ロシア発のゲームBlue Whaleのルールとは?日本人も要注意?

Blue Whaleが原因で自殺した10代の女の子

ロシアの一部の少年少女たちの間で流行していた『Blue Whale』というゲームをご存知でしょうか?

Blue Whaleは、2015年12月~2016年4月の間に10代の若者たちを巻き込んだ奇妙なゲームで、一時期ロシアでは社会問題となりました。

ロシア・ノーヴァヤ・ガゼータ紙(Novaya Gazeta)の調査によると、その短期間に130人以上の若者が亡くなったとのことですが、『Blue Whale』によって10代の少年少女たちが自ら死を選択するように導いたとして、2016年に彼らが利用していた『死のグループ』の運営者であるフィリップ・ブデイキン(21)という首謀者の男が逮捕されたことで幕を引きました。

しかし、イギリスのメディア『Mail Online』によると、2017年2月25日~27日の間に『Blue Whale』が原因となって4人の10代女性が亡くなったことが報じられたのです。現在では中国にまで死のグループを名乗る輩が出てきているので、日本も注意が必要だと言われています。

一体いま、ロシアで何が起こっているのでしょうか?

今回はこのロシア発の恐ろしいゲーム『Blue Whale』について詳しく見ていきましょう。

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ロシア発のゲーム『Blue Whale』とは?

ロシアである時期に『Blue Whale』というゲームが流行し、130人以上の少年少女が自殺したという奇妙な事件がありました。

ロシアのこのような常軌を逸した事件や社会現象(問題)が定期的に報じられる度に、ネット上で揶揄された「おそロシア」という言葉が思い浮かぶのですが、130人以上の少年少女(未成年)が自殺する原因なった『Blue Whale』というゲームについても、怖いもの見たさも相まってか、非常に興味を惹かれるものがあります。

ちなみに『Blue Whale』とは一般的にシロナガスクジラを意味する単語なのですが、このロシアの自殺ゲーム『Blue Whale』に関しては、シロナガスクジラが浜辺に乗り上げて死ぬ(自殺?)という意味で名付けられています

なんとなく緩慢な死をイメージさせる言葉ですが、内容が若者を死に導くゲームであるところはアンダーグラウンドな悪趣味さが垣間見えると言ったところでしょう。

 

この『Blue Whale』はロシア最大のSNSサイト・VKontakte(通称:VK)内の『死のグループ』に参加した10代の若者たちの間で2015年末から約半年間ほど流行していたもので、10代の若者たちを自殺に誘導したことで逮捕された犯人・フィリップ・ブデイキン(21)という首謀者の男は、2013年から2016年にかけて8つのグループを組織していたとのこと。

Blue Whaleを広めた犯人Blue Whaleを広めたとされる首謀者

この悪魔のような男・フィリップ・ブデイキンは、SNS・VKの『死のグループ』に参加した10代の若者たちに向かって「人生で最高のものはSemiya(家族)、Saturday(土曜)、Sex(性行為)、Suicide(自殺)、すべて『S』から始まる」などと説き、この世に生きることの虚しさを指摘した上で自殺を促したということですが、なんとも薄気味悪い話です。

というか、自分は死を選ばないところが気に入らないのですが、この男だけで少なくとも15人に自殺を促し、そのうち10人が実際に自ら死を選択し亡くなったと明らかにされているので、その事実だけでも驚くべき事件と言えるでしょう。

ただ、この『死のグループ』の首謀者・フィリップ・ブデイキンの逮捕により、10代の若者の自殺は一時的に減少したのですが、2017年においても『Blue Whale』の影響が残っているとして、大きな社会問題になっているそうなのです。

ロシア発のゲームBlue Whaleの恐るべきルール

Blue Whaleが原因で自殺したユリア・コンスタンティノーヴァBlue Whaleが原因で自殺した15歳の女の子

解決したはずの自殺ゲーム『Blue Whale』が再びティーンエージャーの間で流行しているというニュースが、日本でも報じられて話題となっています。

イギリスのメディア『Mail Online』によると、2017年2月25日~27日の間にロシアで14歳から16歳の少女らが立て続けに自殺を図るという奇妙な現象があったことを受け、自殺ゲーム『Blue Whale』の影響が濃厚であるとしてロシア州警察が調査しているとのこと。

自殺を図った少女たちも、やはりロシア最大のSNSサイト「VKontakte」内の『死のグループ』なるものに参加していたことが明らかとなり、彼女たちはグループのゲームマスターからから自殺ゲーム『Blue Whale』によるミッションが与えられ、それを実行したとみられています。

では、この『Blue Whale』とは一体どのようなルール(内容)なのでしょうか?

 

『Blue Whale』はSNSサイト「VKontakte」内の『死のグループ』で行われているもので、そこにいるゲームマスターから与えれれるミッションをクリアしていくという、いわゆる度胸試しゲームのこと。

ただ、その内容が極めてネガティブでなもので、最終的には命の危険を賭したものになっていくそうです。

ちなみに先程のニュースの場合であれば、2017年2月25日にチッタの14歳の女の子が電車に飛び込んで死亡し、同26日には15歳と16歳の女の子が工業地帯ウスチ・イリムスクのアパートから飛び降りて死亡。そして、同27日にも15歳の女の子がシベリヤ・クラスノヤルスク市のアパートから飛び降りて重体になっていることから、かなりヤバイ内容であることがわかります。

もちろん、いきなりこのような結末を迎えるようなミッションではなく、少々過激ではありつつも簡単なものから始まっていくそうです。

  • 手に特定の言葉を刻みつける
  • 飛び降りに適した高いビルを見つける
  • ナイフや剃刀を使い、手首や脚に「クジラ」を描く
  • 毎日、ホラー映画を見る
  • 指定された音楽のみを聴く(オンライン掲示板によると、その1つがロシア人ミュージシャンWOODJUの「VACUUM」)
  • 深夜4時20分に起きる
  • 50日目(30日目)に死ぬ

引用元:Tokana

イギリスのメディア『Mail Online』の記事には、実際に女の子が腕にシロナガスクジラを彫った傷が掲載されていましたが、ちょっと尋常ではない印象を受けました。

なんだろう…。

このWOODJU-VACUUMのPVを観ればわかるのですが、途中、サブリミナルな感じでシロナガスクジラが出てくるんですよね…。

ザ・北欧サウンドという感じの音楽ですが、ビジュアルの色彩は寒色で不安な気持ちにさせられるのですが、評価に良いねの方が圧倒的に多いのがなんとも不思議に思いました。それなりにシンパシーを感じるサウンドであることは間違いないのでしょう。

ただ『Blue Whale』のミッション内容がかなりネガティブなものばかりで病みそうにもなるのですが、それと同時に、私がもし十代の頃であれば、好奇心が刺激されるかもしれないとも思えるような絶妙なものである気もします。

ただ、ロシアのティーンエージャーが一線を越えるところまで行ってしまうのは、やはり国民性に由来するところがあるのかもしれませんね。

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Blue Whaleは日本人も要注意

現在、再び自殺ゲーム『Blue Whale』が影がロシアのティーンエージャーに忍び寄っていることが懸念されていますが、実際のところ、その理由ははっきりしていないんだそうです。

たしかに2016年に『死のグループ』の首謀者が逮捕された後、模倣犯が問題を起こしているという考え方もできるのですが、いずれにせよ、現在、Blue Whaleを広めている犯人は心理学を巧みに利用していることだけは間違いないようです。

たとえば、10代の女の子に、太っていることは「敗者」だと信じ込ませ、そして別世界が存在し、君たちは選ばれた人間だと納得させることで自殺を促すというのですが、それが有効かどうかはさておき、このようなことをする人間は非常に悪魔的だと言わざるを得ません。

ただ、10代の不安定な時期にBlue Whaleの犠牲にならないためにも、このような情報は知っておいて損はないでしょう。

Blue Whaleで自殺したユリア・コンスタンティノーヴァのSNS自殺したユリア・コンスタンティノーヴァさんのSNS

実はネットでこの自殺ゲーム『Blue Whale』についてのみんなの意見を見てみると、ロシアのこの奇妙な社会問題について「不謹慎だけど、厨二病的な魅力を感じる」といった意見もありました。

私も漫画が好きなので、このBlue Whaleのニュースを見て、ネット民が想起させられた浦沢直樹の『MONSTER』、古屋兎丸の『自殺サークル』、大塚英志/田島昭宇の『多重人格探偵サイコ』など、まるで漫画の世界のような話だと思いました。

そしてご存知の通り、どの漫画もヒット作であることから、人が潜在的に抱えているネガティブなものを刺激する要素があったとも考えられます。

 

それ以外にも、伊藤潤二の短編で『悪魔の理論』という話があるのですが、ある学校で出回っているテープを聞いた人間が次々と自殺してしまうというストーリーで、そのテープには「死ぬことについて納得せざるを得ない話が吹き込まれている」というもの。

実際にその理論についての内容が出てくるわけではないのですが、十代の頃に読んだそんな話を思い出したので、我が身を振り返ってみるとロシアの自殺ゲームは意外と深刻な問題といえるでしょう。

伊藤潤二、悪魔の理論『悪魔の理論』伊藤潤二

それにしても、違法薬物クロコダイル(検索しない方が身のためです…)や、死の危険を伴った自撮り行為で死にまくったり、酒の代わりに接着剤や化粧品を飲んで死亡事故が相次ぐなど、自殺ゲーム『Blue Whale』以外にもロシア人に関するニュースは常軌を逸したものが多くて驚かされます。

一説によると、ロシア人は日本人のほとんどが持っているとされる『危険遺伝子』(恐怖を感じるための遺伝子)が少ないからという話を聞いたことがあるので、そこが大きな分岐点となっているのかもしれませんね。

ただ、首謀者が逮捕された後も『Blue Whale』はロシアだけにとどまらず、カザフスタンやキルギスタンなど中央アジアにまで広がっています。現在では中国にまでBlue Whaleを名乗るグループがあるというので、この自殺ゲームの影響は私たち日本人にとっても無視できない問題です。

思春期を迎えた10代がこのような死を望むことについては(特に日本は自殺者の多い国でもあります)、どの国でもさほど変わりはないとも考えられますから…。

それにしても、

ああ、オソロシア…。

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