大口病院点滴異物混入事件が未解決で迷宮入りする可能性が高い!?

大口病院外観

2016年9月23日に横浜市大口病院で発覚した点滴異物混入殺人事件ですが、いまだ未解決のまま犯人特定・逮捕がされないままでいます。

もちろん、神奈川県警が現在も大口病院での立入検査を行っているとのことですが、捜査関係者の話によると、外側から状況証拠を固めるにとどまっているようで、なかなか犯人逮捕には至らない状況だと見られています。 大口病院の4階という限られた空間内で、これほどまでに捜査が難航しているとなると、このまま未解決のまま迷宮入りする可能性も高くなってきましたが、この点滴異物混入殺人事件には、7月から9月までの2ヶ月間で亡くなった約50人の患者の死因についても関連性が見られているので、このまま迷宮入りさせてはいけない事件であることは言うまでもありません。

今回は、新たな病院関係者の証言なども発覚してきたとのことで、この事件の裏側を読み解いていきたいと思います。

大口病院点滴異物混入事件が未解決のまま

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大口病院4階で起きた点滴異物混入事件は、点滴内に何者かが同階ナースステーションに常備されてあった消毒液を混入させ、2名の入院患者を中毒死させた殺人事件なのですが、いまだに犯人の特定・逮捕まで至らずに未解決のままです。

大口病院の4階という限られたスペースの中で起きた事件ということで、当初は誰もがすぐに犯人が逮捕されるだろうと考えていたのですが、物的証拠が揃わずに捜査が難航しているようです。

前回記事でも書いたのですが、週刊現代が取材した捜査関係者の情報によると、ある看護師に目星をつけているようで、同病院3階・2階の看護師にも色々と事情を聞きながら捜査を進めているとのこと。 ただ、目星をつけながらも証拠が揃わないと裏が取れないので、そこから大きな一手が打てずにいる状況。

しかし、このままだと犯行の動機もいまいちはっきりしないまま、大口病院の患者や職員、近くの住民は不安を抱えたまま生活をしなければならないので、そろそろ大きな捜査の進展の一報が聞きたいところです。

大口病院点滴異物混入事件が迷宮入りする可能性が高い!?

神奈川県警が大口病院に立入検査

このままはっきりとした物的証拠が押収できないとなると、大口病院で起きた点滴異物混入事件が迷宮入りする可能性も高くなってきます。

しかし、警察がある程度目星をつけ、状況証拠を固めて逮捕に踏み切って、容疑者に犯行を自供させれば良いのではないかという考え方もあるのですが、これだけ世間が注目している事件について、平然と逃げ回っている犯人の心境から自責の念は薄いと見られるので、法定で争った時に大きく揉める可能性が高く、ここは慎重に捜査を進める方が良いとされるのです。

今回は特に重篤な高齢者を狙った犯行とされているので、被害者が高齢者の場合、証言能力に不備を取られるケースも考えて、できるだけ逃げられない証拠を抑えた上での逮捕・立件をしたいところでしょう。

 

ただ、時間が経てば経つほど、犯人に犯行時の証拠を隠滅される可能性も高くなってくるので、このような殺人事件は時間との戦いになるのですが、改めて大口病院でこのような点滴異物混入事件が起きた背景を考えると、犯人の特定が遅いのはある意味仕方がないことだとわかってきます。

まず、大口病院が実質的に終末期医療の病院として患者を受け入れていたことで、点滴などの管理が甘くなっていたことが問題視されていますが、東京大学医学部特任教授の上昌広氏によると、終末期医療は国が医療費抑制を目的としている面から、施設側も管理体制に不備が生じてしまうことはよくあることだそうです。

このような医療品・医薬品の管理不十分は、医療関係者の重労働の観点からみても完全を期することは難しいようで、今回のように大口病院に監視カメラや防犯カメラなどの設備が整ってない中では、物的証拠の発見や犯行の特定に時間がかかってしまうケースはよくあるとのこと。

しかし、このまま物的証拠が揃わないとなると、目星をつけている容疑者を状況証拠で引っ張って自供させるくらいしか方法がなさそうですが、下手すると本当に迷宮入りする可能性も低くはないということですね。

大口病院点滴異物混入事件の犯人が野放しという怖さ

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大口病院の点滴異物混入事件の犯人の特定・逮捕がまだということは、いまだに犯人が野放しということになるのですが、犯人はいま何を考えて生きているのでしょうか?

以前、大口病院でパート看護師として勤務していた看護師の話をある記事で読んだのですが、やはり大口病院の勤務者の中には労働条件や勤務環境に不満を持っている職員が多くいたそうです。

その方は、現在、別の病院・施設での現役看護師だそうですが、大口病院の実態について次のように語っていました。

外来担当は看護師が20~30人、(今回事件が起きた)病棟担当はもう少し多かったけど、そのほとんどが准看護師でした。私もパートで、時給は1700円と、相場より安かった。

パワハラも蔓延し、看護師不足が常態化していた。常にハローワークに求人をかけている状態でした。採血など初歩的なスキルさえ未熟な看護師もおり、ストレスで精神を病んだり、ほかの病院を解雇された看護師もいました。

引用元:週刊FLASH

絵に描いたような負の連鎖ですが、ただでさえ労働がキツいと言われる看護業務において、このような労働環境・条件ではストレスもひどかったことでしょう。 さらに看護師同士のイジメや、フロアごとに閉鎖的な人間関係だったことも明らかになっていますから、とても風通しの良い職場ではなかったことが想像できます。

このような職場環境で行われた点滴異物混入殺人事件となると、容疑者を特定するのに情報が錯綜しても無理はないのかもしれませんね。 推理小説やサスペンスドラマのように、状況証拠でぐうの音も言わせないほどのものでない限り立件が難しいとなると、この先、この事件の落とし所が注目されるのですが、犯人がその時どんな気分でいるのかを考えると、必ず事件の真相を追求して欲しいところです。

 

交通事故なども、ドライブレコーダー搭載車は事故後のトラブルが激減すると言われていますが、今後の医療事故やトラブル回避を考えると、少なくとも薬品類を管理している場所での防犯・監視カメラの設置くらいはしてもいいのかもしれませんね。(大口病院は事件後に防犯カメラ設置済み)

監視社会というのはあまりいい気はしませんが、あらゆる事件の立件・立証に監視カメラの記録が役立っているという実績は計り知れません。 全然関係ないことですが、大口病院がこれほどまでに薬の管理が甘かったとなると、これまで自分用に処方箋などを持ち帰っている看護師がいてもおかしくないですからね。 もちろん、そういう可能性もあるというだけの話なので、実際にそういうことがあったということではありません。 ただ、その場合、業務上横領罪にも問われることになりますが、それくらいのことが簡単にできてしまう職場環境に、どうしても疑問を持ってしまわざるを得ません。

大口病院の点滴異物混入事件が迷宮入りすることなく、無事に解決に向かうことを祈ります。

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One Response to “大口病院点滴異物混入事件が未解決で迷宮入りする可能性が高い!?”

  1. カンナ より:

    大口薬物混入事件の犯人は逮捕されない。

    警察は見逃すことになる。

    なぜなら対象となる被害者がすべて非生産的人間だから。

    世論の動向が、非生産性の高い団塊の世代の抹殺にあるからだろう。

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