君の名は。邦画歴代2位当然の理由とは?肯定的感想&海外の評価

君の名は。美しい彗星

2016年の大ヒットアニメ映画『君の名は。』の興行成績がついに邦画歴代2位です。

2016年12月、公開日から約4ヶ月で興行収入200億円超!(ドン!)

『ハウルの動く城』を抜き、邦画歴代2位の快挙!(ドドン!)

残すは100億円先にいるアイツだけか・・・。

 

おや?

まさか・・・、まだ本作品を観ていないというのではなかろうな?

もしまだ『君の名は。』をご覧になっていないというのであれば、このページをそっと閉じて(怒らないので)、まずは映画を観に行くことをオススメします。 そしてその上で、この感想&評価の記事を読んだ方が身のためです。(何が?)

 

ま、それは冗談で、ネタバレなしなので普通に読んでもらってもいいのですが、前情報ない方が楽しめるかなぁと思って言ってみただけです(笑)

それはそうと、ちょうど先日『君の名は。』をリピってきたんですよ。

1回目の『君の名は。』を見た直後、「絶対あと5回は観に行こう!」みたいなテンションだったのですが、「ちょっと記憶を曖昧にさせてから…」なーんてやってるうちに、結構時間が空いてしまいました(笑)

 

それで、

映画が始まり、ふとあることに気が付きました。

初めて『君の名は。』を観た時に「?」だった冒頭のシーンが、すっかり感動してしまった1回目の記憶とつながっていく不思議な面白さがあったのです。

「なるほど、これが『君の名は。』が邦画歴代2位という快挙を成し遂げた理由か・・・」と、新たな気づきを感じながら、期待通りの満足感を得て映画館を後にしたわけであります。

ということで、今回は『君の名は。』の感想(ネタバレなし)と、海外の評価なんかを紹介していきましょう♪

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君の名は。邦画歴代2位当然の理由とは?

映画『君の名は。』が、邦画歴代2位になるなんて誰が予想したでしょうか?

ちなみに1位は『千と千尋の神隠し』だそうで、こちらは興行収入に100億円以上の差があるので段違いといった感じですね(笑)

ツイッターでは、神木隆之介ミラクルが話題になっていました。

君の名は。の興行収入2位で神木隆之介が話題に

神木隆之介恐るべしです。

 

『君の名は。』の監督&脚本&演出を務めた新海誠(しんかい まこと)監督の作品は『秒速5センチメートル』しか観たことがないのですが、『君の名は。』はほとんど前情報を入れずに観たので、かなり衝撃を受けました。

『秒速5センチメートル』はねぇ…。

実家の近くのTSUTAYAが「大人が観るべきアニメ第1位!」として大大大プッシュしていたので「いっちょ観てみるか…」と安易にレンタルし、悲しさのあまりメソメソ泣いたことがありました。

(センチメンタルなんでな)

 

とはいえ、新海誠監督作品をその後観ることもなかったのですが、『君の名は。』の凄まじい作品クオリティには度肝を抜かれちゃいましたね。

その『君の名は。』が邦画歴代ランク第2位ですよ。

 

いやはや。

それにしても凄くないですか?

「ジブリの新作だから観に行こうぜ」ってノリじゃなく、もう純粋な口コミ。 時代の潮流を鷲掴み状態。 『踊る大捜査線Ⅱ』なんて宣伝という力技作品なんてチョークスリーパーで眠らせてやったぜ?って感じです。

『君の名は。』の興行成績2位というのは、作品の評価が数字に表れた結果なのですが、先日、映画をリピートをしてきたときにあることに気が付きました。

それは…

リピートして観た方が面白い…!?

ということ。

 

君の名は。瀧と三葉

『君の名は。』を初見で観た時、その目まぐるしい展開に

「おおっ!」

と、なったのですが、リピート時はこの映画の印象がかなり変わります。

初めて『君の名は。』を観た時は、主人公同様、二人が入れ替わっている意味も状況もわかりません。 まさにRADWIMPSの『前前前世』が流れるまでは「???」状態なのですが、リピート時は冒頭から丁寧に作り込まれたストーリーを楽しむことができます。

 

もちろん、このような伏線回収の映画が沢山あるのは重々承知です。

しかし『君の名は。』には、もう一度観たいと劇場に足を運ばせる不思議な魅力があるからこそ、それが今回の興行成績邦画歴代2位という数字に表れてるのではないでしょうか?

新海誠監督の練りに練られた脚本、そして映像美、RADWIMPSの音楽とのマッチング、声優のキャスティングなど、それぞれがハイクオリティで中毒性があります。 そして、『君の名は。』のテーマである『組紐(くみひも)』のように、すべての要素が見事に紡ぎ合わされいてるからこそ、その美しさにもう一度触れたいと思う人が多いのではないでしょうか?

なんか小難しい話になってきましたが、要するに『おめーらリピートまじオススメだから、気になってるやつは迷わず行っとけ。行けばわかるさ』ってことですね(笑)

君の名は。肯定的感想!(ネタバレなし)

君の名は。登場人物一覧

映画『君の名は。』は、なぜこんなにも人々を魅了するのか?

ということで、ネタバレなしで肯定的な感想を書いていきたいと思います。

 

映画『君の名は。』は107分間。

実は初めて『君の名は。』を観た時、RADWIMPSの『なんでもないや』と共にエンディングロールが流れる直前までオチが読めなかったんですよね。 それは数年前に観た『秒速5センチメートル』が尾を引いていたからで、最後の最後までハラハラしながら観てしまいました。

もちろん考え過ぎなんですが、これさえも巧妙な伏線ではないかと思ったほどです。

 

『君の名は。』の魅力を考えた時に、ふと頭に浮かぶのは

「ずっと、何かを探している…」

という、成長して大人になった二人が呟く台詞です。

ここにすごくノスタルジックな感情を引き起こされるんですよね。

私も日々の生活の中で、「一生懸命探していたことがあったようななかったような…」と、何かを忘れながら生きている錯覚に陥ることがあるのですが、この記憶の不鮮明さと心躍るサイエンス・フィクションな展開はヤバイですよね。

グッときます。

 

『君の名は。』を観ていると、ふと、前世や来世というものに信じてみたくなるし、自分にも縁を感じる運命の人がいるかもなんて妄想したくなります。

それが、この心の奥深くにある小さな記憶に訴えかける『君の名は。』のパワー。 ストーリーはもちろんのこと、アニメの表現力をとことん引き出した演出で、視覚・聴覚を完全に持っていかれますからね。 ヤベーですよ、これは。

 

君の名は、ティアマト彗星と風景画

そして、彗星がいい。

この彗星が落下する様がなんとも美しい。

独自性の高い映像アングルの素晴らしさもそうですが、あんなに美しいものを見せられたら、ファンも聖地巡礼行っちゃいますよね。(私も行ってみたいー) ちなみに『聖地巡礼』という言葉は、2016年の流行語大賞トップテン入り。

そして、この物語の舞台となった飛騨糸守の歴史や民俗的背景が、ストーリーの説得力を強固にしていることも、『君の名は。』で特筆すべき点でしょう。 脚本・演出においては、物理学や時空論、古典文学、日本の伝統文化、神事などにも、同様の説得力をもたせた新海誠監督の力量は、まさにあっぱれのひと言です。

映画の音楽を担当したRADWIMPSの劇中歌4曲も完璧。 これはリピートしたときに思ったのですが、劇中歌が入るタイミングが絶妙すぎて失禁ものです。(それくらい最高のタイミングだってこと)

『君の名は。』を観ている人の感情をブーストさせるにはこれ以上ない珠玉の4曲で、RADWIMPSが紅白歌合戦に選ばれるのも当然の話です。

特に『スパークル movie ver.』。 普段聴きでは途中の長い間奏は長いなと感じるのですが、劇中のクライマックスシーンで流れる『スパークル』は「このまま終わってほしくない!」と思ってしまうくらいですよ。

 

まぁ、今更ですが(笑)

RADWIMPSの『君の名は。』のアルバムは高評価で売れていますし、映像や設定の評価の高さも言わずもがな。 新海誠監督がどの部分でも楽しめるくらいていねいに紡いでいったというだけあって、あらゆるディレクションが徹底されてる感じがします。

そして、最後はやっぱり、主役の声を務めた神木隆之介&上白石萌音

この二人が素晴らしいのは、性別の異なる役柄を演じているのにも関わらず、違和感なくストーリーに馴染ませられているところ。 これ、改めて見直すと本当に上手くて、声だけで入れ替わった二人が表現されてるんですよね。

この二人の声優の素晴らしさは、こちらの予告動画で見るだけでも結構伝わると思います。

いかがでした?

色々と見たのですが、この予告がダントツで好きです。(編集もGOOD)

ということで、かなりべた褒めな感想なってしまいました。

このSFファンタジー&ラブストーリー映画『君の名は。』は、アニメだからこそ最高にマッチングしたと言えるのではないでしょうか。

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君の名は。海外の評価はどう?

日本で邦画歴代2位の興行成績を記録した『君の名は。』ですが、海外の評価が気になったので調べてみました。

先日、中国では異例の早さで『君の名は。』が公開されたそうですが、初日の興行収入が約8億円という桁違いのニュースがありました。

『君の名は。』が、海外でどのような評価を受けているのか、いくつか紹介していきたいと思います。

まずは海外主要メディアの視聴評価から。

英ガーディアン紙 ★5/5

英EMPIRE誌 ★5/5

英テレグラフ紙 ★5/5

英タイムズ紙 ★4/5

英BBCでも絶賛  動画

米IMDb ★8.9/10

シンガポール ★5/5 

香港 ★4.8/5(興行収入邦画歴代1位)

台湾 ★4.7/5(興行収入邦画歴代1位)

引用元:2ch

英主要メディアが軒並み高評価で、アジア圏でも同様ですね。

海外メディアも『君の名は。』と新海誠監督に高い賛辞を贈っているようで、これは日本人としては純粋に嬉しくなる話です。

君の名は。背景画像

◆英ガーディアン紙

「君の名は。」は宮崎作品というよりも、村上春樹氏の小説に似ている。 男女が入れ替わるというコメディから、予期せぬ方向へストーリーが展開していき、ネタバレするのでこの先は言えないが、とにかく理論物理学、古い言い伝え、破壊的自然災害、考証、時間との戦い、ロマンスとほぼすべてのジャンルが一つに織り込まれ、ユニークで感動的かつ壮大なものにブレンドされている。

新海誠監督は、自身が日本のアニメ界の新たなキングであるという評価を確立した。 「目が覚めると夢は消えている」というが、この素晴らしい映画ではそんなことはない。 スクリーンから不思議な光が消えたあとでも、観客はずっと楽しい空想の中に浸っている。

 

◆英Yahoo! Movie

「君の名は。」のストーリーは、セクシャリティ、ロマンス、愛、喪失といった主要テーマを持っており、アニメのなかで最も主題に沿い、実験的で力強い。 家族向けのグローバル・ブランドであるディズニーアニメにはとても取り組めない領域に対応した、自由度の高い作品であることは明らかだ。

現在のアニメ界は、ディズニーやピクサーなどが世界的に支配しており、その牙城を崩すことができる唯一の人物である宮﨑駿監督の引退表明は大きな損失だったが、新海監督こそがその穴を埋める人物になりうるだろう。

 

◆英エコノミスト誌

新海監督は宮崎監督の模倣者ではなく、作品冒頭のカメラズーム、きびきびした編集、珍しいアングル、詳細に描かれた風景、ライティング効果の多様さなどから、オリジナリティの高さは明らか。 手書きを重んじた宮崎作品とは異なるが、これまでの手書きのアニメーション技術とデジタルの融合が、作品に見どころを作り上げている。

 

◆英EMPIRE誌

新海誠。この名前を覚えておいてほしい。 もしこのクレイジーな世の中に少しでも正義があるのであれば、これから数年の間に日本アニメ界の偉人である宮崎駿と同様の評価を彼は受けることになるだろう。そして彼は来年には早くもオスカー像を手にしている可能性もある。アカデミー賞長編アニメ映画賞かアカデミー賞外国語映画賞。 いやその両方かもしれない。今年、日本のアニメ映画を1本しか観ないつもりであれば、この作品を観るべきだ。 そして2回以上観るべき。

 

◆英テレグラフ紙

この映画は笑ってしまうほど美しい。 例えば雨のあとを描いた美しいシーンは、現実世界における「鮮明さ」「輝き」「知覚能力」が洗練されたような感覚にさせる。 ストーリーを話すことはもちろんネタバレとなる。 しかし、この作品に“本当のネタバレ”というものはない。 新海誠作品を理解する唯一の方法は、自分自身でその世界に浸り、織り重なった2つの命のそばにある自分の心の組紐を感じ、銀色の弧を空に描く彗星を自分の目で見つめるしかない。

参考引用元:ネタりか・シネマトゥデイ

 

ジブリ作品の海外メディアの評価は非常に高く、海外のアニメファンがこれだけ増えたのも、これまで数々の大ヒット作品を生み出してきたジブリのおかげとも言えます。 以前、突然の引退表明をした宮﨑駿監督ですが、これには大きなショックを受けた海外のジブリファンも多かったようで、その空白を埋めるという意味で新海誠監督には大きな期待が集まっているみたいですね。

新海誠監督が現在43歳ということで、宮﨑駿監督の43歳がちょうど『風の谷のナウシカ』が公開にあたります。 オリジナル作品の大ヒットという意味では、何か相通ずるものがあるかもしれません。

君の名は。美しい映像シーン

海外で『君の名は。』がヒットしているのは嬉しいのですが、ふと『RADWIMPSの劇中歌には字幕がつく場合、字幕を追うのに忙しくなりそうだな…』なんて思ってみたりしたのですが、どうなんでしょ?

これを機に、RADWIMPSがワールドワイドに活躍することもあるかもしれないと思うと、RADWIMPSを追い続けてきたファンにとっても非常に嬉しい話でしょう。

とにかく、色眼鏡をあまり使わない海外メディアが、新海誠監督の実力とポテンシャルに高い評価・賛辞を贈っているのは、日本人としては喜びたいところです。

そして、『君の名は。』邦画歴代興行成績2位達成の祝福と共に、これから時代と共にその才能がさらに花開くところを見ていきたいですね。

とりあえず、私個人としては『君の名は。』がDVD/Blu-rayで販売されるのを待ちたいということで…。

追記(2017/5/10)

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