森友学園問題終了?朝鮮学校国有地払い下げが追求されなかった理由

森友学園、籠池理事長

学校法人森友学園へ国有地が格安で払い下げられた問題について、連日、テレビや新聞、ネットなどで様々な角度からこの問題の事が報じられています。

政治家の関与や幼稚園での虐待疑惑以外にも、あらゆる問題が浮上していた森友学園ですが、2017年3月10日に籠池泰典理事長が会見を開き、今年4月に開校を予定されていた元国有地での小学校の認可申請を取り下げることを明らかにしました。

そして、籠池泰典理事長は一連の責任を取って理事長職退任の意向を示すことで、一旦、この森友学園の国有地問題に幕が降ろされる形になりました。

森友学園問題を終わらせない民進党

「森友学園問題って、これで終わり?」

今回気になったのは、国有地の格安払い下げの恩恵を受けているのは森友学園だけではなく、朝鮮学校や大手新聞社など、他にも似たような団体・企業なども存在していたという事実。しかし、結果的にバッシングを受けたのは森友学園ばかりで、朝鮮学校などの国有地払い下げまで問題が掘り下げられることはありませんでした。

当然、国有地の払い下げ自体が問題であるならば、同じような便宜供与がある団体も追求すべきだという声も少なくなかったのですが、この差は一体何なのでしょうか?

この森友学園を巡る一連の問題がややこしいので、今回はその辺りの核心についてわかりやすく話をしていこうと思います。

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森友学園問題は終わり?

2017年3月10日、学校法人森友学園の籠池泰典理事長と、その息子・籠池佳茂氏が、国有地格安取得など一連の問題について答える記者会見を開きました。

記者会見では、籠池泰典理事長から疑惑のある様々な問題点についての回答が得られたのですが、わかりやすくまとめると『信条に反することは何もしていないし、計画が頓挫し、白紙に戻すことになったのは執拗なマスコミによるバッシングがあったから』だということ。

その象徴的な言葉として『もう少し温かい目で見て欲しかった…』という言葉が挙げられるのですが、結果的に元国有地に9割以上建設されていた小学校『瑞穂の國記念小學院』の開校は断念、責任を取って籠池泰典氏は理事長を退任する意向を示しています。

森友学園問題の今後 森友学園問題の今後元国有地の今後について

森友学園を巡る問題の根幹となっていた格安で払い下げられた国有地については、安倍首相夫妻との関係性も否定され、特定の政治家と森友学園の関係を裏付けるための国会招致も事実上無くなり、野党やマスコミが望んでいるように、これ以上火種を大きくしていくことは難しくなったと言えるでしょう。

もちろん、まだまだ怪しいと言って民進党・共産党などは追求姿勢を辞さない構えですが、森友学園問題はこれにて一旦終わりを告げ、世間からはとかげの尻尾切りのような幕引きだと言われています。

朝鮮学校国有地払い下げが追求されない理由

今回、森友学園に格安で国有地が払い下げられたことについて、それなら朝鮮学校への国有地払い下げや、過去の大手新聞社などの国有地払い下げについても追求すべきだという意見もあります。

結論から言うと、森友学園に払い下げられた大阪・豊中市の国有地のみが、バッシング対象になっただけにとどまっています。

仮にこの問題を教育理念の良し悪しで語るなら、朝鮮学校への国有地払い下げに問題を抱く人がいてもおかしくはありませんし、大手新聞社だって自分たちのことを棚上げして森友学園をバッシングするのは筋が通らない話と言えるでしょう。

朝鮮学校への国有地払い下げについて朝鮮学園に払い下げられた国有地について

これについて不公平だと怒る人もいるかもしれませんが、なぜ森友学園だけがバッシングされたのかというと、やはり籠池一族の塚本幼稚園の運営に不満を持っていた保護者が少なくなかったからではないでしょうか?

塚本幼稚園が先代の森本寛氏から籠池泰典氏・諄子氏に変わってから、その教育内容がより厳しいものになっていったことは過去の記事でもお伝えした通りですが、そこから出てきた不満が今回の問題を大きくした原因だと思えるのです。

 

たとえば、朝鮮学校などは(おそらく)生徒や家族から不満は出てないはずなので、そこは森友学園との大きな違いと言えるでしょう。

籠池理事長が会見で、塚本幼稚園を退園した保護者について不良保護者と言う場面がありましたが、それが全てでないとしても、あのような言い方は世論の反感を買いますし、私が話を聞いた元保護者の方も決して不良保護者ではなく、また左翼でもない普通の日本人です。

塚本幼稚園を利用していた元保護者の方は、塚本幼稚園の教育理念や教育方針を知った上で子供を入園させたのですが、教育勅語に関しても、保護者たちはそこに思想めいたものや抵抗を感じているわけではなかったと言います。ただ、パンフレットに書かれているようなカリキュラムもすべて行われることはなく、教育熱心なのが行き過ぎて先生や事務方に冷たいものを感じたと言っていました。

ネットでも森友学園の教育そのものは素晴らしいと賛辞の声を見かけますが、中身がまるでグルーポンのおせちのように別物だったとまでは言わないまでも、そこに何らかの差があったことは事実です。

朝鮮学校への国有地払い下げについて国有地格安払い下げについて

必要以上に朝鮮学校を作らなくても良いという人は多いですが、右翼学校についても同様に考える人がいたとしても、それはおかしなことではありません。

朝鮮学校の国有地払い下げについて言及されないのは、正にこの部分です。利用者からのバックアップが得られなかったことが、大きな差となったことは間違いないでしょう。

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森友学園問題がスッキリしない人たち

森友学園問題をどう見るのかは立場によって変わると思うのですが、森友学園が『愛国主義=右翼』と見られるように、森友学園をバッシングする人は左翼やマスコミに煽動されている一般市民が多いのではないでしょうか?また情報源がテレビ主体で『政治家=クリーンではない』と考える人も、やはり森友学園や塚本幼稚園、籠池理事長は胡散臭く映っているでしょう。

2017年3月10日、夕方のニュース番組が籠池理事長の記者会見を一斉生中継しているところ、政府が南スーダンのPKO部隊撤収の会見をぶつけるなど、とにかく政府としては、降り掛かってきた火の粉(森友学園問題)を早く振り払いたいという意図が見え見えだし、この問題を見守る視聴者として色々と思うところはあったと思います。

南スーダンの自衛隊撤退について厳しいツイート南スーダン自衛隊撤収について辛辣なツイート

実際、籠池理事長が言い分を語ったYouTube動画や、今回の会見、数々のインタビューで良い印象を持った人は少ないと思います。私たちがイメージする現場に直結した教育者ではなく、校長先生や理事長の立ち位置としての教育者の発言は、どうしてもある種の距離感を感じてしまうので「話を聞かない頑固親父」みたいな印象を受けてしまったからです。

もちろん、籠池理事長にはマスコミへの不信感によるストレスもあったはずなので、私たちからするとそっけない感じの映像に見えてしまうのも致し方ないのかもしれません。

森友学園、小学校取りやめのニュース

ただ、森友学園としても断腸の思いで小学校認可申請を取りやめており、入学予定の子供やその家族にとっても大きな影響があることは確か。

会見で籠池理事長が指摘したように、マスコミの偏向報道よって負の部分ばかりが報道され続け、都合の悪いことは報道されないなど、この一ヶ月間は森友学園の計画は思うように進まなかった部分もあるでしょう。

その中で「森友学園は、この先運営できずに潰れるんじゃないか?」という声もありますが、籠池理事長が今回の会見で明言した通り、信念・信条に偽りはないとしてこの先も教育者としてやっていくとのこと。

だとすると、これ以上民間の私学学校をバッシングするのは、その信念・信条までも潰さないと気に入らないという人たちということになるので、この問題を見守る私たち一般人は今後、彼らの憎悪の波に流されないように気をつける必要があります。

矛先を虐待変え、問題を終わらせない民進党矛先を虐待問題に変える民進党

森友学園問題は終わり?

いや、まだまだ終わらせない…。

しかし先程も書いた通り、朝鮮学校やその他の国有地格安払い下げ問題や特定の政治家の関与など、これ以上この問題を追求し続けることはやぶ蛇であり、この先もこの問題で国会を空転させることに意味があるのかを考えると、やはり森友学園問題はここで終了ということになりそうです。

追記(2017/3/16)

籠池と菅野はなぜ手を組んだ?安倍首相100万円寄付の真相は?

やっぱりまだまだ終わりませんね…。

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