不気味の谷現象とは?需要が高まる3DCG美少女Sayaの完成度!

不気味の谷を越えた3DCG美少女Sayaのテクスチャ画像

不気味の谷現象という言葉をご存知でしょうか?

なんともオドロオドロしい名前ですが、この不気味の谷というのは、人間がロボットが人間らしさを身につけていく過程で、実際の人間が嫌悪感を覚える瞬間のこと。 そして、さらにロボットが人間の外観や動作と見分けがつかなくなる不気味の谷を超えると、次はそれが好意に変わるという概念のことを不気味の谷現象と言うそうです。

そして、その不気味の谷を越えたと話題になっているのが、3DCG美少女『Saya』の存在です。

ちょうど約1年前に、ツイッター上で突然投稿されて大きな反響を呼んだこの3DCG美少女Sayaの画像ですが、この度、2016年度版が公開されてさらにリアルになったとのこと。

今回は不気味の谷現象について初心者にもわかりやすく解説しつつ、今後、需要が高まりそうなこの技術革新について色々と見ていきたいと思います♪

不気味の谷現象とは?

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先日9月9日にツイッター上で投稿された3DCG美少女Sayaの2016年度版が、不気味の谷を越えたということで話題となっていました。 一目見ればその凄さがわかっても、そもそも、この不気味の谷というのが何なのかわからない人も多いのではないでしょうか?

不気味の谷というのは、一般的に不気味の谷現象と呼ばれ、ロボットや二次元上の3DCGに対して、人間が嫌悪感を抱くポイントを指摘したものです。

不気味の谷現象を解説した図

ロボット工学者の森政弘・東京工業大学名誉教授が1970年に提唱した。森は、人間のロボットに対する感情的反応について、ロボットがその外観や動作において、より人間らしく作られるようになるにつれ、より好感的、共感的になっていくが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わると予想した。人間の外観や動作と見分けがつかなくなると再びより強い好感に転じ、人間と同じような親近感を覚えるようになると考えた。

外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットと「人間と全く同じ」ロボットは、見る者の感情的反応に差がでるだろうと予想できる。この二つの感情的反応の差をグラフ化した際に現れる強い嫌悪感を表す谷を「不気味の谷」と呼ぶ。人間とロボットが生産的に共同作業を行うためには、人間がロボットに対して親近感を持ちうることが不可欠だが、「人間に近い」ロボットは、人間にとってひどく「奇妙」に感じられ、親近感を持てないことから名付けられた。

引用元:ウィキペディア

 

この不気味の谷現象は、人工知能を持った人間に近いロボットや人間に似せられた画面上の3DCGが、なぜ『不気味』と表現されてしまうのかが非常に興味深い話で、人間に似せれば似せるほど『不完全な人間(病気や精神障害)』を想起させてしまうからなんだそうです。

つまり、『人間なんだろうけど何かおかしい…』と、脳がある種の薄気味悪さを感じるということですね。

ただ、その『何かおかしい』とか『不気味に感じる』というポイントを越えると、脳は非人間的なロボットや3DCGに対して違和感の壁を通り越し好意しか感じなくなるというのです。

もちろん、この不気味の谷を越えるようなものはまだほとんど皆無に等しいでしょうし、人間とほとんど変わらないロボットや3DCGが出てきた時に、実際、私たちがどのような感情が抱くかはわからないのは言うまでもありません。

需要が高まる3DCG美少女Sayaの完成度!

不気味の谷を越えた3DCG美少女Sayaの最新画像

そんな不気味の谷を越えたと言われる3DCG美少女Sayaの2016年度版の画像ですが、この完成度はいかがでしょうか? パッと見た感じ、どこにでもいる可愛い女子高生に見えます。

あなたが友人や知人に、この3DCG美少女Sayaの画像だけ見せたとしても、それがCGだとはっきりと指摘する人はおそらく少数でしょう。 ひょっとすると、ほとんどいないかもしれません。

ということは、完全に脳は不気味の谷を越えたことが実証されたことになりそうです。

ちなみに、この3DCG美少女Sayaを作ったのは石川晃之&石川友香(TELYUKA)という夫婦でユニットを組んでいるデジタルアーティストだそうです。 現在、国内外から非常に注目が集まっています。

 

見る限り、かなり実写の女子高生に近く、この3DGGの技術革新が各方面で汎用されるようになれば、色々と需要と供給が高まりそうです。 映画『アバター』なんかはフル3DCGだったわけですが、今考えると『不気味の谷のアバター』ってジブリ風のタイトルにした方がよかったかもしれません(笑) 余談ですが、ラブドール(大人向けのマネキンみたいなもの)のクオリティも今やかなりのハイクオリティだそうで、その業界では高需要が期待されているというのを耳にしたことがあります。

 

世の中には二次元のキャラクターと結婚式を上げる人もいるそうですからね。 ちょっと理解しがたい話ですが、この3DCG美少女Sayaのクオリティの高さで人工知能がさらに発達すれば、スマホ片手にテレビ電話風に孤独を紛らわせる人も出てくるかもしれませんね。

不気味の谷現象を越えると市場は加速する?

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しかしながら、3DCG美少女Sayaの質感などは、ほぼ人間に近いものを感じます。 私もCGと言われなければ、実写だと思っていたでしょう。

いま、世の中ではリアルな人間の整形も多く、そりゃ高須院長もヘリに乗るわって感じですが、逆に整形美女に不気味の谷現象を感じたりしますよね。 3DCGや人工知能がここまで革新的に発達してくると、分家が本家を上回るなんてこともあったりして(笑)

いや、笑い事じゃないか。

映画『2001年宇宙の旅』とか、漫画『スプリガン』の最終回みたいな世界はまだまだ先のことだと思ってたけど(「私の計算によるとお前たち人間は地球にとって害悪でしかない…だから滅びろ」っていうアレね)、案外それは近いのかもしれませんね。

2001年宇宙の旅の人工知能の画像(2001年宇宙の旅の人工知能HAL9000)

 

発展の裏には退廃があるものですが、今回、3DCG美少女Sayaが不気味の谷現象の先の世界を感じさせてくれたことから、あらゆる市場が活性・加速していきそうです。 なぜなら、3DCG美少女Sayaのように不気味の谷を超えるハイクオリティのものであるならば、本来人間がすべき分野に同等のレベルで参入しながら人間的感情で仕事を選ばないわけですからね。 それはなにも大人のマーケットの話だけではなく、宗教や戦争、反社会的なことにだって使用されることも考えられるわけです。

いままで天然素材のイメージ産業で発展してきた世界中のマーケットのアドバンテージを考えれば、ここまで人間の質感を再現できる3DCGの技術革新に対して可能性を感じずにはいられませんよね。

まぁ単純に、好みの芸能人に似た3DCGをリクエストできるとすれば、誰だって妄想は膨らむってものでしょう。 それを良いと思うのか悪いと思うのかは別にして…。

まずは東京五輪のオープニングとかで、NHKのアナウンサーが『これはすべてCGでできているんですよぉ~』なんつって、実写と見紛うようなフル3DCGのセレモニーなんかするかもしれませんね。 なんといっても、電子・電脳の街トキオっていうブランドは押し出してくるでしょうからね。

ということで、今回は不気味の谷現象と3DCG美少女Sayaの話をしてみました。 少し、期待と不安が入り混じった不思議な感覚を抱いてしまいましたが、個人的にはこの技術革新には非常に期待したいところです。

追記(2017/9/2)

sayaの最新映像が公開されました。

こりゃスゴイですね…。

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