金正男いい人エピソード…東日本大震災を気遣い日本好きって本当?

いい人そうに見える金正男

2017年2月13日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで毒殺されるという事件が起きました。

金正男(キム・ジョンナム)氏は物腰が柔らかく温厚な人物として、いわゆる親日派の『いい人』として様々なエピソードが紹介されていただけに非常に残念な話です。

東日本大震災のときには取り乱すことなく助け合う日本人の姿に感動したというツイートをしたり、新橋のサラリーマンと酒を飲んだ時は幸せだったと話すエピソードからは、私たちが抱く北朝鮮の冷たい印象は感じられません。

今回は金正男氏のいい人エピソードがどのようなものだったのかまとめてみたいと思います。

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金正男いい人エピソード

北朝鮮といえばやっかいな国という印象しかないのですが、金正男(キム・ジョンナム)氏についてはそれほど好戦的な性格ではなく、どちらかと言うと温厚で平和を愛する人物なのだそうです。

ビジネスで金正男氏と知り合い10年来の親しい付き合いをしていた日本人男性の証言によると、北朝鮮が良くなって欲しいと祖国を気にかける男だったとのこと。

その男性は金正男氏がいい人だとわかるエピソードを次のように話していました。

男性は金正男氏の印象について「印象としては非常にソフトな感じですよね。話をしやすいタイプ。冗談もよく言いますし。笑顔も人懐っこい、かわいい感じですよ。非常に礼儀正しいです。威張ったようなところが全然感じられない人です」と話す。

「特に食事をする時、ワインが好きなんですけど、ワインを傾けながら自分が体験した話を含めて色々な話をします。お寿司も好きでしたし、中華もよく食べました。人々に対して気を遣いながら、生活していたんですけどね、彼と接して嫌な感じを受けた人はほとんどいないと思う。権力者という感じは全然なかったです。いち友人として非常に尊敬できる人でしたよって伝えたくて、(この)インタビューを受けている」と、その人となりを語った。

引用元:Abema Times

たしかに、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)氏に抱く人間像と比べると、異母兄の金正男氏は真逆といった感じです。

ネット上で有名な金正男氏のいい人エピソードとしては、新橋の焼き鳥屋で日本のサラリーマンと酒を飲んだ時は非常に幸せだったと語っていたというものがあります。

北朝鮮のように国民の自由が制限された国の権力者の息子として生まれ、いつ暗殺されるかもわからない金正男氏にとって、サラリーマンと飲みながら平和な日本の当たり障りのない日常に触れることは特別なものだったのかもしれませんね。

金正男が東日本大震災を気遣う日本好きだった?

ディズニーランドで不法入国しようとした時の金正男

2011年に起きた東日本大震災の時に、金正男(キム・ジョンナム)氏が日本人のことを気にかけていたというエピソードも紹介されていました。

ツイッターでは、東日本大震災大震災に冷静に対応する日本人の姿に感動したという内容と、復興を願うメッセージをツイートしたことがあったそうです。

それ以外にも、金正男氏は日本人記者にLINEを送って安否を気遣うこともあったとか。

 

父親の金正日(キム・ジョンイル)総書記も日本の歓楽街や文化が好きだったことは有名ですが、その長男である金正男氏も同様に日本という国が好きだったことが伺えます。

日本には5回ほども訪れ、熱海温泉をいたく気に入っていた金正男氏。

来日した時は、東京・赤坂の高給韓国クラブに通ったり、新宿の焼肉屋や新橋のおでん屋に訪れることもあったそうですが、金正男氏が日本好きとして有名なエピソードに、2001年に東京ディズニーランドに行きたいがために不法入国しようとした話まであります。

結果的に強制国外退去になりましたが、入管の聴取の際には「ディズニーランドに行きたかった」と日本語で話していたこともあって、なんだか憎めないキャラクターの持ち主だったようですね。

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金正男は平和的な人物だった?

常に要人に囲まれ、派手な金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と違い、金正男氏が温厚な人物かはこちらの動画のインタビューによく表れています。

これはマカオでのインタビュー動画なのですが、普通に感じのいいおっちゃんという感じで、一国の党首後継者争いとは無縁な感じが伝わってきます。

今回、体制批判で金正恩氏の怒りを買ったとして暗殺されることとなりましたが、実際に金正男氏がクーデターを起こすような人物だったかというとそんなことはなく、動画で見たままの平和的な人物。 過去にもハンガリーや平壌でも襲撃された過去があり、自身と家族を含めた助命嘆願書まで出していたのですが、弟・金正恩氏の怒りは収まらなかったようです。

しかし、金正恩氏が見逃せなかった反体制発言として決定的だったのが、「権力の世襲は時代遅れ」と言ってしまったことでしょう。 東京新聞編集委員の五味洋治氏によると、金正男氏は「韓国系、北朝鮮系、一般の日本人がいて、一緒に歌を歌い、酒を飲み、楽しんでいた。いつかこのように世界に壁がなくなればいいと思った」と、語っていたそうです。

東京・新橋

ただ、金正男氏が殺害された後にいい人エピソードが出るのは、彼が平和を愛する発言を要所要所でしていたこともあるのですが、それと同時に今の北朝鮮のトップの危険度が対比されているからだと考えられます。

今どきこれほどチープな暗殺を仕掛け、国際的な非難を浴びることをものともしないところは、私たち日本人に直接の脅威ではなくとも、間接的に難民が押し寄せてくるなどの混乱を及ぼす可能性を秘めていることを意味します。

ネットでは『北朝鮮の金一族で一番まともでいい人』と呼ばれていた金正男氏。

今回は様々ないい人エピソードを紹介しましたが、それは北朝鮮の中でという前提条件の元、そう呼ばれていただけのことであって、本当の姿は知るよしないというのが真実なのかもしれませんね。

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