トルコの空港テロの理由はなぜ?日本でテロが起きる可能性は?

トルコ・イスタンブールでのテロの現場を見つめている女性

トルコ・イスタンブールのアタチュルク国際空港で6月28日夜に爆破テロが起こってしまいました。

トルコは今年3月にもテロがあったことが問題となっていましたが、厳戒態勢での中でこの大規模なテロに見舞われたことは本当に残念としか言いようがありません。

今回の自動小銃乱射からの自爆テロというやり口はIS(イスラム過激派)のテロ行為そのものですが、政府と対立するクルド人の武装組織など、この辺りがやはり関係してきそうですね。 ここ最近の国際的なテロ行為を見ていると、日本でテロが起きる可能性も少なからず出てくるということで、私たち日本人も国内外問わず警戒が必要になってきます。

トルコ・イスタンブールでのテロ直後の現場(テロ直後のアタチュルク空港内の様子)

トルコと言えば、イギリスがEU離脱の理由の1つに『トルコがEUに加入すれば、英国にシリア難民が大挙して押し寄せてくる』というのがありましたが、何にしても、トルコがEU加盟国化する話がまた遠のいたことは間違いないでしょう。

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(イスタンブール・アタテュルク空港の場所)

トルコの空港でテロ!

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先ほど、6月28日夜にトルコ・イスタンブールの国際空港でテロが起きたというニュースが入ってきました。

イスタンブール市当局によると、爆発は国際線ターミナルのロビーなどで3度起こり、テロ実行犯と治安部隊との銃撃戦もあったそうですが、爆発はその後の自爆テロだそうです。

 

またIS(イスラム過激派)の仕業か!?

 

ついそう思ってしまうのですが、トルコ政府と対立している組織はもう1つあります。

それはクルド人武装組織『PKK(クルド労働者党)』の存在です。

ちなみにトルコ・イスタンブールのアタチュルク空港は、ロンドン、パリに次いで欧州で3番目に利用者の多いそうで、このような場所でテロを起こすのはトルコ政府への信頼を失墜させるためだと考えられます。

となると、今年3月に首都アンカラで起きたテロと同じ、クルド人の反政府武装組織の犯行の可能性が高いのですが、まだどちらからも犯行声明は出ていないとのことです。

トルコのテロはなぜ起きた?理由は何?

トルコ・イスタンブールでテロのあった空港のロビー

トルコでテロが相次いで起きているわけですが、今回の爆破テロが起きた理由は一体何だったのでしょうか?

先ほどはクルド人の犯行の可能性を示唆しましたが、クルド人について簡単に説明しておきましょう。

ちなみにクルド人というのは、トルコやイラクなど中東各国に暮らす世界最大の民族のことです。 第2次世界大戦以降、クルド人は独立国家を目指して武装組織が結成され、それぞれの国との分離政権を持とうとして紛争を繰り広げてきたという歴史があります。

現在、トルコではクルド人武装組織『PKK(クルド労働者党)』との対立があったのですが、シリアの内戦が飛び火する形でIS(イスラム過激派)と三つ巴のややこしい関係が成り立っています。

 

今年に入ってからも、ベルギーの同時多発や、テロ米国フロリダのテロなど、IS(イスラム過激派)、もしくはそのシンパが脅威が本格化していきています。

まず、その背景に、シリア国内の情勢悪化による難民がトルコに多数駐留しているとのことですが、彼らの中にIS(イスラム過激派)の連中が紛れ込んでいることが大きな問題となっているので、今回の爆破テロがISの可能性も否定できません。

先日、イギリスの国民投票でEU離脱が過半数を占めた背景には、難民流入を制限してテロの可能性を減らすという目的もあったそうですが、世界中がテロの脅威に怯える中でこのような水際対策を意識していたことは英断だったのかもしれませんね。

 

トルコ国旗

何にせよ、理由としては現政権への反発であることは間違いないのですが、どちらもトルコ政府に対してテロ行為で武力強行をしてくるところが卑劣です。

もしイスタンブールでオリンピック招致が決定していたらと思うと空恐ろしく感じますが、ISも裏では政府と裏取引をしていると言われているので、こうした関係にクルド人武装組織が業を煮やしてテロを行うという指摘もあります。

もちろん憶測の範囲ですが、厳重警備であるトルコの国際空港を狙ってきた辺り、かなり挑戦的なテロであることは間違いありません。

日本でテロが起きる可能性は?

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今後日本でテロが起きる可能性が気になるところですが、当然ながら、テロが起きる可能性はあります。

ただ日本は、武器輸入や難民の流入についての水際対策が出来る方なので、ヨーロッパ諸国やアメリカなどの先進国に比べてテロは起きにくいと言われています。

 

そういえば先日、IS(イスラム過激派)が秘密裏にキルリストを作成していたことが話題になりましたが、日本人の名前や住所などの個人情報が約70名ほど記載されていたようです。

もちろん、そのキルリストの多くはアメリカ人だったので、テロの標的となる優先順位はかなり低いと言えるのですが、それでも4年後にオリンピック開催を控えていることを考えれば、一応の警戒が必要なのは言うまでもありません。

日本人が気をつけなければならないのは、海外渡航中のテロですね。

今年の夏にはリオオリンピックなどで海外渡航が例年より増えるので、こちらは外務省のHPで治安情報などをしっかりと確認するなどして、通常よりも警戒レベルを上げていく必要がありそうです。

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この記事の終わり頃、最新ニュースではトルコのテロについて、『ユルドゥルム首相がISの可能性が高いとの可能性を示している』と伝えていますが、はっきりしたことはまだこれから調査してみたいです。

トルコのテロによる死者は30人超とのこと。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

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