リオオリンピック治安は大丈夫?テロ危険で中止や辞退の可能性は?

松山英樹がリオオリンピックを辞退した時のイメージ

2016年8月6日(日本時間)のリオオリンピック開催日まで1ヶ月を切り、4年に一度のアスリートたちの戦いに期待が高まる反面、『リオの治安は大丈夫なのか?』という声が多く集まっているようです。

最近、世界中でテロが発生し、海外渡航自体危険視されている中で、リオオリンピックでの各演目の突発的な中止や、各国、各選手のオリンピック参加を辞退する可能性なんかも無視できませんよね。

 

ブラジル・リオ市なんかは10年前には『BRICs』の筆頭株とも言われていたのですが、現在では2年前のワールドカップ開催時に比べ経済情勢も傾いており、今年もすでに何度か市民による大きなデモも行われています。

そして、それに伴った治安の悪化によるオリンピックへの不安が、いまだはっきりと払拭できない状況での開催となります。

 

うーん。

本当に大丈夫なんだろうか(。・_・。)

 

まぁ、南アフリカのサッカーワールドカップも治安についてかなり心配されていた中で、なんとか無事に大会を終わらせることができました。 さて今回は、リオオリンピックで一番危険視されているテロの危険や治安の問題について、本当に大丈夫かどうなのか詳しくみていきたいと思います。

『BRICs』は2000年代に最も発展するであろうと言われていたブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国の主に頭文字を取って付けられた総称です。

リオオリンピック治安は大丈夫?

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リオオリンピックの開催まで一ヶ月を切りましたが、先日、リオ市長がオリンピックの治安状況についてインタビューを受けて、その時、バエス市長は

『イラッシャイマセー』

と、日本人記者に対し片言の日本語で返し『リオの治安は問題ない』とアピールしていました。

 

 

いやいや…

イマイチ信用できねーって(笑)

 

 

その時、仮に神妙な顔で答えれたとしても、それはそれで安心できなかったりしするんですけど(笑)

しかし、それで『なるほど、リオオリンピックの治安は大丈夫なんだな!』と裸の大将ばりに納得する日本人はいるめぇと思うのですが、オリンピック開催時には治安部隊8万5千人を投入するとのこと。

 

治安部隊にそれだけの人数を動員できることが凄いのですが

 

それは単なる寄せ集めでは(゚A゚;)?

 

と考えてしまうのですが、実際のところはどうなのか気になるところです。

まさかそこに謎の外国人が警備に当っていたりしたらガクブルものですが(さすがにそれはないか…)、やはりいまのリオ情勢は安全上問題があるとの裏返しとも取れますからね。 リオオリンピック治安状況は、決して予断を許さない感じと言えるのではないでしょうか?

 

リオ市の治安が悪い地域ファベーラ(リオ市内にあるスラム街ファベーラ)

先月、リオ市の外国人観光客が倒れたときに搬送される大病院では、警察とマフィアが銃撃戦を行なったばかりだそうで(日本なら大問題だぜ?)、警備を強化しすぎてマフィアとの関係が余計ピリピリしているのではないかとの懸念も広がっています。

リオ市には大小1,000のスラム街『ファベーラ』が存在するのですが、一部のファベーラではマフィアの潜伏先にもなっており、リオ市を脅かす犯罪の温床になっていることは確かで、過去30年間手付かずだったこの地域を今更なんとかしようと思っても、時期尚早なところがあるのかもしれませんね。

 

ただ、世界中のトップアスリートや、有名人、観光客があつまる大イベントですから、ブラジル政府もワールドカップ&オリンピックに際して『UPP(ウーペーペー)』という軍警察治安維持部隊も設立し、かなり本気で治安回復維持に務めていることは確かです。

 

リオ市内の昨年の治安データによると、

殺人事件は1日平均3.3件(日本の25倍)

強盗事件は1日平均224件(日本の660倍)

にも上るそうです。(ナンテコッタイ!)

 

リオオリンピック治安が大丈夫かどうか日本人の感覚からすると、やはり一抹の不安が残ってしまうところなのではないでしょうか…。

リオオリンピックはテロで危険?

オリンピックで唯一テロを起こした組織のイメージ

リオではギャングやマフィアの抗争なんかもあるそうですが、今一番怖いのは外国人を狙ったテロ行為です。

ここ最近では、特にISIS(イスラム過激派)のテロが注目を集め世界中で大きな問題となっていますが、リオオリンピックではその辺りの危険性も心配されています。

過去のオリンピックを見れば、1972年のドイツ・ミュンヘン・オリンピックでのテロ事件があります。

これは『黒い九月(ブラック・セプテンバー)』というパレスチナの過激派組織が、イスラエルに逮捕されていた同志の釈放を求めてオリンピック選手村に押し入り、イスラエル人選手とコーチ9人を人質に取って籠城したという事件です。

そして最終的にドイツ側の救出作戦は失敗。 人質9人全員、警察官1人、テロリスト5人が死亡するという最悪の結果になりました。(テロ犯は全員、その後に逮捕されている)

 

リオオリンピックの治安を守る治安維持部隊UPP

もちろん、このような過去の事例から学び、大会期間中はそれだけ厳重な警備態勢を整えているので安心なのかもしれません。

しかしある程度の危険予測をし、行動範囲を制限しておくことが必要になってくるでしょう。 例えば、リオオリンピック開催中にテロの危険性があるとするなら、警備が厳重なスタジアムや各大会会場ではなく、市街地(繁華街)でのバーやクラブ、飲食店、その他観光地辺りが狙われるかもしれないので、リオ市街での観光などは、特に用心しながら慎重に行うべきです。

(そんな気分で観光しても楽しくなさそうですが^^;)

 

ブラジル政府の発表によると、ブラジル国内でもISISのシンパが増加傾向にあるそうなので、かなり警戒を強めているとのこと。 そんな中、ブラジルのテロ対策組織は、ISIS(イスラム過激派)がリオオリンピックをターゲットにしていることについて『しっかりとオリンピックに対するテロ脅威として認識している』として、あらゆるテロ攻撃を回避するために治安部隊の増員や特殊訓練などの方策をとっているそうです。

 

それにしても、ここ最近のテロは酷いものがありますからね。

ISISは自爆テロも辞さない覚悟でやってきますから、リオで少しでも不穏な様子を感じたら、自分の身は自分で守れるように危険予測のアンテナを張って、すぐに逃げられるようにしておく必要があるのは言うまでもありません。

リオオリンピック中止や参加辞退の可能性は?

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これほど治安状況の悪さが指摘されているリオオリンピックですが、大会の中止や参加を辞退するという声は上がっていないのでしょうか?

ちなみに過去にオリンピックが中止された例は、世界大戦が理由で中止された1916年のベルリン、1940年のヘルシンキ、1944年のロンドンくらいです。 これは開催国の問題というよりは、世界中が『オリンピックをしている場合じゃない!』といった感じなので、リオオリンピックが治安強化を図っている状況を考えると現時点でリオオリンピックが開催国の都合で中止になる可能性は低いと考えられます。

 

ただ、オリンピック自体は中止になりませんが、試合会場などの変更はあるかもしれません。

例えば、リオでは深刻な水質汚染や蚊によるジカ熱発症が問題となっているので、セイリングなどの屋外競技などの競技会場変更などの可能性は考えられるでしょう。

 

治安が大丈夫な美しいリオオリンピック会場のイメージ

このように様々な問題点を抱えているリオオリンピックなので、参加を辞退する選手が出てきてもおかしくはありません。 それぞれの競技、種目でプロとして活躍している選手の中には、わざわざ治安や環境の悪い場所で選手生命を危険に晒す必要はないと考える選手もいるでしょう。

 

日本では、プロゴルファーの松山英樹選手が日本代表でのリオオリンピックの参加を辞退しています。 これは松山英樹選手自身に蚊によるアレルギーがあるからで、ジカ熱伝染が心配されている蚊の影響を考慮した上で、リオ参加を断念したという理由があるようです。

ゴルフはリオ五輪辞退者が非常に多く、松山選手以外にも、世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)を始めとする、ダニー・ウィレット(イングランド)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、シェーンローリー(アイルランド)、アダム・スコット(オーストラリア)、ブランデン・グレース(南ア)、ルイ・ウースとハウゼン(南ア)、チャール・シュワーツェル(南ア)、マーク・リーシュマン(オーストラリア)、グレアム・マクドウェル(北アイルランド)、ビジェイ・シン(フィジー)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)などの選手がジカ熱懸念を理由リオオリンピック参加辞退を表明しています。

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ただ、アスリートたちにとっては4年に一度のオリンピックなので、やむを得ない理由がない限りは中止することも、選手が辞退することも可能性としては薄いと考えられます。

注意すべきは、リオオリンピック周辺の市街地での犯罪やテロに巻き込まれないようにすることです。

日本に比べるとリオデジャネイロやその周辺地域は非常に治安が悪いと言えるので、リオオリンピックの観戦、応援で渡航する際は、各々の警戒レベルを最大限引き上げておくことに越したことはないでしょう。

【続きは下のリンクから】
リオオリンピックが警察スト!南アW杯より悪い状況?

続きの記事です。併せてお読みくださいね。

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2 Responses to “リオオリンピック治安は大丈夫?テロ危険で中止や辞退の可能性は?”

  1. ボーイセプテンバー より:

    私は40年以上前からボサノバ、ブラジル音楽が好きで風景も女性も美しいリオに憧れていました。
    でも今のブラジル、リオでは、私が選手であろうがなかろうが、カネをもらっても行きたくありません。

    ファベーラからの排泄物、ゴミで汚れきって魚の死骸でいっぱいの黴菌だらけの海。
    ファベーラ乱立で美しさが無くなった景観。
    女性も心なしか品のない人が多くなったような——お母さん、あのイパネマの娘はどこへ行ってしまったんでしょうね。

    そして何よりも治安。警官に給料を出さないんじゃストもしますよ。ブラジルは日本と違いますよ、ギャングとの銃撃戦で警官も命がけですから。「地獄へようこそ」って!?

    まあ、男だしジカをはじめ病気は大したことはない——なんて言ってられないのですよ!テレビで見ましたが財政難で病院は閉鎖、やっててもボロボロ—–医療設備もガタガタ!

    さらにISのテロも怖いですね。少々の引ったくり位なら良いけど、夜の街も歩けない、観光も出来ないなんて——飛行機に約1日乗ってるというのもテロが怖いですよね。

    ウェルカムと手を広げていると言われるキリスト像も、来てはいけないというように見えてしまいます。

  2. せにょもん より:

    普通に観光しましたが、昼間は何も問題ありませんでしたがね。

    たしかに、リオにファベーラはありますが、わざわざファベーラに行かなければ良いだけです。

    ただ、メキシコオリンピックに次いでラテンアメリカで二番目のオリンピックになりますが、当時のメキシコシティーのほうが今のリオより遥かに安全なことはたしかですね。

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