韓国次期大統領の有力候補・文在寅ってどんな人?親北反日は本当?

文在寅

2017年3月10日正午、韓国憲法裁判所が朴槿恵(パク・クネ)大統領の罷免を認める決定を出したというニュースが報じられていました。

罷免(ひめん)という言葉にあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、要するに『韓国のパク・クネ大統領が失脚した』ということですね。

罷免とは、わかりやすくいうと『クビ』という意味になります。

韓国の大統領罷免までの流れ

これで60日以内に韓国で大統領選挙が行われることになるのですが、タイミング的には5月9日が投開票日として有力視されているとのこと。5月にはフランス大統領選挙も控えていることもあり、昨年に引き続き世界情勢に大きな影響を及ぼすことになりそうです。

そこで気になるのは、韓国の次期大統領候補者。

そして、韓国の次期大統領候補筆頭として呼び声が高いのが、親北反日派と言われている文在寅(ムン・ジェイン)

今回はこの文在寅(ムン・ジェイン)氏について色々と調べてみました。

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2017年の韓国次期大統領選挙について

2017年3月10日、韓国史上初めてとなる大統領の罷免(ひめん)。

これにより、本日より60日以内に韓国で次期大統領選挙が行われることが決定したことになります。

さてさて、大慌ての韓国次期大統領選挙の日程については10日位内に決定されるとのことですが、おそらく投票日は2017年5月9日になると見られています。

朴槿恵大統領罷免のニュース

弾劾による大統領失職という不名誉なレッテルが貼られてしまったのパク・クネ氏ですが、元々反日の鳴り物入りで大統領になった人なので、日本人で「それは残念だ」という人はほとんどいないでしょう。

そんなことよりも『韓国の次期大統領は誰になるのか?』と関心が移っていくわけですが、候補者にはどんな人がいるのでしょうか?

元々、パク・クネ氏の共謀スキャンダルがあってから、2016年末まで国連事務総長を務めた潘基文(パン・ギムン)氏が次期大統領候補として有力視されていたのです。

しかし、2017年2月1日に潘基文(パン・ギムン)氏は次期大統領選挙の不出馬を表明。

ちょうどその頃に韓国国内で支持率を急上昇させ、トップになっていたのが文在寅(ムン・ジェイン)氏。

今、最も韓国の次期大統領として有力視されており、そこからさらに次期大統領候補者として、黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行(首相)、民主党の安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事らが追ってきているという状況です。

今回はその中で特に注目すべき候補者である文在寅(ムン・ジェイン)氏について、色々と詳しくみていきたいと思います。

韓国次期大統領の有力候補・文在寅(ムン・ジェイン)ってどんな人?

韓国次期大統領候補者として有力視されている文在寅(ムン・ジェイン)氏とは、一体どのような人物なのでしょうか?

まずは文在寅(ムン・ジェイン)氏のプロフィールから見ていきましょう。

文在寅(ムン・ジェイン)氏のプロフィール

学生時代から民主化運動に参加していた文在寅(ムン・ジェイン)氏は、慶煕大学在学中の1975年に政権批判により逮捕・投獄された経験があります。大学卒業後、司法試験に合格し、弁護士へ。そこから縁あって、1982年、弁護士だった盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏と共同事務所を作るなどして、徐々に関係性を深めることに。2002年に盧武鉉氏が大統領選に立候補すると、釜山地区の選対部長として活躍しました。

文在寅(ムン・ジェイン)氏は、第16代大統領・盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏と親密で、当時、大統領府の秘書室長を担当していたこともあります。

象徴的なのが、盧武鉉政権時代に日韓外交上問題視されていた『新日派財産没収法』です。

新日派財産没収法というのは、現在の親日行為を罰するものではなく、日本統治時代(1904年~1945年)に、朝鮮総督府に協力し蓄財した親日協力者を『反民族行為者』として土地や財産を没収する法律なのですが、この悪名高き『新日派財産没収法』を法律面から後押ししていたのが、当時、大統領府の秘書室長を担当していた文在寅(ムン・ジェイン)氏。

盧武鉉元大統領からすると7歳下にあたる文在寅氏ですが、今回の次期大統領選挙への出馬には、自殺した盧武鉉氏の遺志を継ぐ想いや、2012年の韓国大統領選挙でパク・クネ氏に大接戦で負けたことのリベンジもあるのでしょう。もちろん、法律の専門家として裏方に徹してきた経歴や、政界や財界に太い人脈を蓄えてきただけあって、今一番、韓国の大統領に近い男と言われています。

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文在寅(ムン・ジェイン)の親北反日は本当?

文在寅(ムン・ジェイン)氏を詳しく調べてみると、新北(北朝鮮と仲がいい)で反日(日本に対して厳しい)という評価を見かけますが、本当のところはどうなのでしょうか?

まず、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の根っこが反日だったと言われているので、その系統である文在寅(ムン・ジェイン)氏も日本に厳しいと考えるのは自然かもしれません。文在寅(ムン・ジェイン)氏が反日や対日強硬派と言われているのには他にも理由があります。

その理由として、先程の『新日派財産没収法』に積極的に関わっていたこともそうですが、2017年1月20日に問題となっていた釜山・日本総領事館前の慰安婦像を訪れた際に「日本の法的責任認定と公式謝罪がない」「日韓合意の詳細について、韓国外交省が明らかにする必要がある」として、日韓合意そのものについて厳しく非難し再協議を求めたことが挙げられます。

それ以外にも、文在寅(ムン・ジェイン)氏が世論を汲み取るタイプの人間だと評されている通り、慰安婦像問題で反日感情が沸き立つ韓国において支持率が高いというのは、つまりそういうことなのでしょう。

文在寅と日本総領事館前の慰安婦像

そして、もう一つ気になるのは北朝鮮との関係ですね。

これについては、2007年11月に国連で北朝鮮人権決議案が採択された際に韓国は棄権票を投じたのですが、実はこれが南北ルートを通じて得た北朝鮮側の意見を反映したもので、そのパイプ役になっていたのが文在寅(ムン・ジェイン)氏だと明らかにされたことがあったのです。

当然、国連での採択で北朝鮮の意向を重視することはルール違反。

このような経緯もあることから、文在寅(ムン・ジェイン)氏が韓国の次期大統領になれば、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に行った北朝鮮宥和政策である『太陽政策』をとるのではないかと考えられます。また、文在寅氏は「韓半島の平和を脅かす行為は断固反対」と言明しているので、新北派であることは間違いなさそうです。

文在寅、世論を反映

しかし、韓国次期大統領ともなると、世論を汲み取ることも必要になってくるのですが、先程も言った通り、国民感情の流れを読むのが非常に上手な政治家であるとの評価もあります。

ただ、世論を反映した大統領選で、毎回七転び八起きの韓国。文在寅(ムン・ジェイン)氏が韓国の次期大統領になった場合も例外ではなく、日本としてはまた面倒な人である気がしてなりません。

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盧武鉉元大統領の裏方で暗躍し、前政権に対してのリベンジ戦であることを考えれば、今回の大統領選挙では文在寅(ムン・ジェイン)氏が相当したたかに立ち回ってくることも予想できるでしょう。

どう転ぶにせよ、私たち日本人としてはその経過を見守っておきたいところですね。

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