アレフが真理カルタで教育?オウム真理教の洗脳に甘い表現はやめろ!

アレフの真理かるた

オウム真理教の後継団体『アレフ』が、子供たちに麻原彰晃死刑囚の教えを学ばせるために作った『真理カルタ』なるものがニュースで報じられていました。

ほう。

カルト集団がカルタとな。

なかなかシャレが利いてて面白いじゃないか…。

 

公安調査庁のまとめによると、2016年だけで『アレフ』(主流派)や『ひかりの輪』(こちらもオウム真理教の後継団体で、「ああ言えば上祐」の上祐派団体)には、新たに約130人の信者が入信したとのことで、相変わらず地道な地下活動を行っているようです。

そもそも、オウム真理教が『アレフ』や『ひかりの輪』などと名前を変更しようとも、教えが麻原彰晃(あさはら しょうこう)死刑囚の教えであるならば、それは同団体と見なされるべきではないのでしょうか?

1995年3月20日、阪神淡路大震災の後に地下鉄サリン事件というテロを引き起こし、オウム真理教の活動内容が完全なる洗脳だと暴かれたにも関わらず、教団名を変えるなどして未だに洗脳まがい活動を続けていることには大きな疑問を感じます。

テレビでは、この『真理かるた』なるものを「教育」などと報じていましたが、こんなものを子供の頭に刷り込ませるなど言語道断!

きちんと洗脳だと報じるべき話です。

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アレフが真理カルタで教育?

オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こし、教祖である麻原彰晃をはじめとする幹部たちが逮捕される中で、残された信者たちが後継団体『アレフ』を作ったことは周知の事実でしょう。

しかし、地下鉄サリン事件から20年。

いまの若い世代だと、『アレフ』どころか『オウム真理教』さえ知らない子供たちがいてもおかしなことではありません。

そんな現代において、オウム真理教の後継団体アレフが『真理かるた』なるものを使い、子供たちを教育しているというニュースが報じられていました。

アレフ、「真理かるた」で子ども教育

 公安調査庁のまとめによりますと、オウム真理教の後継団体「アレフ」と「ひかりの輪」には、今年1年間でおよそ130人が入信し、滋賀県と札幌に新たな拠点施設が作られたことがわかりました。

 また、「アレフ」では、子どもたちに麻原死刑囚の教義を教えるため、「そんし そんし あさはらそんし」などと書かれた「真理かるた」という独自の教材を使っているのを確認したということです。

 「オウム真理教」を巡っては、今年3月、東欧・モンテネグロの治安当局が日本人を含む58人の信者を拘束したほか、ロシアでも新たにテロ組織に指定されるなど、国内外で活動を続けていて、公安調査庁は、引き続き監視していく方針です。

引用元:TBSニュース

 

もうね、怖い。

全くもって笑えない。

「そんし そんし あさはらそんし」て…。

どれだけ凄い人かわかんないけど(教団にとってはね)、日本の法律じゃ立派な死刑囚ですからね。

こんなものを『真理』なんて冠のついたカルタで教育するとは趣味が悪い。怖い。

アレフ、ひかりの輪のニュース

この記事を読んでる人の中にも『地下鉄サリン事件』を知らない人もいるのかな?

簡単に説明しておくと、1995年3月20日の朝の通勤時間、東京都の地下鉄で神経ガスであるサリンを使用し、13人の死者を出したバイオテロのことを『地下鉄サリン事件』と呼ぶのですが、首謀者である教祖・麻原彰晃こと松本智津夫とその幹部たちは逮捕され、すでにその多くが死刑を宣告されています。

地下鉄サリン事件は、日本における戦後最大の宗教テロ、そして世界的にも他に例をみないバイオテロだと言われ、これ以外にも『坂本弁護士一家殺人事件』『松本サリン事件』など、オウム真理教は反社会的な犯罪行為を行う宗教団体として世界中から認知されることとなりました。

当然、事実上の解体を余儀なくされたのですが、事件やテロ行為などについて全く関与していなかった信者たちが、かつてオウム真理教で使用されていた教義だけを受け継いで、『アレフ』や『ひかりの輪』といった団体で活動しているのが今のオウム真理教の現状です。

故に、教祖である麻原彰晃の名前も、当然、残っているということになるのですが…。

オウム真理教の洗脳に甘い表現はやめろ!

真理カルタ 麻原彰晃のイラストのカード

今回、『真理かるた』が子供向けの教義として、実際に教育ツールとして使用されていることが報じられていましたが、どの角度から見ても洗脳にしか見えません。

「そんし そんし あさはらそんし」という『真理かるた』の内容を取ってみても、子供に死刑囚の名前を有難がって覚え込ませる行為が洗脳でなければ他に何だと言うのでしょう。

教育?

バカ言っちゃいけない。

どこの世界で通用する教育だ?

閉鎖的な世界でしか通用していないようなものを子供に教育として覚え込ませるのは『教育』ではなく『洗脳』。

親のエゴなどという言い訳が通用するレベルではなく、ヘタすると『虐待』の恐れもあって然るべきでしょう。

 

本当に不思議で仕方がないのですが、オウム真理教の麻原彰晃のテロ行為に加担した幹部たちは高学歴でありながら道を誤ったのは、洗脳・マインドコントロールが背景としてあることは周知の事実です。

今はなき山梨にあったサティアン(オウム真理教の支部・訓練場)などでは、訓練と称して信者を極限状態まで追い込んだ上、LSDなどの違法薬物を使って洗脳するなどの実態も明らかにされていました。

第七サティアン引用元:オウム事件の本番

そのオウム真理教の後継団体である『アレフ』が、子供に対して、テロを起こした首謀者の名前の入ったかるたで遊ばせ覚え込ませている…。

こんな教育があってたまるか!

これはしっかりと『洗脳』だと報じるべきですし、今年に入ってからも130人も入信しているというのは、かなり危ない兆候だと考えるられないでしょうか?

少し前に、最近またAmway(アムウェイ)が流行っていることについて記事にしましたが、世代が変わると先入観がないために過去と同じことが繰り返されることも考えられます。(Amwayに関しての受け取り方は人それぞれなので、今回の件とは比較対象にはなりませんが)

【関連記事】
アムウェイ勧誘の断り方|Amwayが看護師の間で広まっている件

ただ、地下鉄サリン事件などをリアルタイムで知っている世代と、それを知らない若い世代とでは、オウム真理教という名前の受け取り方も違ってくるはずです。 若い人の場合だと『アレフ』という名前を耳にしてもピンとこないかもしれません。

宗教の自由と言えども、遊びながら言葉を覚えるくらいの小さな子供に、真理でも何でもないこのようなかるたを使用するのは恐ろしい話です。

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真理かるたによる洗脳を甘く見ない

オウム真理教の後継団体アレフの『真理かるた』を甘く見てはいけません。

例えば、かるたや百人一首というのは、元々、遊びの中に暗記力を鍛えたり、ことわざの中の教訓を覚えたりと、単に楽しむだけではなく、遊びながら教育するという側面もあるといわれています。

一般的なかるたであれば、「犬も歩けば棒に当たる」や「鬼に金棒」、「頭隠して尻隠さず」など、ことわざの語感の良さと相まって、自然と一般教養としての学びのツールとして使うことも可能でしょう。

例えば『そ』なら「袖すり合うも他生の縁」などが一般的なかるたで使用されますが、アレフの真理かるたでは『そんし そんし あさはらそんし』

『ほ』なら「骨折り損のくたびれ儲け」や「仏の顔も三度まで」、『さ』なら『触らぬ神に祟りなし』が一般的ですが、『ほ』『ほうゆうを しむりょうしんで はげまそう』『さ』『さんぽうきえが しゅぎょうの どだい』です。

真理かるたと真理すごろく『ぬ』は「糠に釘」「盗人の昼寝」辺りが一般的ですが…

無茶言うたらアカン。

まったく面白くもないのが致命的な上に、こんなもので遊ばされる子供の将来が不憫でなりません。

ただの新興宗教なら『好きにしろ』で終わりですが、日本最大級のテロを起こした宗教団体が前身であるならば、死刑囚と成り果てた麻原彰晃を崇めるような行動は慎むべきことでしょう。

ましてや、善悪の判断がつかない子供にこの真理かるたはキツい。

(ユーモアもクソもない子供に育つんだろうなぁ)

 

先日、シリアで爆弾を身体に巻きつけてテロを起こした少女の話がニュースで報じられていました。

【ダマスカスAFP=時事】シリア政府系紙ワタンは、ダマスカス南東部の警察署で(2016年12月)16日、7歳の少女が装着していた爆発物入りのベルトがさく裂し、警官3人が負傷したと報じた。

少女は迷子になった様子で警察署を訪れ、トイレを使わせてほしいと頼んだ時に爆発したという。同紙は「爆弾は遠隔操作された」と伝えた。

在英のシリア人権監視団は、爆発で女性1人が死亡したことを確認したものの、原因は特定せず、女性が自爆犯なのか、巻き込まれたのかは明らかにしていない。 

引用元:時事通信

このニュースでは、爆発の原因を特定せずに終わったとしていますが、イスラム原理主義の大人たちの中には、子供に対し『死ねば天国に行ける』と教え、爆弾テロに加担させる現実があります。

彼らはジハード(聖戦)として命を投げ出すことを肯定し、宗教の願望実現のためには他人の命を奪うことも厭わない思想を子供たちに押し付けるのです。

アレフがIS(イスラミックステート)やイスラム原理主義者まで無秩序だとは言いませんが、善悪の判断がつかない子供に対し、日本においてこんな前時代的で洗脳に近い教育が施されていることは十分に危惧すべきことです。

 

そして、ロシアでテロ組織として指定されていたことにも驚きましたが、それでも日本では活動できるのはなぜなんでしょうか?

オウム真理教については破防法(破壊活動防止法)適用の是非が問われていましたが、結局、破防法の適用はなく、いまだに公安調査庁マークされる団体として存在しています。

宗教テロの怖いところは【信心深いところ】にあります。

地下鉄サリン事件も、彼らが求めるものの代償としてテロを起こしたに過ぎません。

そこが非常に怖いのではないでしょうか。

未だに続く危険なオウム真理教

アレフの真理カルタ

公安調査庁のまとめによると、いまだにオウム真理教(アレフ)は危険な体質が残っていると発表しています。

公安調査庁が、『アレフ』、『ひかりの輪』両教団が危険だと認める要素は以下の通り。

  1. 構成員が麻原を絶対的帰依の対象としていること
  2. 一般社会と隔絶した独自の閉鎖社会を維持していること
  3. 幹部構成員らが松本・地下鉄両サリン事件を正当化する発言をしていること
  4. 武装化の過程で炭疽菌の散布などで重要な役割を果たした上祐史浩が、現在も役員として活動していること
  5. 小中学生などの若年者に対し、麻原及び同人の説く教義に絶対的に従う意識を扶植する指導を行ってること

引用元:公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」(平成28年1月)

現在、日本国内に約1650人の信者がいるそうで、20年前より反社会的組織として世間からバッシングを浴びた宗教団体としては、「まだこんなにも居るのか!」と思ってしまいます。

 

さて、オウム真理教の後継団体『アレフ』では、いまどのような活動を行っているのか?

もうテロなどを起こす心配はないのか?

この辺りが、私たち一般市民が気になるところです。

 

まず、オウム真理教主流派のアレフですが、未だに教祖・麻原彰晃の説く『衆生救済』を元に祈りを捧げたり、セミナーを開くなどして説法を行うなどの活動がなされているようです。

アレフ施設内の様子

今回の公安調査庁の発表の中に次のような記述がありました。

また、年 3 回開催している「集中セミナー」(1 月、5 月、9 月) では,在家信徒に対して、麻原への帰依を唱え ながら身体を床に投げ出しては起き上がる動作 を繰り返す修行(立 りついらいはい 位礼拝)や、麻原が「グル と共に転生するためには、タントラ・ヴァジラヤーナ(殺人を暗示的に勧める危険な教義)の 実践が必要である」旨説法する映像を視聴しな がら同様の内容を唱和する修行などを、休憩・ 睡眠時間を与えない状態で数日間取り組ませる などして、麻原への絶対的帰依を扶植した。

引用元:公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」(平成28年1月)

 

おいおい、危な過ぎんだろーが。

さらに興味深いのが布教活動です。

若い人には特に以下の文章の一読をオススメします。

このほか、主流派は、これまで同様、勧誘活 動について、麻原の説く「衆生救済」を実現するための重要な活動と位置付け、各教団施設(支 部道場)で組織的に取り組んだ。

具体的には、青年層や学生を主な対象に、街 頭や書店で声を掛けたり,タロット占いや花見 など宗教色を感じさせない各種イベントを開催 したりするなどして、一般人と接点を持ち,ヨーガや精神世界などに興味や関心を示した者などを、教団名を秘匿したヨーガ教室などに誘導し た。

その後、指導する役割の信徒が、勧誘対象者との人間関係を構築しながら、麻原の名前を出さずに麻原の教えの内容を解説したり、地下 鉄サリン事件などは教団以外の者による陰謀であると説明したりして、教団に対する抵抗が見 られなくなった段階に至ってから教団名を明かす、という巧妙な手法で勧誘した。

こうした取組の結果、平成 27 年(2015 年)も多くの新規信徒を獲得しており、引き続き、勧誘活動を積極的に展開していくものとみられる。

引用元:公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」(平成28年1月)

逮捕時の麻原彰晃不自然なメロンの消費が原因で逮捕された麻原彰晃

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色々と怪しい活動の実態が明らかになったアレフですが、小学生や未就学児童に対し、麻原の教義を元に作られた『真理かるた』『真理すごろく』などで洗脳まがいの教育を行っているところは薄気味悪ささえ感じます。

いま、アレフやひかりの輪の前身団体が何かわからない若い人も居るでしょうし、上記報告にもあるように、教団名を伏せて勧誘を行っているところは(特に子供がいる家庭などは)気をつけなければいけません。

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