介護施設大田デイサービスセンタールピナで睡眠薬混入事件?愛知

大田デイサービスセンタールピナ外観

愛知県東海市の介護施設『大田デイサービスセンタールピナ』で、職員11人が相次いで体調不良を訴えるという事件があったそうです。

愛知県警によると、この介護施設で体調不良を訴えた11人の職員全員が、従業員用の休憩室にあったお茶を飲んでいたそうで、その中から睡眠導入剤(睡眠薬)に含まれる成分が検出されたとのこと。

愛知県警は、この成分を含んだ薬物をお茶に混入させた傷害事件として捜査を進めているそうですが、事件があったのが2016年12月9日ということで、もう10日以上経ってる事件なんですよね。

まさか難航してるんじゃ?

睡眠導入剤の成分が検出されたということは、確実に誰かが手心を加えたことは確か。

11人の従業員たちが体調不良を訴えたのが午後2時半ということで、時間帯から考えても犯人は身内(職員)で間違いなさそうですが…。

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大田デイサービスセンタールピナで睡眠薬混入事件!

愛知県東海市の介護施設『大田デイサービスセンタールピナ』で起きた睡眠薬混入事件をおさらいしましょう。

事件が発覚したのは、2016年12月9日午後2時半ごろ。 介護施設『大田デイサービスセンタールピナ』で働いていた20~70代の職員11人(男性4人、女性7人)が、昼食時に従業員用の休憩室にあった容器の茶を飲んだところ、次々に眠気やふらつきといった体調不良を訴え始める。

愛知県警がお茶を鑑定したところ、睡眠導入剤に含まれる成分が検出されたので、現在、傷害事件として操作しているとのこと。

11人の命に別状はなく、翌日までに全員の体調が戻ったそうです。

9日に勤務していた職員は他に13人おり、介護施設にいたデイサービス利用者41人に、同じような体調不良を訴えた人はいなかったとのこと。

 

早速、ネットで『大田デイサービスセンタールピナ』を検索。

元々、結婚式場だった場所を改装してデイサービスにしたようで、介護施設としては16年目。 1日平均41名の利用者。 常に求人募集をかけているという、新しく入った職員が定着しないタイプのよくある介護施設といった感じでしょうか?

公式ホームページ(?)が見つかりましたが、2008年より更新はされていなかったので、そこまで手が回らない状態か、もしくは、ホームページを立ち上げたスタッフがすでに退職したかのどちらかでしょう。

介護施設の良し悪しを外部から見極めるにはいくつかポイントがあるのですが、鉄板なのは『給与』です。

給料を見れば、その介護施設が人材を大事にする場所かどうかは一目瞭然。

介護の求人情報サイト『カイゴジョブ』によると、『大田デイサービスセンタールピナ』の給料は以下の通り。

1.月給150,000円 ~
<備考>
※試用期間3ヶ月/時給850円~900円

【内訳】
基本給:130,000円~148,000円
職能給:20,000円~38,000円

【別途】
皆勤手当:10,000円

★賞与年2回1ヶ月分(2015年12月実績)
★昇給年1回
★残業手当
★早朝勤務手当:1,000/回
★家族手当

引用元:カイゴジョブ

まぁ、デイサービスということで夜勤なし。

完全週休二日制なのですが、給料低いですよね。

これで税金だの年金だので差し引かれたら12万円台後半ってとこでしょうか。

睡眠導入剤混入犯人は職員で間違いない?

大田デイサービスセンタールピナ求人条件引用元:カイゴジョブ

まぁ、なんかすごい事件ですね。

色々と考えてしまいます。

まず言いたいのは、デイサービスに睡眠導入剤を持ってくる利用者は居ないということ。

一応、薬を自己管理して隠し持ってきていたというパターンもあるかもしれませんが、これはかなりのレアケースなのでないと考えていいでしょう。

 

そして『従業員用の休憩室にあったお茶の容器から薬の成分が検出された』というところですね。

通常、現場が稼働している時は従業員用の休憩室は無人である場合が多く、『大田デイサービスセンタールピナ』は夜勤交代などのシフト制でもないので、日中は特にすきができると考えられます。

『大田デイサービスセンタールピナ』では入浴介助サービスもあるので、職員が現場に出ている時は結構バタバタしてるんでしょうし、午前の入浴介助に携わった職員ならお昼の休憩にがっつりお茶も飲むでしょうから、その辺りを狙った犯行なのかもしれません。

そんなことを考えると、ある程度仕事の流れを理解している人間の犯行かなと思うのですが、事件からすでに10日も経過しているところが微妙に怖いですね。

体調不良を訴えた職員が11名、それ以外にも13名の職員がいたそうですが、送迎や清掃、給食、事務などのスタッフも合わせたとして職員の数が多い。

介護施設で従事したことがある人ならわかりますが、夜勤がなく、これだけ多くの現場スタッフがいるとなると、スタッフ同士が顔を合わす機会が増えて派閥ができてきます。 特に介護については、職員それぞれが勝手なポリシーを持っているパターンが多いので、ちょっとしたイザコザが絶えないもの。

大田デイサービスセンタールピナでも、給料面から『仕方なし』という考えで従事している職員もいるはずだし、そういう状況でのイザコザというのは非常にストレスが溜まるので、今回のような事件につながったのかもしれません。

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介護福祉施設の問題はなぜなくならない?

昨日も、介護施設での虐待がニュースになっていましたが、介護福祉施設での問題はなぜなくならないのでしょうか?

介護福祉を純粋な目で捉えれば、慈愛の精神を持っていることが最低条件だと思うのですが、現実は慈愛の精神どころか『社会的弱者は抹殺すべき』などと偏った思想を持った人間が紛れ込んでいることも少くありません。

先ほど、介護施設の給料について話しましたが、安定と豊かな生活を手にできる給料かといえば疑問が残るところです。

それに介護業界は常に求人募集しているところが多いので、どちらかというと『仕方なし』に働きに来る人が跡を絶たないというのが現状です。

 

なんか嫌ですよね。

やりたくないけど仕事だから仕方なしにされる介護って。

このような状況で損をするのは高齢者であったり、障害者であったりするわけですが、彼らに対して厳しく当たる職員だって『自分たちばかりが損をしている』と考えてますからね。 この社会的歪みを是正しない限り、ストレスのはけ口は社会的弱者に向けられ続け、介護施設での事件や事故は絶えないでしょう。

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今回の愛知県東海市の介護施設『大田デイサービスセンタールピナ』で起きた睡眠導入剤混入事件も、犯人は決して愉快犯ではなく、何らかのメッセージがあるように見て取れます。 気のせいであればそれに越したことはありませんが、睡眠導入剤程度で済んだのは不幸中の幸い。 これがもし劇薬ならば11名が命の危険性を伴っていたかもしれませんし、利用者が標的にされていたらと考えると大問題です。

横浜の大口病院では点滴に界面活性剤が混入されたとして、患者が数名亡くなっています。 いまだに捜査が難航しているのは、物的証拠が掴めていないからだと言われていますが、介護施設も同様にゴム手袋が常備されてあるので、今回の睡眠薬混入事件も犯人特定に時間がかかるかもしれません。

犯行の目的・理由は何だったのか?

事件発生から10日、一刻も早く犯人が逮捕されることを願います。

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