テロが日本で起きる可能性は?イスラム国が日本人を標的にした理由

テロ標的の可能性のある日本のイメージ

テロが日本で起きる可能性というのは、先日のイスラム国過激派によるバングラデシュ・ダッカの日本人が標的にされたテロが起きる前までは、あまり考えたことがありませんでした。

イスラム国から『お前たち日本人は我々のターゲットになっている』と犯行声明を出され、驚いた人も沢山いたと思いますし、これから海外旅行や仕事での渡航の際は、より一層テロに巻き込まれないように気をつける必要があると感じました。

もちろん、IS(イスラム過激派)が日本人を標的にするには理由があり、私たち日本人にとって決して無関心ではいられない問題であることは確かです。

今回は、これから日本でテロが起きる可能性や日本人がイスラム国に標的にされたことについて、色々と考えていきたいと思います。

テロが日本で起きる可能性は?

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バングラディシュの首都ダッカで日本人経営者のレストランが襲撃され、日本人7人を含む20人が死亡した事件を引き起こしたのはIS(過激派イスラム国)に関係するテログループでした。

そして、IS(イスラム国)が『日本、及び日本人はISの標的である』と犯行声明を出し、私たち日本人としてはただ漠然とした不安感が心に募るばかりです。

 

そこで気になるのは、

 

今後日本でテロが起きる可能性

 

についてです。

 

例えば、海外に出ることがなければテロに遭う危険性は格段に減りますが、日本で普通に生活している場合はどうなのでしょうか?

 

この答えについては、外国に比べ日本でイスラム国過激派組織がテロが起きる可能性は極めて低いと言えるでしょう。 もちろん、ISが日本を敵視していると声明を出している限り、東京のど真ん中でテロが起きた時の影響力を考えれば絶対にないとは言い切れません。

 

日本でテロが起きると危険だとわかる画像

彼らは人間が感じる恐怖心で世界を動かし、世界中のメディアやインターネットを使って自分たちの思想や活動の正当性を訴えていますが、いま彼らのこうした狙いが徐々に形になる部分も出てきており、私たち日本人にとっても彼らの活動は恐怖の対象となっている現実があります。

日本にいれば絶対安全ですよとは言い切れませんが、ただ、海外渡航時に比べ、日本にいる状態でIS(イスラム過激派)による直接的なテロに巻き込まれる可能性は低いと言えるでしょう。

イスラム国のテロが日本で起きる可能性が低い?

イスラム国の武装集団

先ほどは、イスラム国のテロが日本で起きる可能性が低いと話したのですが、理由としては、島国故に水際対策ができていることが挙げられます。 特に日本ではイスラム系の移民の数が他の国に比べ少ないこともあって、IS(イスラム国)のコネクションが育ちにくい国でもあるからです。

そして、日本のアンダーグラウンドな世界でもやはり右派の力が強いため、イスラム系の勢力が幅を利かせて好き放題できるわけではありませんし、武器などの持ち込みなども他の国に比べて非常に難しいという現状があります。 さらにイスラム系の人間が、日本での限られた地下入手ルートを確保していると考えるのは、現実的に少々無理があると言えるでしょう。

 

漫画の世界のような話ですが、一応、このような背景があるので、今回バングラデシュ・ダッカのレストランで起きたような銃撃戦や、手榴弾が飛び交うような自爆テロが起きる可能性は低いと考えられます。

しかし、ここ最近のIS(イスラム国)が犯行声明を出しているテロの多くは、いわゆる黒尽くめの武装集団組織直系の人間が起こしているものではなく、彼らイスラム国の思想に共感しているシンパ(賛同者)が起こしているテロだという指摘があります。

つまり、同じ日本人だとしても、日本政府に恨みを持っていたり、世の中に対して脅威を与えたいと考えている人間が、IS(イスラム国)の思想に乗じてテロ行為を行う可能性は否めません。

 

イスラム国に対する日本人の反応(引用元:http://samurai-matome.com/)

とは言いつつも、良い意味でも悪い意味でも、横並びや標準であることを大事に思っている日本人の感覚からすると、仮に街中でターバンを巻いた怪しげな中東系の人間を見れば何かしらの反応はするでしょう。 しかし、同じ日本人が急に刃物を持ちだして無差別に人を斬りつけるようなテロの場合、おそらく咄嗟に反応したり、対処できるものではありません。

先月もIS(イスラム国)が地下ネットワークを使って、仲間や同志に向けて、自分たちがターゲットにすべき人間のキルリストを流していました。 詳しくはコチラの記事イスラム国のリスト公開に日本人の名前と住所も!誰が狙われてる?を読んでみてくださいね。

 

イスラム国が日本を狙っているリスト画像

バングラデシュ・ダッカのレストラン襲撃事件も、裕福な家庭で育ち、高い学力を持ったISシンパが起こしたテロだと言われています。 ISの連中はインターネットを上手に使って仲間を募り、世界中のメディアに自分たちのテロ活動をアピールすることで、活動の幅を広めたり、巧妙に世界中の人々の恐怖心を煽っています。

たとえ日本が比較的安全な国だとしても、今はどんな場所でもテロが起きる可能性があることは、少し頭の片隅に置いておいた方がいいかもしれませんね。

日本のテロ警備は世界最低レベルという現実

リオオリンピックの治安を守る軍警察治安維持部隊(リオの治安を守る軍警察治安維持部隊)

ただ、日本でテロが起きる可能性が低いといっても、それはこれまでの話に過ぎません。

2020年には東京オリンピックが開催されるので、これからますますテロへの警戒は強化していくべき課題になっていくことでしょう。

 

今年開催されるリオオリンピックでは軍警察治安維持部隊が投入され、彼らの一人一人が映画でしか見たことのないような銃を持ち、各所警備に当っています。 もちろん、日本では考えられないことですが、例えば、リオオリンピックの最中にテロ行為などの不穏な様子があった場合、テロリストはあっという間に始末されてしまうことでしょう。

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日本で銃器犯罪が少ないのは、テロ対策などでその侵入を水際で防いでいるからなのですが、その反面、万が一何かテロ事件が起きた時は対処がお粗末なものになってしまう可能性があります。 このような現実は、実際に何かが起こった時に知ったのでは遅すぎるので、しっかりと認識しておく必要があることは言うまでもありません。

イスラム国が日本人を標的にした理由

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そもそも、なぜ日本人がIS(イスラム国)の人たちに標的されているのでしょうか?

そこに何か明確な理由があるのか気になるところですが、日本人がテロに巻き込まれたのは今回に限った話ではありません。 昨年、イスラム国からの日本人人質に対する身代金2億ドル要求事件が世間を騒がせましたが、それ以降、イスラム過激派による日本人人質事件が絶えないことは憂えるべきことでしょう。

 

日本がイスラム国を敵に回した安倍首相のひとこと

2013年1月16日にも、アルジェリアで日本人10人がアルカイダ系のイスラム過激派組織のテロに巻き込まれたことがありました。 この時人質として捕まった外国人は日本人10人を含む41人。 アルカイダ系組織『イスラム聖戦士血盟団』が要求したのは、フランス軍による軍事作戦の停止政府に逮捕されたイスラム過激派メンバーの釈放だったのですが、最終的にはアルジェリア軍の特殊部隊が鎮圧。 捕らえられていた10人の日本人は全員死亡することとなりました。

 

私たちがここで認識しておかなくてはいけないのは、イスラム国やアルカイダなどのイスラム過激派から日本人を含む外国人が標的とされていることです。

 

イスラム国が日本をテロの標的と認識している画像

9.11同時多発テロ以降、アメリカがイスラム過激派に対してテロ対策を強化する上で、日本政府もその戦いに参加せざるを得なかったわけですが、憲法第九条により直接的な攻撃には参加していないとしても、イスラム国が日本を敵視する理由としては十分な根拠となっています。

 

アメリカがイスラム国に睨みを利かせている限り、日本がそれを無関心でやり過ごすことは難しいのですが、譲歩譲歩で非軍事分野という間接的な係わりであっても、人道支援や経済援助という形でもアメリカと連携している限り、ISやアルカイダ系のイスラム過激派からは『日本人も敵である』ということになっているのです。

 

イスラム国が日本をテロの標的と認識している画像

どんな漫画でも勝手にライバル視するキャラが出てきますが、実際にテログループからそう告げられるとまったく盛り上がらないし、ワクワクもしません。

 

世界はテロ根絶へと舵を切っていますが、日本だけが憲法第九条を盾に人道支援や経済援助という形で誤魔化してきました。 しかし悪い言い方をすると、それは一部の日本人を誤魔化すために利用しているだけで、テロ行為を行うイスラム国にはまったく通用していないことが判明しました。

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世界中の多くの人が戦争を望んでいませんし、殺し合う世界を望んでいるわけではないでしょう。

しかし、イスラム国過激派の人間が日本人を明確に標的と見なし、『これからも楽しみにしていろ』と挑戦的且つ殺戮を厭わない姿勢に対して、私たち日本人は危機感を抱き、何か感じるところがないといけないのかもしれません。

日本はとっくに米国を始めとする国際的なテロ対策の船に乗っかっています。

後戻りできない今、自分たちの身は自分たちで考えて守っていく必要があるのではないでしょうか。

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