多摩川の外来種が200種類以上!写真画像で確認するヤバい現状!

日本にいる外来種の魚イメージ

2017年のこの真冬に、首都圏を代表する多摩川で聞きなれない名前の外来種が続々と釣り上げられている問題がニュースで報じられていました。

アリゲーターガー、アロワナ、ピラニア、プレコなど、本来居るはずのない外来種の魚がなんと200種類も生息しており、何か移民問題で揺れている日本に対しての風刺のようにも思えるわけですが、実際に写真画像などで捕らえられた外来種を見てみるとヤバイ。

何がヤバイってビジュアルがどうみても怖い。

殺る気満々な顔つきをしている外来種をみると、日本の国内魚が可哀想に思えてくるくらい物騒な顔つきをしています。 水族館や水槽で観ている分には良いのですが、多摩川にこんな奴らが泳いでるのかと思うと水面下で日本の魚達が肩身の狭い思いをしてるんじゃないかと心配になります。

すでに数年前から多摩川はタマゾン川と揶揄されるくらい外来種が増殖しているそうですが、この現状やその背景にある原因などを知っておかないといつか日本国内の在来種が絶滅するなんてこともあるかもしれません。

つまり、日本の魚が脅かされる危機に直面しつつあると考えられるのです。

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多摩川の外来種が200種類以上!

関東地域の主要河川多摩川で、現在200種類以上の外来種が棲息していると言われています。

ピラニアやアリゲーターガーなど、本来であれば熱帯雨林アマゾン川にしか棲息しないとされる魚が多摩川で釣り上げられる現状を揶揄し、多摩川付近の住民からは『タマゾン川』なんて呼ばれているわけですが、過去にはニシキヘビやカミツキガメが捕獲されたというケースもありました。

これら外来種は、意図的に川に放たれたことが原因としてあるそうですが、その多くはペットとして飼いきれなくなったことが背景としてあるようです。

それにしても外来種の種類が200を超えるということで(現在は250種以上と言われている)、その魚たちもかなりバリエーションが豊富です。

一例をあげると、グッピーやネオンテトラ、エンゼルフィッシュ、プラティ、コリドラス、ショートノーズガー、チョウザメ、ピラニア、ガーパイク、アリゲーターガー、アロワナ、プレコ、ティラピア、などまだまだ沢山の種類の外来種が日本国内津々浦々で確認されているのです。

元々日本国内の魚(在来種)は数が少ないので、それを遥かに上回る数の外来種が日本の川で幅を利かせているということになります。

 

外来種と言えば、すでに日本ではブラックバスやブルーギルが日本のすべての河川水域に生息し、日本の稚魚や卵を食い荒らすことが問題となっていますが、ピラニアやアリゲーターガーなどの肉食魚、カミツキガメなどの危険生物が多摩川にいるとなると、遂には日本の子供たちに被害が及ぶことも考えられなくはありません。

もちろん、姿形からして大きいのでそうそう近づくことはないと思いますが、この外来種たちが何を食べて生命を繋いでいるのかを考えると、日本の水生生物の生態系を破壊する要因になることは明白ですし、環境問題として懸念するところがあります。

アマゾンの外来種アリゲーターガー

以前、新聞で読んだ多摩川の河川漁業協同組合の人の話では、北米産のガーパイクやアマゾン川のタイガーショベルノーズキャットやシルバーアロワナなど、かなりの大型の外来魚が釣れることは珍しくないとのことで、ツイッターなどでも大小様々な外来種が釣れたという報告が跡を絶ちません。

飼っていたペットの放流は、例えば縁日の金魚すくいで持ち帰った金魚やミドリガメなどを近くの川や池などに帰すといった感じで昔からあったのですが、時代も変わり、外来種などが簡単に手に入るような現代において生態系を崩しかねない大きな問題となっているわけですね。

ただ、もともとアマゾン川などで生息していた外来種は、多摩川でも下水処理された温かい生活排水が流れ込む限られた水域でしか冬を過ごすことができないので、そこはひとつ救いでもあるのですが…。

写真画像で確認するヤバい現状!

実際に多摩川で200種類もの外来種が確認されているわけですが、日本各地でも同様に大型の外来種や珍魚が釣れたという報告があります。

ここでは日本各地で釣れた外来魚の写真画像を紹介していきたいと思います。

アリゲーターガー大阪の寝屋川で釣れたアリゲーターガー

多摩川で釣れたアリゲーターガー多摩川で釣れたアリゲーターガー

関東某所の温排水で釣れたプレコ関東某所の温排水で釣れたプレコ

多摩川で捕獲されたカミツキガメ多摩川で捕獲されたカミツキガメ

多摩川で釣れたアロワナとダトニオ多摩川で釣れたアロワナとダトニオ

新中川で確認されたアロワナ新中川で確認されたアロワナ

多摩川で捕獲されたワニガメ多摩川で捕獲されたワニガメ

多摩川で捕獲されたニシキヘビ多摩川で捕獲されたニシキヘビ

和歌山田辺市で捕獲されたアフリカツメガエル和歌山田辺市で捕獲されたアフリカツメガエル

江戸川で釣れた中国のソウギョ江戸川で釣れた中国のソウギョ

沖縄の川で釣れたティラピア沖縄の川でよく釣れるというティラピア

名古屋城の外堀で目撃されたアリゲーターガー名古屋城の外堀で目撃されたアリゲーターガー

大分県由布院で捕獲されたティラピア大分県由布院で捕獲されたティラピア

奄美大島で捕獲されたグリーンソードテール奄美大島で捕獲されたグリーンソードテール

琵琶湖で捕獲されたアフリカ産ヒレナマズの一種琵琶湖で捕獲されたアフリカ産ヒレナマズの一種

琵琶湖で捕獲されたタイガーショベルノーズ琵琶湖で捕獲されたタイガーショベルノーズ

兵庫県芦屋市のため池で捕獲されたアリゲーターガー兵庫県芦屋市のため池で捕獲されたアリゲーターガー

多摩川で捕獲されたレッドテールキャット多摩川で捕獲されたレッドテールキャット

多摩川ではシャケも釣れる多摩川ではシャケも釣れる

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多摩川で外来種が増えた原因とは?

日本各地で目撃・捕獲情報が確認される外来種・外来魚ですが、多摩川がやたらとピックアップされるのは、やはり外来種が棲みやすい環境が原因とされているからなんです。

先程も書いた通り、生活排水や下水処理排水によって比較的温かい水域が生まれ、本来水温の高い熱帯地域に生息する南米の外来種たちが、冬の多摩川などで死滅せずに生き残ることが可能となります。

地球の温暖化が進み、多摩川などの下流域でも水温は上昇傾向。 さらに近年では、高度な下水処理技術が定着したことで排水温度が高くなり、外来種が生息しやすい環境になったことが増加の原因としてあるということですね。

多摩川に生息している外来種の種類引用元:朝日新聞

しかし、もとを辿ればそれら外来種はもともと誰かがペットとして飼っていたもの。

そして彼らが飼いきれなくなって川や池にそれら外来種を放流したという現実があり、そのようにモラルに欠けた行為によって日本各地で問題となっているのです。

そのまま放置していては日本河川の生態系が崩れ、結果として漁業を衰退させてしまうということも考えられるので、どこかで誰かが駆除したり保護する必要が出てくるのです。

おさかなポストの注意書き多摩川には生態系を守るために『おさかなポスト』というものまである

日本の河川で外来種が増えてきた原因は、こうした無責任な行為から放流されるパターンと、ひどい場合には、大型魚をルアー釣りするためにわざわざ繁殖させようと放流することもあるとのこと。

まさにブラックバスなんかはその目的で至る所に生息しているわけですが、今後は同じように外来種でも獰猛な種類の魚が近くの河川や池、湖などで見かけることも珍しくなくなってくるかもしれませんね。

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