分限免職処分とは?大阪市女性教諭の不適切指導でも退職金はある?

分断免職処分の大阪市女性教諭にひとこと

大阪の特別支援学校(障がい者向けの学校)で、女性教諭が分限免職処分になったそうです。

分限免職処分とは、あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、わかりやすくその意味を説明すると、『懲罰的な意味がない懲戒処分』のことです。 要するに、『クビなんだけどペナルティがないよ』っていう体のいい懲戒免職で、退職金も基本的に支給されることになります。

 

ただ、今回の大阪市教育委員会がこの辞令を言い渡したのは良いのですが、この女性教諭のやった不適切指導に対して退職金が支払われるのは如何なものかなと思ったので、ちょっと怒りの記事投稿です(プンプン)。

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大阪市女性教諭が不適切指導で分断免職処分

2016年7月11日、大阪市教育委員会が教員としての適格性が認められないとして、ある女性教諭を分限免職処分にしたというニュースが報じられていました。

 

ほうほう、何やったんだ?

 

と、そのニュースを見てみると以下のような事が書いてありました。

短いニュースなので全文引用します。

指導力不足で研修を約1年間受けさせたものの改善せず教員として適格性を欠くとして、大阪市教育委員会は11日、地方公務員法に基づき、中学校教諭の女性を同日付で分限免職とした。女性は特別支援学校勤務時、全盲の生徒に「時計を見なさい」と発言するなどしたとして、校長や地元から「指導が不適切」との訴えが出ていたという。

 ほかにも、右手にまひがある生徒に左手で急須を、右手でそのふたを持たせ、生徒が「こわい、熱い」と言うのも構わずにやらせるなどしていたという。

 市教委は女性を昨年6月に「指導が不適切な教員」と認定。同7月からこれまで授業力向上などのための研修を受けさせたものの、女性は「自分には課題はない」「課題が改善していないと言われる理由が理解できない」などと述べ、改善がみられなかったという。

 市教委は、元特別支援学校勤務の中学教諭は人数が限られるとの理由で、女性の年齢などを非公表とした。

引用元:産経WEST

短いニュースなので、ある程度推測するしかないのですが、この女性教諭は『かなり危ない人間じゃないの?』という印象を受けてしまいました。

学校教諭でたまに視野が狭い人がいますが、なぜこのような女性教諭が特別支援学校で勤務できているのかが疑問ですね。 特別支援学校にもよるのかもしれませんが、ほぼマンツーマンで指導に当たるのに、うっかり自分の子供にこのように視野狭窄した担任が付いたら笑えません。

 

実際に約1年間教育を受けさせたということですが、教育現場で生徒たちに何らかの指導で関わり、周囲の人たちからクレームが来ていたのであれば、彼らとの携わり方が相当ひどかったと思うのですが、はたして今回の分限免職処分は適切な処分だったのでしょうか?

分限免職処分とは?

分断免職処分とは何か?のイメージ

そもそも分断免職処分とは一体何なのでしょうか?

今回の大阪市の女性教諭の場合、全盲の生徒や障がい者に対して差別的な発言、指導を行なっているので懲戒免職に値するのではないかと疑問に思うのですが、今回の処分は『分断免職』に当たるそうです。

 

冒頭でも言ったように、分断免職処分というのは、ひとことで言うと『体のいいクビ』ということです。

懲戒免職というのは、職場内の規律や秩序を守るために、ペナルティを与えるという意味で任命権者が公務員の職を剥奪することを言うのですが、分断免職処分と一体何が違うのでしょうか?

ここが少しややこしいところなので、わかりやすくまとめてみました。

 

懲戒免職

  • ペナルティありきの免職
  • 退職手当なし
  • 失業保険なし
  • 年金が60ヶ月間半額支給
  • 申請により即日免職が可能
  • 名前や職名公表される(20歳以上)

 

分限免職

  • 組織運営に相応しくないための免職
  • 退職手当あり
  • 失業保険あり
  • 年金ペナルティなし
  • 適格性を見るため免職に一定期間必要
  • 名前は公表されない

 

比べてみるとわかりやすいかと思うのですが、懲戒免職処分というのは公務員が受けるペナルティの中で一番重いペナルティであることがわかります。 それに対して分限免職処分は、あくまでも公務員として組織の中で職務を全うすることが難しいと判断した上での退職処分と言えるでしょう。

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大阪市女性教諭の不適切指導でも退職金はある?

今回の大阪市の女性教諭の不適切な指導は、結局『分限免職処分』に至ったとのことですが、この女性教諭が退職するにしても、ちょっと納得いかないと思われた人は多かったのではないでしょうか?

なんとなく公務員の不祥事については懲戒免職という言葉の方が先に立つところがあるのですが、確かにどこの学校でもこの女性教諭のように不適切な指導をする先生はいるでしょうし、このような人たちに対して一々懲戒免職処分を言い渡していたら教育現場が破綻してしまうのかもしれません。

 

ただ、退職金はしっかり支払われるんですよね…。

ニュース記事を読む限り、かなり人間性に問題があるように思えるし、校長や地元(父兄や地域の支援団体かな?)からクレームがあったということは日常的に不適切な指導をしていたということですよね。

 

さらには自分には非がないという始末…。

 

1年以上もお世話になって、差別行為・差別発言まで指摘されてて、まさか退職金は受け取るまいな女性教諭よ。(受け取るだろうけど)

今回、分限免職処分ということでこの件はお終いということらしいですが、特別支援学校の生徒は虐待まがいの被害を受けて、この女性教諭の名前も年齢もわからなければ、税金で給料も退職金も支払われる。 そして、この女性教諭が次にどこへ行くかもわからない…。

 

ただ、反省してるならいいよ?

でも…、

居直ってんじゃん!

 

公務員として雇うのであれば、ニュースになるほど問題を起こしてる人間をそのまま社会にリリースすんなっつーの!

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虐待ともいえる差別行為・差別発言を受けてた生徒が可哀想だし、辞めさせて終わりというのはどうかと思うのですが、大阪市教育委員会はそのあたりどう思ってるんでしょうかね?

分断免職処分で体よく片す前に、なぜこのような女性教諭が1年以上も職務に就けていた上に退職金まで支給されるのか、やはり疑問が残るところです。

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One Response to “分限免職処分とは?大阪市女性教諭の不適切指導でも退職金はある?”

  1. 退職者 より:

    依願退職と変わりはなく退職金が減額されずに受けとれるので辞めたい人と上司や同僚などに報復仕返ししたい人には打って付けです。

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