パナマ文書日本人が716名に?NHKのGJで小室哲哉に悲報…

パナマ文書の新聞一面記事

久しぶりにパナマ文書問題NHKニュースで取り上げられていました。

パナマ文書をわかりやすく簡単に説明すると、『税金のかからない海外(タックスヘイブン)への資産隠し』のことですが、世界最大のリーク(情報漏れ)と言われながらも、疑惑の人物を追求しても「身に覚えがありません」のひと言で言い逃れされてしまうほど、巧みな税逃れであることが問題となっていました。

要するに、悪いことをしている人間がいることはわかっているけど、いまいちはっきりとした証拠が挙げられないことで、パナマ文書がリークされてからの半年間、ずっと有耶無耶にされたままだったのです。

 

ああ、今後もずっと解決されないまま風化してしまうのか…。

誰もがそう諦めていたところ、NHKが独自にICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)の公表したパナマ文書を分析し、716名の日本人の名前を確認したというのです。

まさにGJ(グッジョブ)なNHKニュースですが、その中には、なんと音楽プロデューサー『小室哲哉』の名前や、漫画・キャンディ・キャンディの作者『いがらしゆみこ』の名前も・・・! 今の若い人にキャンディ・キャンディと言ってもわからないかもしれませんが、倉敷にはいがらしゆみこ美術館なるものもあるくらい有名な漫画家の大御所です。

いがらしゆみこ作、キャンディ・キャンディ表紙代表作キャンディ・キャンディの表紙

それにしてもパナマ文書に小室哲哉の名前があるとは、

つくづくこの運の悪さよ…。

さて、NHKの報道したパナマ文書問題について、これから詳しく見ていきましょう。

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パナマ文書日本人が716名に?

2016年11月27日、NHKがパナマ文書のデータを独自に調査・分析した結果をニュースで報道したことが、世間で話題になっています。

NHKは、パナマ文書を世界に公表したICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)のデータを元に、独自で分析し、当初、ICIJがコンピューターで抽出した約230人の日本人の3倍以上の日本人がパナマ文書のデータベースに記載されていることを発表。 その数なんと716名の日本人のタックスヘイブン利用者が発覚したわけですが、これ、なかなかのお手柄じゃないですか?

新たに発覚したパナマ文書716人の日本人

パナマ文書については、これまで幾つかの記事を書いてきたのですが、結局、パナマ文書とは『お金があって頭が良い人間が裏でこっそりやっていた資産隠し(税逃れ)の証拠』なんですよね。

でも、彼らも2重3重に言い訳を考えているから、パナマ文書でタックスヘイブン(租税回避地)での資産隠しの疑いを持たれても、すぐさまそれが『脱税行為だ!』って言えないようになっています。

実はここが大きな問題で、お金を持っているから「都合の悪いことを報じるな」と圧力をかけてメディアコントロールもできるし、お金を持っているから頭のいい弁護士が逮捕されないための入れ知恵もしてるし、私たち一般市民が証拠を掴んだからって一筋縄では解決しません。(実際、パナマ文書問題はこの半年間ほとんど進展していない)

さらに悪いのは、このまま問題視せぬまま忘れ去られてしまうということ。

政府や政治家の不都合な真実を暴く組織と呼ばれるICIJ(国際調査報道ジャーナリスト)によると、日本は世界第2位の海外への租税回避を行ってるというデータもあり、その額は国家予算を遥かに上回る額だとも言われています。

パナマ文書に記載されている日本人の職業パナマ文書の日本人リストの職業欄

平成28年度の日本国内の税収が約58兆円と言われているので、とんでもない日本の隠れ資産が海外に眠っている可能性があるということなのですが、

なんと、これが忘れ去られつつある…!!!

これこそが大問題だと思うのですが、今回のNHKのパナマ文書の独自分析結果のニュースがなければ、このまま風化され人々の記憶からパナマ文書という言葉は塵と消えていたことでしょう。

しかも、今回のNHKのニュースによると、発覚した716人の日本人の中には著名な人物も含まれていたとのことで、多くの人々の興味をパナマ文書に引き戻すこととなりました。

パナマ文書NHKのGJニュースで小室哲哉に悲報…

パナマ文書の小室哲哉の名前パナマ文書に小室哲哉の名前がはっきりと…

NHKのパナマ文書ニュースは中々のGJ(グッジョブ)ですが、実際にどんな日本人の名前が記載されていたのでしょうか?

NHKによると、職業や肩書などが特定できた人物には、企業経営者や役員、投資家、医師、弁護士などが多くみられ、国会議員などの名前はなかったとのこと。 著名人の中には、小室哲哉(音楽プロデューサー)やいがらしゆみこ(漫画家)などの名前もあり、世間に衝撃が走っているそうです。

 

小室哲哉?

まさに悲報の小室哲哉ですが、そう言えば小室哲哉って2008年に詐欺で逮捕されてますよね。 この時はしょうもない著作権譲渡詐欺でしたが、ほとぼりが冷めた頃にパナマ文書に名前発覚とは、この運の悪さたるや…。

逮捕時の小室哲哉

案の定、判をついたように『身に覚えがない』って言ってますが、小室哲哉ほど音楽で儲けた人間が印税とか税金に疎いわけないので苦しい言い訳ですね。 90年代後半の音楽バブルの頃は、拠点を税金の安い海外に移してなんて話はミュージシャンの間で山ほどあったので、やっちゃってるんだろうなぁ。

YOSHIKIや氷室京介なんかも、海外に拠点を移してますが、税金対策という側面も考慮に入っているでしょうし、もちろん、それ自体は何も問題はありません。 ただ、小室哲哉に関しては儲けた額も桁も違うでしょうから、今回、パナマ文書に名前が出たとしても何ら違和感がないということですね。

 

パナマ文書に記載のあったいがらしゆみこ漫画家・いがらしゆみこ

あと、『キャンディ・キャンディ』などで知られる漫画家・いがらしゆみこの名前もあったそうですが、本人は「書類にサインされてたものの筆跡が違う」と言っています。 まぁ、真偽は別として、アグネス・チャンも小室哲哉もいがらしゆみこも、資産の租税回避をしていても意外性のない人ばかりとも言えるでしょう。

ただ、ここでもやはり、『身に覚えがない』と言われれば、そこから追求しにくいのがパナマ文書問題の難しいところで、色々なタックスヘイブン(租税回避地)を巡らせると、資産の所在がどこにあるのか簡単に目眩ましできてしまうところが非常に厄介な問題です。

 

NHKのパナマ文書分析では、他に著名人として元外交官・天木直人。 そして、国立大などの大学教授や私立大の理事長、税理士、弁護士、医師、過去に脱税で告発された男性、元暴力団員などの職業、肩書の人物がいたそうです。

パナマ文書に名前の記載があった天木直人

ここで少し取り上げたいのが、元外交官の天木直人。 彼はパナマ文書問題について、タックスヘイブンによる資産隠しを痛烈批判していた人物でもあるにも関わらず、今回、このような形でパナマ文書に名前の記載があるのはどういうことなのでしょう?

天木直人のブログの釈明によると、次のようなことが書かれていました。

  • パナマ文書に掲載されている会社は、自らが関わった会社であることは間違いない。
  • パンという中国人と共同出資して(約2800万円)、バージン諸島に投資会社を設立。
  • 設立した会社はゲームや動画コンテンツを中国の携帯電話で配信することが目的。
  • タックスヘイブンであることは認知していたが、経営はパン氏を信頼して一任。
  • 結果的に事業は成功せず、文字通りペーパーカンパニー状態。
  • 途中でパン氏の連絡が途絶え、手を引かざるを得ず、今回のことはNHKの取材で知った。

まとめるとこんな感じですが、『会社も名前も事実だが、共同出資した中国人に任せていたことなので自分は知らないし、やましいことは何もない』と、驚きを隠せないといった様子でした。

それはそうとして、パナマ文書でタックスヘイブンによる租税回避した人を批判してきた天木直人が、このような言い訳をせざるを得ないというのは何ともシュールな話。 もしこれまでの批判が自作自演だったとしたら大したタマですが、ここでもやはり、「そう言われたらなんとも言えない」というのがタックスヘイブン利用者追求の難しさだと言えるでしょう。

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NHKのパナマ文書調査に期待したいが…

NHKが再びパナマ文書問題を報道したことにより、これから一体どのような展開を迎えるのか期待と心配の声も挙がっています。

期待するのはもちろん、タックスヘイブンを利用した脱税の摘発ですが、過去には『パナマ文書に名前が記載されているところから資産の経路まで辿り着くのはかなり難しい』という元国税庁職員の話なんかもニュースにありました。

一般市民にはないようなコネクションって、それが人の目に触れないからこそ法の目をかいくぐれるし、利益を得ることができるから、あらゆる危ういケースでの回避を想定してるのが普通なんですよね。 最近では、大麻で逮捕された高樹沙耶容疑者が逮捕後もずっと所持を否認していましたが、これもいわゆる常習者の常套句ですからね。 悪いことをしている人間は、普段から悪事がバレた時の言い訳を考えているものです。

パナマ文書利用の理由資産保全の相談をしていた医師も…

 

なんかアレみたいですね…。

次にクスリで逮捕される大物芸能人Xの話みたいな感じの、延々と逮捕されないままのゴシップ記事。 

NHKがパナマ文書で新たな日本人名が発覚したとニュースで報じていましたが、改めて言っておくと、肝心なのは『タックスヘイブンはパナマ文書に記載されているものだけではない』ということです。 日本人が特に多いとされる租税回避地はアメリカ(州による)やケイマン諸島と言われているので、NHKが716人の日本人の名前を確認したといっても、決してこの限りではありません。

2013年のICIJのリークでは名だたる大企業が、こぞって租税回避している実態が明らかになっており、一般の富裕層や会社経営者・役員などもタックスヘイブンを利用していることも明らかです。

パナマ文書の日本人に国会議員はいないとのニュースパナマ文書に政府官僚はいなかった…

ということで、今回も邪推してみたいのですが、今回のNHKの独自の分析・調査を行ったパナマ文書の報告を信頼して受け取っていいのかどうか…。

私が引っかかるのは、パナマ文書自体はICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)のリークであり、NHKの独自調査が、実は『NHKや関連企業・人物にとって、そこに不利な情報が含まれていないかの確認だったかもしれない』ということです。

というのも、パナマ文書の資産隠しにNHK(NHKグローバルリンクなどの関連企業)が関わっている可能性も否定できず、世界中の政府官僚があれだけ疑惑の目にさらされているのに、都合よく日本の国会議員はいなかったというのも、少々、奇妙な話のような気もするからです。 それは、マスコミ同士裏のネットワークで口裏を合わせた上で、情報ソースとして世間一般から一番信頼されやすいNHKが、(自分たちに)都合の悪い情報を隠して今回の日本人の名義を発表したと考えれば…。(さすがに考えすぎか?)

パナマ文書にNHKが記載されているパナマ文書にNHKの名前が発見され、ネットで話題に

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過去に苫米地英人が彼らの言い訳を一刀両断に切り捨てているので、そちらを参考にしていただきましょう。 ただ、日本から出ていった巨額資産が、あらゆるタックスヘイブンのマネーロンダリングを経て、隠されているのは間違いないので、それをしっかりと経済に流通するようにしてもらいたいところです。

NHKはパナマ文書についての分析・調査を独自で勧めているそうなので、今後、パナマ文書に記載されている日本人たちについての興味深い情報が開示されるかもしれません。

解決に向かうには時間が掛かりそうなパナマ文書問題ですが、このイタチごっこがいつか終わることを期待して待ちたいと思います。

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