さいたま木崎中学校2年女子生徒の飛び降り事故…自殺理由がない?

さいたま市立木崎中学校

2016年1月12日午前、埼玉県さいたま市浦和区瀬ケ崎の市立木崎中学校に通う2年の女子生徒(14)が、校舎から飛び降りて死亡した事故がニュースが報じられていました。

この女子中学生は遺書と見られるメモ書きを残しており、自殺する理由について、現在は楽しいとした上で将来を悲観するような内容が記されていたそうです。

中学2年というと多感な時期ではあるのですが、いじめや人間関係のトラブルがなかったにも関わらず、自ら死を選択したことについては正直驚きを隠せません。

色々と考えさせられるところがあります。

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さいたま木崎中2年女子生徒の飛び降り事故がニュースに

まずは、さいたま市立木崎中学校の中学2年の女子生徒の飛び降り事故のニュースについて見ていきましょう。

市教委指導2課によると、12日の2時間目に身体測定を行った後、女子生徒がいなくなっているのに気付いた担任教諭らが校内を捜したところ、女子生徒が校舎1階陶芸室前で倒れているのを発見。市内の病院に救急搬送されたが、同日午前、死亡が確認された。

 女子生徒は校舎3階の渡り廊下から飛び降りたとみられ、机の上に「遺書」と書かれた数枚のメモが残されていた。メモには「家庭や学校は楽しい」「いじめや喧嘩(けんか)、人間関係のもつれはなかった、誰も悪くない」との内容が記されていたが、いじめやトラブルなどがあったとの記述はなかったという。

 同課によると、女子生徒は運動部に所属しており、欠席もほとんどなく、この日も朝から通常通り登校していた。また、学期ごとに生徒の抑うつ傾向を知るために学校が行う「心と生活のアンケート」の結果を受けて、担任が面談していたが緊急を要する状態ではなかったという。

引用元:埼玉新聞

当初は飛び降り事故として報じられていたのですが、遺書が残されていたことから自殺だと見られています。

そして、驚くべきなのは、途中で行方をくらませて校舎から飛び降りたというところです。

2時間目に身体測定を行った後であれば、1時間目・2時間目は普通にクラスメイトと接する機会もあったと考えられるのですが、その後、彼女は自殺を図ったことになります。

運動部に所属し、欠席もなく、朝も普段通りの登校であると報じられていることから、この少女の自殺を聞いても非常に不思議な感覚に陥ってしまうところがあります。

校舎から飛び降りた中2女子生徒を発見したのは同校に通う別の女子生徒で、この女子生徒のメンタル面もケアも今後必要となってくるのは言うまでもないのですが、授業中に命を絶とうとするならばこのような事態もある程度想定した上での自殺であることがわかります。

詳しくみていきましょう。

木崎中2年女子生徒が自殺した理由は何だったのか?

さいたま市立木崎中学校で校舎から飛び降り亡くなった中学2年の女子生徒は、「遺書」と書いたメモ書きを残していたそうで、そこには「家庭や学校は楽しい」「いじめや喧嘩(けんか)、人間関係のもつれはなかった、誰も悪くない」という内容が記されていたそうです。

遺書にはさらに次のようなことも書かれていたそうです。

同校で13日夜、臨時保護者会が開かれ、学校側が経緯を説明するとともに、女子生徒の父親が「大人になって楽しかった今のことを忘れるのが怖い」などとした遺書を公表した。

 同市教育委員会によると、遺書には「家族や友達とバラバラになるのが嫌だ」との記述もあり、涙ながらに読んだ父親は「今の状態でいたいという思いだったのではないか」「よく分からない自殺があることを皆さまには知っていただきたい」と訴えたという。

 学校が1、2学期に行った「心と生活のアンケート」で女子生徒には抑鬱傾向が見られ、担任が面談したが、特に問題は見られなかった。

引用元:産経新聞

 

なんか考えさせられますね…。

「大人になって楽しかった今のことを忘れるのが怖い」というのは理解できますし、「家族や友達とバラバラになるのが嫌だ」というのも誰もが抱く感情であることは間違いありません。

女子生徒は抑うつ傾向が見られていたそうですが、担任の先生といっても精神医学カウンセラーではないので、デリケートな相談に乗ることが難しかったこともあるのでしょう。

 

彼女が残したメッセージはある意味健全な考え方ですが、そこから死を選択し行動に移す人間はほとんど居ません。

ただ、ふと疑問に思うのは、なぜ学校で、しかも人目につく時間帯に自殺したのかということ。(余談ですが、女性の自殺は「5時台~6時台」「10時台~12時台」が多いと言われています)

うつ状態の人がどこかでスイッチが切り替わって躁状態(ハイになる状態)になったときに、突発的に自殺を図ってしまうケースが多々あるというのは有名な話ですが、少し気になるところです。

 

ところで、駅の改札口を抜けたところによく鏡が置いてありますが、あれは実は自殺防止の意味もあるというのをご存知でしょうか?

自殺の誘惑に心を囚われた人間には死相が出ると言われています。

まぁ、普通に顔色が悪くなるといってもいいのですが、自殺を考えていると自分を客観的に見られなくなっているので、自殺防止のために改札口を抜けたところに鏡を設置することで、客観的に自分を見られる機会を作るように工夫がなされているのです。

自殺した女子生徒もいつも通りに登校して授業を受けていたそうですが、普段とは違うような雰囲気が出ていたり、それを友達やクラスメイトが気づくことはなかったのかとも考えてしまいます。

 

一般的な自殺の三大理由は、一番目が健康、二番目がお金、三番目が人間関係なので、中学生の自殺理由としては人間関係によるところが一番になると思われるのですが、今回の自殺にはいじめが絡んでいたという報告はなく、遺書でもいじめが理由ではないと書かれてありました。

ただ、楽しいという思い出だけを胸に抱いたまま、この先に待ってる辛いことから逃げ出したかった…、彼女の残したメッセージの通りそれだけが真実なのかもしれません。

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木崎中2年女子生徒の自殺が色々と考えさせられる

人が死を選択するには様々な理由があるでしょう。

さいたま市立木崎中学校2年の女子生徒が自ら命を絶ったのは、将来を憂えたことが一番の理由でした。

これは色々と考えさせられるのですが、私が思うのは、両親が子供の自殺に責任を感じて自分たちを責めてはいけないということです。

 

偉そうなことを言う私も、過去に何度も死のうかと考えたことがあります。

でも、現実はやっぱり死ぬのは怖いからすぐに死んだりしないし、わずかな希望に期待しながら、諦めたり、一生懸命になったりしながら生きてます。

昨年も知り合いが自殺しましたが、フェイスブックも前日まで更新していたので、家族や親しい友人までまったく予期できなかったと言っていました。

自殺を考えてる時は、自分のことだけです。

家族の人生のことを思いやれる余裕なんてありませんし、そこには申し訳ないという気持ちくらいしか持てないもの。 ただただ、折り合いのつかない自分の感情について許して欲しいと願うくらいしかできません。

 

昔、親が自殺した人たちの話を集めたノンフィクションを読んだことがあったのですが、残された子供たちはほぼ100%自分を責めるそうです。

しかし、自殺した人間はおそらく誰も家族を責めてはいません。

もし自らの死を持って訴えたいことがあるならば必ずそれを遺書に残すはずなので、そこに遺恨の節がなければ勝手に死を解釈をして自分を責めてはいけないのです。

 

親でも子供でも兄弟でも、誰かが自殺すると残された家族が寂しい思いをします。

自殺が良いか悪いかは論ずるに値するまでもありませんが、自殺するとどうなるか、それは宗教によって解釈が異なるので一概には言えません。

ただ、これ以上楽しいことがないと悲観するくらいなら、もっと気楽に、適当に生きても良かったんじゃないかとも思います。

 

家族や身内が命を絶つことは本当に辛いことですが、昔から子供が親育てをするとも言われています。 親より早く亡くなる子供にはそういう使命があるという話もあるくらいです。

もちろん信じなくても構いませんが、親は子供が自分を成長させる機会を作ってくれた道だと考え、この悲しみを乗り越えていくことを願うばかりです。

そして、亡くなった木崎中学校2年の女子生徒のご冥福をお祈りします。

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