リレンザの副作用で中学生が転落死?子供のインフルエンザは異常行動に注意!

インフルエンザにかかった男児のイメージ

2017年2月14日、東京都品川区でインフルエンザ治療薬『リレンザ(Relenza)』を服用した中学生が、自宅のマンションの自室から転落死するという事故がありました。

以前、インフルエンザ治療薬・タミフルの副作用による異常行動が問題になったことがありましたが、同様に病院で処方されるリレンザでも異常行動が見られたというのは怖いニュースですね。

2016-2017年はインフルエンザが大流行しているということで、今回はこの問題について詳しく見ていきましょう。

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リレンザ服用で中学生が転落死

2017年2月14日、インフルエンザに罹っていた中学2年の男子生徒が、病院で処方されたインフルエンザ治療薬『リレンザ』を飲んだ後に異常行動がみられ、4階の部屋から転落死するという事故が起きたそうです。

時間は14日の午後0時50分頃で、男子生徒は敷地内のフェンスに服などが引っかかり宙吊り状態で発見されたとのこと。 男子生徒はすぐに病院に搬送されたのですが、病院先で死亡が確認されたとのこと。

警察によると原因はこれから司法解剖して調べるとのことですが、リレンザによる副作用ではないかという見方が強いようです。

男子生徒は午前中に病院で診察を受け、インフルエンザと診断されていたそうですが、病院で処方された薬を服用した後は、自分の部屋で1人で休んでおり、母親が気づいたときには部屋に居らず、部屋の窓が開いていた事から、そのまま飛び降りたのではないかとみられているそうです。

タミフルと異常行動の割合以前、タミフルが問題になった時のデータ

ちなみにインフルエンザ治療薬『リレンザ』についてはこんな感じだそうです。

リレンザの服用の仕方の漫画引用元⇒ハイテンション・インフルエンザより

リレンザ(一般名:ザナミビル水和物)は、抗インフルエンザウイルス薬としてタミフルと並んで代表的な治療薬として処方されています。

インフルエンザ治療薬の副作用と子供の異常行動の関係

※以下の画像データは厚生労働省インフルエンザ発生動向調査(2015/2016シーズン)より引用

インフルエンザ罹患時にある異常行動については、厚生労働省も注意喚起を促しているので注意が必要なのですが、そこには処方される医薬品の副作用との関係があります。

まずはインフルエンザにかかったときにみられる、重度の異常行動がどのようなものか見てみましょう。

  • 突然走り出す
  • 高いところから飛び降りる
  • 生命に影響の出る予期できない行動

基本的にインフルエンザ時の異常行動は子供(特に男児に多い)に起きる症状だといわれているので、大人になってからはあまり心配する必要はありません。 厚生労働省の調査によると年齢の最頻値は8歳がピークになっているのですが、中学生・高校生くらいまでは異常行動がみられるというデータもあるので、成人するまで気をつけなければいけないことは確かでしょう。

インフルエンザの異常行動と年齢の関係インフルエンザの異常行動と年齢の関係

厚生労働省の調査結果によると、インフルエンザでの異常行動についてはタミフルや他のインフルエンザ治療薬を服用している時に異常行動が見られる場合があるとし、特に発熱後2日目に異常行動が見られることが多いとしています。

そして、睡眠時について以下のデータが出ています。

インフルエンザの異常行動と睡眠の関係インフルエンザの異常行動と年齢の関係

異常行動は眠りから覚めてからの意識が朦朧としやすい時間にも注意が必要です。

このことからタミフルの服用については注意が必要だと言われているのはよく聞く話ですが、今回は別のインフルエンザ治療薬リレンザでの異常行動発症ではないかとも見られているので、特に子供がいる家庭では注意する必要があります。

そして、タミフルやリレンザだけでなく、他のインフルエンザ治療薬が処方された場合にも、副作用から異常行動が見られる可能性があるとのこと。

異常行動とインフルエンザ治療薬の関係異常行動とインフルエンザ治療薬の関係

このデータをまとめると、重度の異常行動が見られた時に服用していたインフルエンザ治療薬は、タミフル15件、アセトアミノフェン34件、リレンザ7件、イナビル21件で、これらの医薬品の服用がないのは8件となります。

その中で、突然走り出す・飛び降りるという異常行動に特定した場合、タミフル6件、アセトアミノフェン18件、リレンザ3件、イナビル15件で、これら医薬品の服用がないのは6件となることから、子供がインフルエンザにかかった時は、安静中の様子に気にかける必要があることがわかります。

ここで注意してほしいのは、インフルエンザ治療薬の服用がなくても異常行動が見られるというところです。

現在でも治療薬と異常行動の因果関係が定まっていないそうなので、色々なケースで異常行動が見られることは知っておいたほうが良いでしょう。

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子供がインフルエンザにかかったら異常行動に注意

インフルエンザは40度近い高熱が出ることで知られていますが、合併症により死に至る場合も少くないので注意が必要なことは言うまでもありません。 私自身も毎年のようにインフルエンザにかかるタイプなので、とにかく意識が朦朧とするほどの熱に冒される辛さはよくわかります。

インフルエンザは市販の風邪薬などでは治らないので、肉体的に辛いと思っても、疑いがある場合は速やかに病院へ行って処方薬を貰う必要があります。

しかしながら、タミフルの副作用にみられる異常行動については、リレンザや他のインフルエンザ治療薬の副作用にも見られるので注意が必要です。

普段に病気にかかりにくいという人がインフルエンザにかかると、身体だけでなく精神的にもかなり辛いと言われることもありますが、お子さんを持つ家庭の場合、子供がインフルエンザで苦しんでいる姿を見る親の気持ちもかなり辛いものがあります。

ただ、異常行動が怖いからといっても、やはり処方薬を用法を守って服用したほうが回復が早いことは言うまでもありませんし、結果的に今以上の悪化を防ぐことになります。

まとめると以下の通り。

  • インフルエンザ治療薬を服用していなくても異常行動を起こすことがある
  • インフルエンザによる発熱から2日間は特に注意する
  • 時々、様子・声掛けをして意識の有無を確認する
  • 異常行動が見られた時は力で抑えきれないこともあるので、状況に応じて助けを呼べるようにしておく

理解しておきたいのは、ンフルエンザ治療薬が必ずしも異常行動を発生させるわけではないということ。

しかし、厚生労働省や医療機関などでは、小児や未成年者がインフルエンザにかかった場合、少なくとも2日間は1人にならないように配慮することが適切だと説明しています。

厚生労働省のインフルエンザ予防について

それよりも、普段からのインフルエンザ予防をしっかりと行うことが大切なのは言うまでもありません。

うがい・手洗いなどは必ず行うようにして、外出時にはマスクを装着するなど、何よりもまずインフルエンザにかからないための予防対策は必須です。

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インフルエンザは感染症なので、冬シーズンだけでも通学時のマスクをするようにしましょう。 外出時に咳をしている人がマスクをしていない場合も多々あるので、そういうときにしまったと思わなくて済みます。

もちろん、うがい・手洗いを習慣づけることも忘れずに、インフルエンザが流行していたとしてもうまく乗り越えていくようにしていきましょう。

今回はインフルエンザ治療薬リレンザによる異常行動が世間から注目が集めていますが、あまり心配しすぎることなく、最大限予防に努めることが大切だということですね。

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