安倍首相から森友学園へ寄付金100万円の証拠?信憑性に疑問の声

大阪豊中市の元国有地

2017年3月17日、『安倍首相から森友学園へ寄付金100万円の証拠となる振込票』についての記事がYahoo!ニュースで紹介されていました。

この記事の執筆者はもちろん、昨日このサイトで紹介した元しばき隊のノンフィクション作家・菅野完(すがの たもつ)氏なのですが、そこには物的証拠と寄付金の払込票が画像として掲載されていました。

気になったのでテレビをつけると、タイムリーなことにMBS系列『ちちんぷいぷい』にこの菅野完氏が生放送に中継で出演していました。

ちょうど、ちちんぷいぷいに出演する30分ほど前に問題の記事を投稿したそうで、直接その話については詳しく触れてなかったのですが、ネット上ではすでにこの物証となる振込票について『信憑性に欠ける』として物議を醸しています。

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安倍首相から森友学園へ寄付金100万円の証拠?

2017年3月10日の会見で、今春念願だった小学校開校を断念したことを明かした森友学園・籠池泰典理事長ですが、それ以降、なにやら色々と反撃の狼煙を上げて世間を騒がせています。

その中で、敵対関係だったはずのフリージャーナリストでノンフィクション作家の菅野完(すがの たもつ)氏を代理人として立て、森友学園への国有地格安売却に関して「本当に悪いのは松井一郎大阪府知事と元財務相理財曲調の迫田英典氏だ」と批判。

そして2017年3月17日、なんと安倍首相から森友学園へ寄付金100万円があった証拠として、実際に籠池泰典理事長が安倍昭恵首相夫人から寄付金として受け取った100万円を振り込んだとされる振込票が明かされたのです。

それがこちら。

安倍首相から100万円の寄付があったとされる証拠

よくみると、『森友学園』から『森友学園』へ100万円が振り込まれています。

しかし、このご依頼人『(学)森友学園)』の少し上に修正テープで何かの文字が消されているのです。それがコチラ。

安倍首相から100万円の寄付があったとされる証拠2

修正テープで消された部分には『安倍晋三』と『匿名』という文字、その上に『大』だか『夫』だかの文字が浮かび上がっていますが、これをどう見れば良いのか…。

ここでその情報を開示した菅野完氏の記事を引用してみましょう。

籠池氏によると、この100万の寄付金が安倍昭恵夫人から手渡されたのは、2015年9月5日土曜日。
メディアに何度も登場した「安倍昭恵氏が瑞穂の国記念小学院」の名誉校長に就任した、あの講演会が行われた日だ。

「昭恵さんから、封筒に入った札束を、『これ、主人から』と言われた。」
「領収書は?と聞いたら『いや、まあ、それは』とおっしゃった。」
「土曜日やし、もっとくの怖いし、我慢せなしゃない。月曜日に自分らで入金した」
「ようわからんようになるから、安倍晋三名義で入金しようとしたけど、会計の人に止められたんで、森友学園の名義で入金した」

当初は『安倍晋三』という名前で入金しようとしたけれど、会計の人に止められたから森友学園の名前に修正して入金したと書かれています。普通は訂正印で修正するのですが、修正テープの上には郵便局の印が押されているのでこの払込票が受理されたことは間違いなさそうですね…。

ただ、現時点で『決定的な証拠』とまでは見られない物証ではあるのですが、安倍昭恵夫人が『記憶にない』と微妙な発言をしていることから、やはりそれだけの関係はあったのかという疑惑の目が向けられることにはなるでしょう。

寄付金振込票の信憑性に疑問の声

ちちんぷいぷいのフリップ

さて、昨日の記事でもお伝えした通り、マスコミ報道では菅野完(すがの たもつ)という人物は『著述家』や『フリージャーナリスト』と紹介されていますが、元しばき隊だったり、女性問題を起こした過去を持っていたりと、なかなかきな臭い人物だと見られています。

そういった元左翼の活動家が、ジャーナリストとして籠池泰典理事長に近づいて何をやっているのかという疑問もあるのですが、やはり今回の『安倍首相から(とみられる)寄付金100万円の振込票』も素直に受け取れるものではありません。

これを『決定的な証拠』として大騒ぎしては後で恥をかくことも考えられますし、私文書偽造や信憑性ゼロとは言わないまでも、やはりツッコミどころがたくさんあります。

この100万円の振込票が、安倍首相や昭恵夫人からの寄付金の証拠として信憑性があるかどうかのポイントをまとめてみましょう。

信憑性が高い理由

  • 安倍昭恵夫人の公演後、最初の平日の振り込みである
  • 安倍晋三⇒匿名⇒森友学園への修正は自然
  • 現金を貰えば自分で振り込むしかないので自然
  • 安倍夫妻と関係良好な2年前の振込票に小細工をする理由がない
  • 修正の上からハンコを押してるので偽造ではない
  • 安倍昭恵夫人が否定せず『記憶がない』としている
  • 寄付金でないなら何のお金なのか?

信憑性がない理由

  • 籠池理事長は嘘が多いので信用ならない
  • 籠池理事長が勝手に安倍首相の名前を使ったから(会計士に)修正されただけの話では?
  • 菅野完(=ノイホイ)が信用できない
  • 私文書偽造の可能性も否定できない
  • 安倍首相側は完全否定している
  • 選挙区外での寄付に何の問題が?

寄付金に関して、籠池理事長が会計士に『安倍晋三』の名前は使わないように言われたそうですが、この理由がなぜなのかが気になるところです。元々何らかのお金が寄付金として処理されたのであれば、安倍首相サイドからすれば迷惑な話ですからね。

それにしても2017年3月23日には籠池泰典理事長の証人喚問も予定されているとのことで、まだまだ森友学園側から大きな爆弾が放たれそうですが…。ちょっと心配になってきます。

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安倍首相が啖呵を切ったことが裏目に?

ちちんぷいぷいの菅野完氏ちちんぷいぷいに出演していた菅野完氏

今回、籠池泰典理事長が現政権を支持しながらもこの菅野完氏と手を組んだということは、お互いの利害が一致したからなのでしょう。

先程も『ちちんぷいぷい』(MBS系列)に菅野完氏が出演しているところを見ていたのですが、愛想のいい感じはほとんど見受けられず、とことん食らいついていきそうな印象を受けました。

松井一郎大阪府知事のツイートちちんぷいぷいにご立腹の松井一郎大阪府知事

たしかにこの問題も、寄付金100万円の払込票が、本当に安倍首相からだったのかを証明する第二第三の物証がなければ話にならないわけですが、そもそも安倍首相が『森友学園への便宜供与などの関係があれば辞任する』なんて啖呵を切ったことが裏目に出てしまったのかもしれませんね。

安倍首相、森友学園との関係

籠池側の与太話など相手にしないとハードルを上げなければ、ひょっとすると大した問題にもなってなかったかもしれないのですが、なぜ2月の中旬の時点であのような啖呵を切ってしまったのか?

そして、2年前の寄付金100万円の振込票が、今回のことを見据えて証拠偽造した可能性が低いことから、火種がまだまだ奥底でくすぶっている状態だと言えるでしょう。

しかし、一歩下がって見れば、この森友学園問題をこれ以上長引かせても国益を損なうだけのような気がするのですが、それでも真実を追求し続ける必要があるのでしょうか?

西の国有地、東の豊洲市場問題…、細かいことに踊らされ、本来取り決めすべきことが後回しにされ続けるのも良くないですからね。

【関連記事】
籠池と菅野はなぜ手を組んだ?安倍首相100万円寄付の真相は?

仮に安倍首相が100万円寄付したとしても選挙区外での寄付には問題がないという答えも出ているので、『問題だ!問題だ!』と騒ぎ立てている人間を見極めなくては、私達自身が印象操作に惑わされて終わりなので注意したいところです。

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One Response to “安倍首相から森友学園へ寄付金100万円の証拠?信憑性に疑問の声”

  1. DD より:

    ・籠池に騙された昭恵氏が講演終了後に謝礼として100万円を提示される。
    ・昭恵氏はその封筒を一度手に取るがすぐにつき返す(籠池はこのことを「手渡された」と表現している)。
    ・つき返された現金100万円を再入金する。この際に安倍信三の名前を使うが「匿名」 → 「森友学園」に変更。
    ・現地視察に来たバカ野党とマスコミに対し「安倍氏から100万円の寄付を受けた」と妄言。

    そんなとこでしょう。

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