸出産業をメインとした企業の先行き不安から、日経株価も大幅下落でてんやわんやの金曜日となりました。 この土日はFX業者や証券会社が休んでいるので穏やかですが、この2日間で『イギリス EU離脱』というワードでのニュースが沢山流れた影響もあるので、週明けの月曜日はまたエライことになるかもしれません。

 

『株とか為替とよくわかんねーYO!』いう人のために簡単に説明しておくと、要するに海外投資家は次のように考えるわけです。

 

 

なんか欧米で揉めてんなぁ

やばそうやし、ポンドもユーロも手放しとこか

せや、関係ない円買うといたらええわ!

円高

 

円高やと日本経済も低迷するなぁ

せや、今のうちに持ち株も売っとこか!

株安

 

 

6月24日の日本の株価や為替はこのような感じだったのですが、開票前後の出口調査では『残留』が上回っているとニュースで報じられていたので、それも相まって最終的に超円高・株安の動きを引き起こすことになったということですね。

 

EU離脱を決断したときの英国人

最後にもう1つ大きな影響があります。

それは、イギリス国民が移民・難民に対して『NO!』という姿勢を見せたということでしょう。

イギリス国内でEU離脱を唱えた層は、なんと『老人』が多かったとのことですが、彼らは自国が移民や難民で溢れかえるのがどうしても気に入らなかったようですね。 まぁ、基本的にそれはどこの国も同じだと思うのですが、対抗していた『若者』は、これからの就職やグローバル社会の恩恵を見す見す手放すには抵抗があったため残留派が多かったようです。

ただ、この話は非常に興味深いところでもあるのですが、長くなりそうなので次の記事に回したいと思います(笑)

⇒続きはコチラから

 

ということで、今回はイギリスのEU離脱について、できるだけわかりやすく説明していきました。 次回は、EU離脱問題に対しての世界的な影響について考えていきましょう^^

ではまた。

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