フェイクニュースとは何か?騙されやすい日本人は注意が必要?

フェイクニュース指摘の原点?

2017年、日本でもよくフェイクニュースという言葉を見かけるようになりました。

フェイクニュースは昔からあったことですが、このフェイクニュースという言葉自体は2016年のアメリカ大統領選挙でのトランプ氏の強い影響で世界中で注目されたものです。

フェイクニュースとは何なのか?

今回は、騙されやすい日本人は特に注意が必要とされているフェイクニュースについて、わかりやすく解説していきたいと思います。

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フェイクニュースとは何か?

フェイクニュースとは、読んで時のごとく『偽りのニュース』です。

要するに『デマ』なのですが、まるで本当のニュースであるかのように報じられるので騙されやすいことが特徴です。

熊本地震で話題になったフェイクニュース度が過ぎる嘘のツイート

日本でも、熊本地震が起きた時に動物園のライオンが脱走したという嘘のツイートを流した男性が偽計業務妨害容疑で逮捕されたり、北朝鮮情勢でアメリカ軍の空爆日を予想した個人ブロガーが韓国メディアからフェイクニュースだと批判されるということがありました。

【参考記事】
トランプの北朝鮮攻撃開始はいつ?4月説や金正恩暗殺計画は本当?

動物園のライオンが脱走したなどという話は一般人が注目を集めるためについた嘘の情報ですが、行政の混乱を招いたということで罪に問われることとなりました。しかし、ツイッターなどを見てみると真偽が定かでない情報が毎日溢れるほど投稿されていますし、それらすべてが一々フェイクニュースだと批判されるわけではありませんが、有益な情報だと認知され拡散されればそれなりの影響力を持つようになるので冗談で済まされず、注意が必要となってきます。

もちろんこれは、個人による悪質な情報や混乱を招くようないたずらもフェイクニュースになり得るわかりやすい例なのですが、問題は一般的に認知されている既存メディアが報じるフェイクニュースの方でしょう。

9割の真実の中に組み込まれた1割のフェイクニュースを見抜くことは難しく、既存メディアの肩書による信頼性からついつい意図的に組み込まれたフェイクニュースを信じてしまうのです。

フェイクニュースとトランプ氏の影響

トランプ大統領が指摘したフェイクニュース

2016年から2017年にかけて、トランプ大統領をめぐってのフェイクニュースがよく問題になりました。

特に昨年のアメリカ大統領選挙においては、マケドニアの若者がフェイクニュースを作っていたことで、多くの人達が偽の情報に振り回されました。彼らはネット上にニュースサイトを立ち上げて、APやロイターのニュースをかき集めてくるのですが、スポット的にフェイクニュースを混ぜることで話題を作り、訪問者を呼び込んでいました

アメリカ大統領選挙になぜマケドニアの若者が?と疑問に思うかもしれませんが、マケドニアという小さな国では若者に仕事がないので、インターネットを使った広告料を稼ぐためにこのようなフェイクニュースで訪問者を集める人が多かったのです。

それだけトランプ旋風の影響力が強かったとも言えるのですが、当時はトランプ氏の対立候補であったヒラリー・クリントン氏についてのスキャンダルを報じるとアクセスが増えたため、フェイクニュースサイトがヒラリー氏の不利になるような嘘を書くようになったのです。そうすると広告料が入るので、他の人たちも真似をするという悪循環に陥ることになりました。

フェイクニュースの作られ方

逆に大手メディアも、政治的に後ろ盾のないトランプ氏を批判するような記事を書いたり、嘘とも真実とも取れない情報を流していたので、アメリカ大統領選をめぐって世界中でフェイクニュースが蔓延するようになりました。これについては、トランプ氏が大統領になった時に『ニューヨーク・タイムズ』や『CNN』を名指しでフェイクニュースだと批判したことからも有名な話でしょう。

現在、トランプ大統領は自分の言葉をツイッターで情報発信していますが、日本でも多くの政治家がツイッターでダイレクトな意見を発信するようになりました。たしかにこれまでだと、メディアというフィルターを通さずにその人の考えを知るには、本を買って読むか、講演会などに行って話を聞くしか手段がありませんでした。ツイッターやフェイスブックなどのSNS、メルマガ配信が普及するようになってから、情報を受け取り方というのは大きく変わってきたといえるでしょう。

2017年4月26日に国際NGOの国境なき記者団が発表した『報道の自由度ランキング』によると、調査対象の180ヶ国・地域のうち日本はなんと72位という結果だったそうです。ちなみにアメリカは43位、中国は176位でした。

日本では偏向報道や報道しない自由がよくネットで取り上げられていますが、フェイクニュース同様に悪質であることは言うまでもありません。

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騙されやすい日本人は注意が必要?

フェイクニュースについては、日本でも最近よくニュースで取り上げられています。

その内容は、既存メディアが『玉石混交のネットメディアはフェイクニュースの温床だ』と批判するパターンばかりですが、そもそも偏向報道やメディアコントロールをしてきたのは新聞やテレビを筆頭とする守旧の既存メディアなのではないでしょうか?

例えば日本では、過去に朝日新聞が慰安婦強制連行や南京大虐殺を捏造したとして批判されていますが、これこそ正にフェイクニュースだと言えるでしょう。メディアフィルターが当たり前の時代において、大手新聞社が報じた慰安婦問題や南京大虐殺を信じてしまった人は大勢いたと思いますし、真偽がわからないまま問題を置き去りにしている人も大勢いるはずです。

他にも、テレビなどはスポンサーが視聴率稼ぎのために『やらせ』スレスレのことを行い、バレなきゃ御の字、バレても「過剰な演出だった」と悪びれる様子もありません。ニュース番組にしても、都合の悪いニュースは報道時間や内容をうまくコントロールして国民の目を欺くようなことが指摘されるようになったのも、リアルタイムで情報を共有できるネットがあってこそです。

NHKの過剰な演出、やらせ問題

確かにネットではこれまでのフェイクニュースを修正する情報が出てきた反面、情報のファクトチェック(真偽)は個人で行う必要があるので一長一短あります。特に日本人は国の性質上騙されやすい(お人好しな)性格の人が多いので、これからの情報の取捨選択には十分注意する必要もあるでしょう。

ただ、ネットメディアがなければ、過去に行われてきた既存メディアのフェイクニュースの事実が白日のもとに晒されることはなかったし、嘘を嘘のまま信じさせられていたかもしれません

トランプ大統領にフェイクニュースと批判されたニューヨーク・タイムズは、現在、襟を正し、フェイクでない報道をするように努めることによって読者を増やしているそうです。日本も同様に、国民が既存メディアのフェイクニュースや偏向報道を許さない時代にしていくことが正統な流れではないでしょうか。

ネットメディアが玉石混交であることは否定できませんが、先がわからない時代だからこそ形式にとらわれず、真実を模索していかなければならないのかもしれませんね。

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