平塚市の無認可保育所で乳幼児死亡…男の保育士が犯人とは酷い話だ

無認可託児所ちびっこBOY(平塚市)

2015年12月、神奈川県平塚市の無認可保育所『ちびっこBOY』で生後4ヶ月の乳幼児が死亡した事件がありました。 そして2016年10月21日、当時保育士として勤務していた角田悠輔容疑者(34)が傷害致死容疑で逮捕されたとのこと。 そして、事件の証拠となりうる保育所内のパソコンを意図的に壊し証拠隠滅を図ったとして、経営者の林哲也容疑者(49)も同時に逮捕。

なんだかため息しか出ない話ですが、このように犯人特定が真っ先にされそうな人物の殺人未遂容疑者の逮捕にも時間がかかるものなんですねぇ。 ちなみにこの角田悠輔容疑者は容疑を否認しているそうですが、どういう理由で「やってない」なんて言ってるのでしょうか?

色々と疑問の多いこの事件について詳しくみていきましょう。

無認可託児所ちびっこBOY事件当時の状況(事件当時の状況:乳幼児は防犯カメラに映ってなかったとされる)

平塚市の無認可保育所で乳幼児死亡

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昨年12月6日、神奈川県平塚市の無認可保育所『ちびっこBOY』で、生後4ヶ月の乳幼児・出縄望翔(いでなわりんと)くんが亡くなった事件ですが、当時、1人で勤務していた男性保育士である角田悠輔(つのだゆうすけ)容疑者が男児に暴行を加え、脳挫滅で死なせたとして、本日逮捕されたことがニュースで伝えられていました。

事件日の午前4時半頃、この男性保育士は『乳幼児が息をしていない』として119番通報し、緊急搬送された病院で望翔くんが死亡したそうですが、その後の司法解剖では『頭の骨を折ったことによる脳挫滅』が死因だと判明。

ちびっこBOY男性保育士の証言

そして、この男性保育士はその後、乳幼児の異変に対して知らぬ存ぜぬを通していたそうですが、ようやく事件から10ヶ月後に逮捕されることとなったのでした。

そして、保育所内の証拠となりうるパソコンを損壊させたとして、経営者の男も証拠隠滅容疑で逮捕されたとのことですが、まったくフザケた話です。

というのも、認可外の託児所では2人体制で勤務することが義務付けられており、この託児所がこれまでに何度か行政指導を受けていました。 つまり、これまでの業務体制などがすべて明らかになってしまえばマズイので、ちびっこBOYの経営者の男が保身に走り証拠隠滅を図ったと考えられるからです。

無認可保育所(託児所)の問題点についてはこれまでにもよくニュースで取り上げられますが、経営者が事件(事故)などの状況を含め、過去の業務内容が浮き彫りになることを恐れたというのは、まったくもって酷い話なのではないでしょうか?

乳幼児を死亡させた犯人が男の保育士とは酷い話だ

無認可託児所ちびっこBOY外観

乳幼児を死亡させた犯人が男性保育士ということで、子供の安全を守る場所での凶行に驚きを隠せません。

事件が起きた保育所ちびっこBOYは24時間対応の、いわゆる無認可の託児所。 ご存知の通り、国が正式に認可している保育所ではなく、夜の仕事をされている共働きの家族やシングルマザー・シングルファーザーの駆け込み寺のような場所ですが、ちびっこBOYは対象が3ヶ月から6歳までの乳幼児・幼児の面倒をみてくれるところだったそうです。

問題点を一概に無認可の託児所に当てると難しい話になりますが、生後4ヶ月の乳幼児を預けざるを得ない状況があることは、国も暗黙に了承せざるを得ないというのが現状です。 事件当日にも何人かの子供がお泊りをしていたそうなので、このような無認可保育所に一定数の需要があることがわかります。

平塚市の無認可保育所ちびっこBOYも、その名前から男児専用の保育所だったのかもしれませんが、以前、日本テレビが経営者の男に取材したところ、逮捕された男性保育士が使用していたパソコンには子供の裸の写真画像が保存されていたそうです。 これが経営者の男がパソコンを壊した理由だそうですが、過去に何度か行政指導を受けていた過去からして、他にもパソコンを壊したい理由はあったと考えられます。(普通、それだけでパソコンを壊す動機にはならないですからね)

無認可託児所ちびっこBOY経営者証言

この話の内容からして、経営者が嫌悪感を示していることから、お風呂などの健全な写真画像ではないと想像してしまうのですが、もしそれが予想通りの話であれば、こんな気持ち悪い男性保育士にワンオペで子供を預けることほど恐ろしいことはありません。

このような証言もあります。

■託児所の関係者「びっくりして、ショックで言葉が見当たらないですね」「(角田容疑者は)お母さん方にも本当に人気があって、子供にも人気があるという印象ですね」

■角田容疑者の父親「いきなりのことで本当に信じられないのが現実です。子どもが好きな息子の性格で、子どもに暴力をふるうのは全く信じられない」

引用元:日テレニュース24

今年の5月には、テレビのインタビューで「子供が好きで保育士を目指しました」と話していた男性保育士ですが、いわゆる小児性愛(ペドフィリア)気質があった可能性も考えらなくもありません。 しかし、生後4ヶ月の乳幼児に危害を与える精神状態はどう考えても異常なのではないでしょうか?

今回はこの男性保育士の異常性が特異なものであると信じたいのですが、やはり母性という点で男性保育士は女性保育士より劣っているというイメージがより強固になるのは必至なので、この男性保育士と経営者の罪は非常に重いものであると考えられます。

無認可保育所や男性保育士の問題点

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神奈川県平塚市の無認可保育所ちびっこBOYでの事件は、保育園などの待機児童問題に対して暗い影を落としました。

現在、夜の仕事をしている親やシングルマザーのために、国は無認可保育所に頼らざるを得ない状況にあり、保育士がハードワークな上に給料が少ないこともよく問題に上がっています。 現状、このような問題がある中で、今回さらに無認可保育所の安全性や男性保育士の質のイメージが損なわれて本当に困る家族もいるからです。

特に保育士問題ですが、逮捕された男性保育士も34歳(おそらく独身)だったことから、なんとなくワーキングプアに近い状態であり、社会的弱者としての被害者意識があったのかもしれません。

同じ神奈川県では、有料老人ホーム介護士が施設利用者を転落死させたり、相模原市の障害者施設では元施設職員が19人の障害者を殺害したり、横浜市の大口病院では病院関係者が点滴に異物を混入させて患者を死亡させた疑いがあるとして捜査が進んでいたりします。

介護職員・看護師・保育士など、福祉の世界ではこれまで考えられなかったような事が業界従事者によって引き起こされている事件として、よくニュースで報じられています。 その背景には、いくつもの解決されていない社会問題が隠されており、それらが彼らの犯行の動機の元となっていることが伺えます。

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今回、無認可保育所にワンオペで男性保育士が勤務していたことを考えると、やはりそこには待機児童問題やワーキングプアなどの社会問題が浮かび上がってきます。

逮捕された男性保育士は容疑を否認しているそうですが、どんな理由があれども、もし生後4ヶ月の乳幼児に暴行を加えるようなことがあったとするならば、これほど非道い話はありません。 そんな人間がいるとは信じたくないですから…。

亡くなった乳幼児のご冥福をお祈りします。

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