トランプショックまとめ!日本為替・株価市場に与えた影響が酷い!

トランプショックと為替チャート

2016年11月9日(日本時間)、アメリカがトランプ氏を大統領に選び、日本の株価・為替が大きく乱れトランプショックと呼ばれる現象が起きたことで、早速、日本経済にもその余波が影響しています。

アメリカ大統領選挙が、日本の株価や為替に多少の影響があるのは想定されていましたが、劣勢だと思われていたトランプ氏の優勢がニュースで報じられる度に、株価やドルが大幅に下がっては全戻しするという大波乱ぶり。 これはマスコミ報道とは裏腹の状況だったので、大多数の投資家は情報収集の甲斐むなしく、この大波に巻き込まれた形になったのではないでしょうか?

これはEU離脱の時の為替・株価の動きとはまた違うチャートを描いているので、一筋縄ではいかない面白さを感じるところもありますが、今後の参考のためにもこのトランプショックをまとめておきたいと思います。(ちなみに私はドル円で大負けしました・泣)

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トランプショックで日本為替・株式市場に影響

 日本時間で2016年11月9日、アメリカの時期大統領にドナルド・トランプ氏が選ばれることになりました。 昨年の今頃は、この変な髪型で知られる(失礼)泡沫候補がアメリカ大統領選挙でトップに立つとは誰も思ってなかったことでしょう。

トランプ氏は外交に対して挑戦的で過激な発言を繰り返し、ある意味『政治的でない』公約を持って世界中から大きな注目を集めていましたが、誰もがそれを話半分に聞いていました。

しかし!

フタを開けると、ナショナリズム回帰を求める白人の得票数がドッなだれ込み、あれよあれよと言う間にトランプ氏が勝敗を左右する接戦州を制していくといった状況。 そして、それが速報で流れる度に日本の株価が下がり、円高になっていったわけですが、『ひょっとしたら、トランプ氏が優勢になるかもしれない』と見ていた人にとっては、ある程度予想されていたことでした。

この『ひょっとしたら…』というのは、いままでにも突発的に情勢が変わりうるテロやEU離脱など世界市場が不安定になると予想されることでも経験しています。 EU離脱の時と同様、トランプ氏が大統領になれば、今後の経済政策の先行き不透明ということで、安全資産となる円が買われやすくなります。

基本的に、既存のアメリカから考える金融の流れはドル高方向なのですが、事前調査に反してトランプ氏が接戦州を勝ち取っていったことで、今回も大きく円高ドル安に振れてしまい、株価も一時、下落幅が1000円を超えてしまったということですね。

トランプショックについてのツイート 
トランプショック真っ最中の為替チャート(トランプショック真っ最中のドル円為替チャート)

 

まぁ、これがトランプショックということですが、ただ単に株価を下げ、円高ドル安になっただけではありません。

正直、ここからが今回のトランプショックの本当の衝撃と言えるところなのですが、まずは為替。 東京金融市場では、トランプ氏の優勢がテレビで伝えられる度に円が一気に4円落ちで101円台をマーク。 ここまではEU離脱決定の時と同じなので、さらに円買いが加速するかと思いきや、トランプ大統領の勝利が確定すると、そこから一気にドル円が急上昇し、半日も経たないうちに全戻し以上のほぼ106円近くをマーク。 わずか24時間で上下約10円の値動きなので、こりゃ大損こいたトレーダーもかなり居たはず。

そして株価も、翌10日の東京株ではなんと上げ幅1000円超えで、前日の終値919円安を午前中で取り戻すという波乱ぶり。

『市場は常に予想の裏を行く』なんて言葉もありますが、今回のトランプショックはまさにその言葉の象徴的な出来事と言えるのかもしれませんね。

トランプショックで市場が混乱した理由

トランプショックで市場が混乱した理由は、今となってみれば明快にわかります。

まず、トランプ氏が大統領選挙を制するという可能性が非常に低いと見られていたこと。 これは、アメリカが一年間かけて行う大統領選挙期間中ずっとその傾向だったので、『なぜこんな結果に?ホワイ?』と予想を裏切られた思いを持つ投資家は少なくないでしょう。

世界中のマスコミがヒラリー・クリントン氏が優勢であると報じ続けた結果、『勝てば官軍』『終わりよければ全てよし』の如く、最後に美味しいところを全部持っていったのがトランプ氏だったという選挙戦の結末を描けた人が少なかったのは、正しくマスコミの功罪とも言えるでしょう。 こんなことを言ってはなんですが、アメリカ大統領選においては情報操作しようとしていたんじゃないかと勘ぐるくらい、本当にテレビの情報は当てになりませんでした。


 

トランプショックで日本の株価や為替に影響があったとされる一番の原因は、大統領選挙投開票が行われる一週間前に起きたヒラリー・クリントン氏のメール問題でしょう。 ヒラリー氏のメール問題がFBIが再調査し始めた結果、為替でドル円が大きく円高振れたことで、多くの為替投資家に『トランプ=リスクオフ=円高』という公式がインプットされることになりました。

そして、いよいよ投開票日が迫り、FBIがメール問題の捜査に問題がないとすると、マスコミの報道通りそのままヒラリー氏が当選するとみられるや、再びドル高に…。 そして11月9日に開票が行われた日本時間の午前中からトランプ氏の好戦・優勢が伝えられると、予定通りにリスクオフとして円高よりになり、その後4時間程度で一気に4円落ちし、その間に株価も1000円下落。

さて、後はヒラリー氏の敗北宣言&トランプ大統領の当確を待つばかりでしたが、この流れからすると、当然、日本の金融・株式市場のさらなる打撃を覚悟するといった状況ですよね。

しかし、大統領当確後のトランプ氏の演説内容が、大方の予想を裏切り『まとも』だったこともあり、金融市場はご祝儀相場へと転換し、まさかまさかのV字回復するバカ展開に(笑)

つまり、ここが多くの投資家が方向性見失ったポイントとなり、最終的に東京市場で下げた分は全戻しになり、日本の市場はアメリカ大統領選により、たった24時間で大混乱を招いた形となったというわけです。

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トランプショックまとめ

では最後に、トランプショックをまとめてみたいと思います。

トランプショックでの為替値動き(60分足のドル円チャート)




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まー、ひどい話です(笑)

結果的に割を食う形になったのは日本市場で、その理由にマスコミの間違った悲観報道が大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。

今後はどうなるかわかりませんが、トランプ大統領の大逆転劇によりトランプショックが生まれたことは事実です。 今回は日本の金融市場・株式市場の動きをまとめてみましたが、思わず『経済に同じことは2度起こらない』という格言を思い出しました。 そして改めて、市場は常に予想と反対に行くというのも痛感させられつつ、今後の参考にしたいところですね。

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