森友学園の国有地談合疑惑が報道されない理由!わかりやすく解説

豊中の元国有地に建設中の小学校

森友学園の国有地談合疑惑についての問題をご存知でしょうか?

これは大阪府豊中市にある元国有地だった場所を、国が大阪の学校法人・森友学園に安価で売却していたというものなのですが、その土地の評価額からしてなんと8億円も安くで購入していたことが発覚したのです。

しかも、元国有地だったこの場所では、今年2017年4月に私立小学校が開校されるのですが、驚くべきことに安倍晋三首相の昭恵夫人が名誉校長を務めることになっているのです。

 

いま、あまりテレビで報道されていないこの問題ですが、一歩間違えると安倍首相の首が吹き飛ぶレベルのスキャンダルにもなりかねない話です。

今回は国有地を売却した森友学園やその経緯について、できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。

Sponsored Link

森友学園の国有地談合疑惑をわかりやすく解説

ではまず、森友学園へ渡った国有地売却問題についてわかりやすく解説していきましょう。

2016年、大阪府豊中市の国有地が、大阪の学校法人・森友学園に売却されました。

現在、この土地では赤い校舎の私立小学校が急ピッチで建設中なのですが、これまでその金額が公表されていなかったのです。

このことを不信に思った豊中市議の男性がこの土地の売却額を明らかにするように提訴したことで、2017年2月8日、国がその国有地の売却額を公表することとなりました。

それがコチラです。

森友学園へ渡った国有地の売却額と評価額

国有地の評価額9億5600万円に対し、森友学園への売却額は1億3400万円となっています。

その差、約8億円

森友学園は、元国有地であった土地を、常識はずれに安く手に入れたことが明らかになりました。

 

おいおい、談合ですか…

多くの人がこのニュースを見て驚きました。

それもそのはず。

学校法人森友学園が運営者で、今年4月に開校される『瑞穂の國記念小學院』は、安倍首相の昭恵夫人が名誉校長を務めている日本初の唯一の神道の小学校でもあるからです。

森友学園に売却した元国有地のあった場所森友学園に売却した元国有地のあった場所

それにしても近隣の土地の90%オフ!

とんだバーゲンセールですが、教育機関の利用だからこのような安価での売却になったのでしょうか?

森友学園の弁護士によると次のような理由がわかりました。

 

「売却された国有地には廃材やゴミなどが埋まっており、それらの撤去費用を差し引いたので、あのような売却額になったと聞いています」

 

実はこの土地、ヒ素や鉛が検出されていることから汚物撤去での価格を差し引くことになっているとのこと。

いままで国が売却額を公表しなかったのも、学校への信用を損なわないための配慮だったと説明しています。

しかし、2011年7月に別の学校法人が同様の条件で約5億8000万円での購入を希望していたそうですが、そちらには売却の許可は下りていません。

元国有地のあった場所隣の公園は14億2300万円で売却している

おかしい…。

森友学園が不正にこの土地を手に入れたとしか思えない。

そう言ってこの問題を追求しているのが『民進党』と『共産党』です。

そして、国有地の売却額の情報開示を求めた木村真(きむら まこと)豊中市議は、一応『無所属』とのことでした。

豊中市議会議員、木村真

少しこの木村真豊中市議会議員について説明しておくと、「市民オンブズ豊中」の中心メンバーの一人として、税金の使いみちをチェックし、不正や癒着を追及する活動に関わっている人だそうです。

森友学園への国有地売却問題が報道されない理由!

国有地取得について森友学園の説明

冒頭でも書いたのですが、この森友学園に国有地が安価で売却された問題がテレビであまり報道されないことで、世間ではあまり認知されていないのではないかという指摘がネット上で沢山見られます。

森友学園への国有地売却問題が報道されない理由は、金正男氏が暗殺されたからなのでしょうか?

もちろんそれもあるかもしれませんが、はっきりいって政府(国)としては追求されたくない問題なので、裏で報道規制を引いているという考え方もできます。

 

学校法人・森友学園は、右寄りの教育をすることで話題となった大阪・塚本幼稚園を運営元で有名ですが、なんせ名誉校長が安倍昭恵首相夫人であることから、あまり事を荒立てたくない問題です。

民進党も共産党も、安倍首相の口利きで政府が談合による国有地の不正売却をしたと睨んでいるので、ここに真っ向から対応してしまっては面倒なのでしょう。

 

なので安倍首相はすでにこう切り捨てています。

「私や妻が(認可や国有地払い下げに)関係していたということになれば、これはもう、まさに、私は総理大臣首相も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」

はい、この話はお終い!

ということです。

森友学園の名誉校長を務める安倍昭恵首相夫人

傍から見ると、疑惑の浮かんでくる森友学園への国有地売却問題ですが、安倍首相のこの答弁が出てから、各報道番組でこの問題を大きく取り上げることはなくなっています。

たとえば、この問題を積極的に取り上げているのはもちろん朝日、毎日なのですが、読売新聞などはほとんどこの森友学園の国有地売却問題については取り上げていません。

ネットメディア『リテラ』によると次のような指摘がありました。

さらに露骨なのは読売新聞だ。17日現在まで、読売は森友学園をめぐる国有地問題と差別文書問題について、紙面は無論、オンラインニュースでも一度も取り上げていない。

(中略)

ちなみに、森友学園への国有地売却を決めた国有財産近畿地方審議会の当時の委員には読売新聞大阪本社編集局管理部長が名を連ねている。

引用元:リテラ

ううむ…

新聞購読者数ナンバーワンの読売でこの問題を取り上げないと、たしかに報道されない事実としてこのような指摘がなされても仕方がないところがあります。

理由については『問題なし』としているのか、それともそうしたいのか…。

テレビメディアは左寄りのイメージがあるのですが、大手メディアが報道しないということは、かなりヤバイ案件とみていいのかもしれません。

Sponsored Link

森友学園が叩かれる理由とは?

この問題をわかりやすく読み解くために、学校法人森友学園についてもう少し説明しておきましょう。

まず森友学園の籠池泰典(かごいけ やすのり)理事長は、かなり右寄りの人物で豊富な政界人脈を持っています。

ネットでは保守(右寄り)というのは珍しくありませんが、森友学園が運営し、籠池泰典氏が園長を務める大阪市淀川区にある塚本幼稚園では、戦後廃止された教育勅語を暗唱させるなどの教育を行っていることで、一部の人達からに強い保守派である『極右』と呼ばれているのです。

要するに何が言いたいのかというと

戦時中の軍国主義を進める人物(団体)だ!

と、左寄りの人たちは言いたいわけです。

 

教育勅語というのは、明治天皇による戦前の教育理念を説いた言葉ですが、軍国主義を彷彿とさせるとして戦後は廃止されています。 それを、大阪の塚本幼稚園の園児たちが暗唱している姿が報じられたことで、一時期、非常に話題になったことがありました。

誤解がないように言っておきますと、礼儀作法や伝統文化においても熱心に教育している幼稚園でもあるとのこと。 安倍昭恵首相夫人は、2年前に森友学園の名誉校長を引き受けたのですが、園児たちが礼儀正しく学ぶ姿や、教育理念に感銘を受けたと説明しています。

かなりわかりやすくいうと、森友学園は日本の文化を重きに置いた教育理念を持つ学校法人だということですね。

森友学園、塚本幼稚園の園児たち塚本幼稚園の園児たち

今回、森友学園が国有地を取引した経緯について疑惑を持たれていますが、その背景には日本の伝統を重んずる教育が背景としてあるからとも考えられます。

しかしながら、塚本幼稚園の教育が軍国主義のようだと騒いでいるのは、一部の人間だけであることは理解しておいた方がいいでしょう。一応、私立であり、幼稚園は義務教育ではないので、偏った主張であるとも言えるからです。

そして、それと国有地が時価評価額の1/10程度で売却されたことは別の話です。

あまりテレビメディアで報道されないところみると、(強制的に)このまま収束していくとも予想できますが、安倍政権が決して目を合わせたくない問題であることは言うまでもありません。

【続きはコチラ!】
報道されない森友学園への国有地売却問題!疑惑の真相を簡単に!

朝日新聞も過去に1/4の価格で国有地を取得した事実があります。わかりやすく解説しているので、こちらもぜひ読んでもみてくださいね。

追記(2017/3/11)

⇒森友学園問題終了?朝鮮学校国有地払い下げが追求されなかった理由

2017年3月10日、森友学園・籠池理事長の記者会見が開かれ、小学校の申請引き下げと理事長退任の意向により、森友学園問題はこれにて一旦幕引きとなりそうです。今後の森友学園問題について記事を書きました。

Sponsored Link

コメントを残す

このページの先頭へ