星野リゾートが大阪の新今宮に?大阪地元民がざわつく理由

星野リゾート、大阪

星野リゾートが大阪の新今宮にできることがニュースで報じられていました。

星野リゾートと言えば、誰もが一度は泊まってみたい高級ホテルとして知られていますが、地元大阪の人間からすれば「なぜ新今宮に?」と疑問を持つところもあるのではないでしょうか?

私も新今宮や通天閣くらいなら自転車で行ける場所に住んでいたのですが、新今宮と言えば『あいりん地区』や『飛田新地』という大阪でも下町中の下町。

いまだに昭和の趣が残るスラム街(西成)のある場所です。

新今宮駅の前、西成という場所

地元民でも若干物騒な場所だと認識されていて、よそ者は入るべからずな雰囲気が漂っている場所です。

そこに星野リゾートですよ。

わくわくしませんか?

なんとその規模客室600室を超える20階建てなんだとか。ちなみに事業計画書を見ると、2022年3月グランドオープンの予定になってます。

星野リゾートのオープン日

今回は、大阪の中心部・新今宮に建てられる星野リゾートについて、色々と思うことを書いていきたいと思います。

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星野リゾートが大阪の新今宮に?

星野リゾートが大阪に進出することがニュースで報じられていました。

星野リゾートは、全国で高級旅館などを展開していることで有名ですが、名だたる日本の観光地においては一点目を引く存在です。私も有り余るほどのお金があれば星野リゾートに泊まってみたいと思いますが、それなら宿泊日数を伸ばしたい派なので未だに利用したことがありません(笑)

星野リゾート色々星野リゾートはこんな感じ

要するにそれくらい星野リゾートはラグジュアリーなホテルなのですが、建設予定地が大阪市浪速区新今宮という『ザ・大阪』な場所で、最近メガシティ化が加速している梅田が光とすれば、新今宮周辺は完全に影。

ではなぜ、星野リゾートが大阪の新今宮に建てられることになったのでしょうか?

元々、星野リゾートが進出するJR新今宮駅の北側の広大な土地は大阪市が所有していた場所で、巨大商業施設『あべのハルカス』のある天王寺や、観光地として人気の通天閣やその界隈に近く、関空へのアクセスがしやすい場所として、以前から大阪市がホテルの誘致を考えていたそうです。

そして、事業者を公募した結果、星野リゾートが選ばれたそうなのですが、いやはや…。

 

いまさらあいりん地区や飛田新地がどのような場所か説明するまでもないですが、いわゆる『西成』と呼ばれる日本でも数少ないディープなスラム街は、場所的に新今宮駅の南側に位置しています。そして、建設予定地の新今宮駅の北側ですが、ここは薄暗くて何もなく、そこはかとなく怖い場所という印象しかないので、そこに星野リゾートというのはシュールを通り越して少し心配になります。

ちなみに星野リゾートはこんな感じです。

大阪新今宮の星野リゾートイメージ

素晴らしい。

600室以上という大風呂敷なので、新今宮の影を吹き飛ばすかもしれませんね。

星野リゾートに地元大阪民がざわつく理由

JR新今宮駅で降りるとなんとなく郷愁を感じる私ですが、駅から南側へ行くことはほとんどありません。

時々、怖いもの見たさでカツアゲに遭いそうな気分を味わいながら散歩したりすることはありますが、別に用事がないので暇つぶしが終われば早々に立ち去ります。

ちなみに昼間よりも夜の方が断然スリルがあります。

長い商店街には、夜なのにサングラスのチンピラ風のお兄さんや、時速1kmくらいであるく酩酊したおっちゃん、金髪プリン頭のすっぴん入れ墨お姉さんなど、人がまばらな割に濃いキャラばかりが目につくのでちょっと異様な感じがするかもしれませんが、まぁ楽しい街です。

西成のコアと呼ばれる萩之茶屋・三角公園周辺は弁当が200円くらいで売っているようなところですが、この辺りは日雇い労働者がその日暮らしの生活をしている場所(ドヤ街)としても有名です。

新今宮のドヤ街

ちなみにこの辺りの宿泊施設の値段を調べてみました。

新今宮周辺の格安ホテル新今宮周辺の格安ホテル

実際に西成周辺を歩いていると、インターネット予約なんて小洒落た感じではなく、デカデカと『素泊まり1泊900円~』みたいな看板の、ある意味敷居の低い人情味のある宿泊施設が多いことがわかります。

つまり、そんなところに星野リゾートのような高級ホテルが建つもんだから、地元大阪民はざわつく訳ですよ。

それどころか、「星野リゾート言うけど、あんなとこ星なんか見えへんで」みたいな感じなのです。

昔、西成のローソンが襲われたとか、警察24時の麻薬捜査は大体あの辺りだとか、合法のソープがあるとか、ションベン臭い街だとか、街中を走るジェットコースターが潰れたとか、私たち日本人でもあまり良い印象がないところですからね。

星野リゾートが地域活性化に繋がると言われてもあまりピンとこないし、「どうせ中国人が増えるだけだろう…」と、ただただ違和感しか生まれないのではないでしょうか?

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新今宮の星野リゾートは以外にアリかも?

新今宮駅前、星野リゾートイメージ

ただ、星野リゾート関係者によると、外国の富裕層をターゲットとして考えているようなので、それだと案外アリかなという気もします。

というのも、数年前から西成の日雇い労働者のための安宿(素泊まり専用)が、外国人バックパッカーに人気だからです。

先程も紹介したように、日本人でもびっくりの安さで宿泊できる安宿は、宿泊料金が比較的高い日本において外国人観光客からはありがたい存在。彼らにとっては、西成がいくら治安が悪いと言っても、それは治安の良い日本での話なので何も問題がないのです。

私の知り合いに、暇だからと真夜中にタクシーで西成の三角公園の立ち飲み屋に飲みに行くという人間もいるので、いきなりナイフを突きつけられて身ぐるみ剥がされるような恐ろしい場所ではありません。

本当に治安の悪い国に行けば、夜の街は男でも出歩けないレベルですが、そういう意味では西成や新今宮は特に問題がないと言ってもいいかもしれませんね。

言い換えれば、新今宮というのは外国人観光客にとっては非常に立地がよいホテルですし、タイのバンコクなどでも下町にドンと建てられた高級ホテルはよく見かけるので、新今宮の星野リゾートは意外にアリかもしれません。

星野リゾートが新今宮にできることについてのツイッターまとめ

一応、2022年3月にグランドオープン予定だそうなので、2020年の東京オリンピックの後ということになりますね。しかし、大阪はカジノや万博の誘致を希望しているので、星野リゾートはその辺りを視野に入れているのかもしれませんね。

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ただ、大阪の黒歴史フェスティバルゲート(今はマルハン)のすぐ隣なので、やはり地元大阪の人間としては「うまくいくのかなぁ?」と半信半疑なところがあります。

ただ、いまや天王寺公園も『てんしば』という名前でオシャレな都会のオアシスになっていますし、最近は大阪の台所・黒門市場も外国人観光客向けのスポットになっているので、新今宮の星野リゾートがある意味多国籍な街として、これから大阪のシンボルになるかもしれませんね。

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