北朝鮮は日本攻撃に転じる可能性が高い?どこの米軍基地が危険?

横須賀基地、米空母ロナルド・レーガン

2017年4月、アメリカがシリアの生物兵器使用に対してミサイル制裁を行い、北朝鮮に向けて原子力空母カール・ビンソンを含む強大な戦力を朝鮮半島近海(日本海)に向かわせたことで、アメリカと北朝鮮が一触即発の緊張状態を迎えています。

日本のニュース番組などでは控えめに報じられているのですが、ネットでは北朝鮮のミサイルが日本上空に飛んでくる可能性が高いと考えている人は少なくありません。

アメリカと北朝鮮が戦争するとまでは行かなくとも、アメリカが北朝鮮に何らかの軍事行動を起こすことは十分に想定されていることなので、その場合、北朝鮮が反撃として、韓国やフィリピン、そして日本にある米軍基地が攻撃対象となるからです。

北朝鮮ミサイル発射場所のイメージTELからの発射が多い北朝鮮のミサイル

日本で在日米軍が駐留している基地の場所は限られているのですが、有事の場合、北朝鮮がどこの米軍基地を狙ってくるのでしょうか?

今回はその辺りをわかりやすく解説していきたいと思います。

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アメリカが北朝鮮を攻撃したら日本も危険?

2017年4月11日、北朝鮮は、トランプ大統領が米空母打撃群を朝鮮半島近海まで向かわせたことについて、『米国から何か攻撃の予兆があれば核攻撃も辞さない』と強い警告をしました。

カール・ビンソンを主体とした米空母打撃群は、北朝鮮を壊滅させることができるほどの戦力を持っているので、北朝鮮からしてみると『フザけた真似しやがって』という感じなのでしょう。

血の気の多い人だと、さっさと金正恩(キム・ジョンウン)を殺害しろと思うかもしれませんが、北朝鮮の有する軍事力を一気に破壊できない限り、北朝鮮周辺の国であり、アメリカと友好関係を結んでいる韓国や日本もミサイル攻撃されるというリスクを背負うことになるので、話はそう簡単なものではありません。

このような理由から、これまでのアメリカの政権は北朝鮮への関与を見過ごしてきたところがあるのですが、2017年1月にトランプ氏がアメリカの大統領に就任してから、長年くすぶっていたこの問題が一気に片を付けられる様相を呈してきているのです。

米原子力空母、カール・ビンソン海上自衛隊が米空母カールビンソンで共同訓練を行うニュースも

これはつまり何を意味しているのかというと、北朝鮮問題を終わらすから、日本も韓国も多少リスクを背負えよということなのですが、問題は米原子力空母カール・ビンソンを含む艦隊が朝鮮半島近海でどのような軍事行動を取ろうとしているのかということですね。

一応、「挑戦半島近くでのプレゼンス(存在感)を高めるため」としていますが…。

ただ、隣の国で派手な軍事攻撃が行われるかもしれない時に、日本でどんな危険が迫っているのかイマイチ伝わらないのですが、ニュース番組などをみてもこの事についてあまり取り上げられていないような気がします。しかし、北朝鮮の労働新聞には『核の照準を韓国と太平洋区域の米国侵略的基地に合わせている』と書かれており、有事の際には日本への攻撃も示唆されていることから、私たちにもそれなりに危険が迫っていると考えるべきでしょう。

北朝鮮は日本攻撃に転じる可能性が高い?

日米共同訓練についてのニュース引き返せないところまで来ている?

現段階においてもこの先においても、アメリカも北朝鮮もどのような戦略を持っているのか私たちが知る由もありません。

例えば、ネットでは2017年4月27日にアメリカが軍事行動を起こす可能性が高いという話も出ているのですが、ネットで噂され注目されている4月27日に攻撃が行われるかといえば、そんな簡単なことではないと考えるのが普通です。戦術は常に裏をかくものなので、本当にアメリカが北朝鮮に対して軍事行動を示すのであれば、その前後か、もっと意外なところで攻撃を仕掛ける可能性の方が高いでしょう。

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いずれにしても、アメリカが軍事行動を起こせば北朝鮮も黙ってないでしょうから、勢い余って日本攻撃に転じる可能性も出てきます。

アメリカと北朝鮮では戦力に大きな違いがあるので、勢い余ってというのは語弊があるのですが、報復手段として日本にある米軍基地を攻撃することも考えられる、ということですね。つまり、アメリカが攻撃した場合、先日行ったシリアへの攻撃のようなものであれば、北朝鮮は余力の限り、日本や韓国の米軍基地にミサイルを撃ち込んでくるということです。

そもそもアメリカは、金正恩の場所を掴んでいるのか?一体どれほどのミサイルを持っていて、核弾頭ミサイルは何発発射できるようになっているのか?ミサイルの発射場所もはいくつあるのか?…など、この辺りが軍事機密のため伝わらないので、不安がどうしても残ってしまうのです。

韓国次期大統領有力候補、ムン・ジェイン氏親北派と噂される韓国次期大統領有力候補・文在寅氏

そして、やはり見過ごせないのが、韓国が現在、リーダー不在で韓国次期大統領選を迎えているところ(2017年5月9日予定)。さらに北朝鮮からの働きかけが機能しにくい状態で、3月から米韓合同軍事演習を行っています。これはアメリカにとって地の利を得ている状況であり、他に好条件が重なったり、キッカケが与えられれば一触即発の危機を迎えることになります。

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2017年4月11日、外務省は、北朝鮮の核やミサイルを理由として韓国への渡航者や韓国滞在者への注意喚起を始めたそうですが、これらの理由から考えても、韓国次期大統領が行われる2017年5月9日までは、アメリカが軍事行動を起こす可能性が低くないと言えますし、その際は韓国への影響も大きいとも言えるでしょう。

ただ、防衛力を比較された時に、北朝鮮が日本への攻撃に転じる可能性も否めないので、私たちにとっても北朝鮮とアメリカの緊張状態は危険視すべき問題となるでしょう。

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北朝鮮のミサイルはどこの米軍基地を狙う?

では、北朝鮮のミサイルの照準が日本へ向けられた場合、北朝鮮は一体どこの米軍基地を狙うと見られているのでしょうか?

まず結論から言うと、標的は日本の米軍基地だけでなく、東京といった大都市など、どこにミサイルが落ちても不思議ではありません。これはどういうことかというと、北朝鮮とアメリカが戦争を起こした場合、北朝鮮はなりふり構ってられるほど余裕がなくなるとみられているからで、その火の粉が降り掛かかる可能性が高いということです。また、同様の理由から韓国・ソウルなども危険だと言われています。

但し、日本も韓国も北朝鮮からの攻撃を想定したミサイル防衛システムがあるので、非常に高い確率でミサイルを撃ち落とすことができると言われています。つまり、大きな被害を受けることはないだろうけど、火の粉が降り掛かってくることは想定されているということですね。

北朝鮮からの日本攻撃を想定したミサイル防衛システム

これまで北朝鮮は日本のどこに向けてミサイルを撃っていたのかというと、その軌道の先には秋田県があったりするのですが、それは精度の不正確さが問題で、本当は青森県にある三沢基地を狙っているのではないかという噂もありました。

さて、有事の際に北朝鮮のミサイルが日本に発射された場合、一体どこを狙ってくるのでしょうか?

米軍が駐留している基地の中でも、東京・横田基地や神奈川・横須賀基地などにミサイルが飛んでくるとなれば、その危険は無視できるものではありません。

在日空軍最大基地と言われる嘉手納基地のある沖縄県が、在日米軍基地としては一番規模が大きいのですが、都心に近い神奈川・横須賀基地には米空母ロナルド・レーガンが寄港していますし、同県・厚木航空施設、東京・横田基地、青森・三沢基地、長崎・佐世保基地、山口・岩国基地など、在日米軍と聞いてすぐに結びつく場所は日本の至る所にあるといえるでしょう。

ただ、双方の戦力から考えても北朝鮮のミサイル発射は、アメリカに対し一矢報いるという意味が強いように思えるので、それが日本や韓国のどこでも良いということになってくると、本当にどこにミサイルが落ちても不思議ではないということになるのですが…。

北朝鮮のミサイル

いまだに好戦的な北朝鮮に対し、トランプ大統領がどこに落とし所を持ってこようとしてるのか、しばらく目が離せないことだけは確かです。

もしアメリカが先制攻撃をするのであれば、現状把握されているミサイル基地はすべて破壊すると思うのですが、中途半端なことをして反撃にあった場合、日本もその標的対象になる可能性がありますからね。(もちろん、その優先順位は高くないと考えられますが…)

ただ気になるのは、防衛省ホームページにある『2016年の北朝鮮の核実験・ミサイル発射について』の資料に、北朝鮮の核兵器の小型化・弾頭化の実現に至ってると考えられると記されていること。

北朝鮮の核兵器について、防衛省HPより北朝鮮の核兵器保有については否定できない?

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いくら安全が守られているとしても、北朝鮮が核弾頭ミサイルを発射する危険が、早ければこの2017年4月中に迫っていることだけは事実なので、私たちとしては知らなかったでは済まない話であることは言うまでもありません。

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