アニサキス回転寿司は大丈夫?症状に正露丸が効果的?予防法まとめ

アニサキスのいる魚のイメージ

魚の刺身などの生鮮魚介類に寄生するというアニサキス。

アニサキスは寄生虫(線虫)の一種で、あらゆる魚の種類(サバ、アジ、サンマ、イカなど)に寄生するのですが、食卓から私たちの口に入り、食中毒を起こすことがあります。

近年、アニサキスによる食中毒が猛威を振るっているようですが、素朴な疑問として、スーパーで売っているお刺身や回転寿司は大丈夫なのでしょうか?(結論から言うと、回転寿司の魚からアニサキス症にはならないそうです)

もし、アニサキスによる食中毒症状が出たら、放置せずにすぐに病院などに診てもらうのが最善ですが、症状を和らげる対処法として正露丸が効果的だと言う噂もあります。

アニサキス食中毒の予防法アニサキスの予防法

今回は、アニサキスの中毒症状が疑われるときの、効果的な処置や予防法、そして気になる疑問にについて色々とみていきたいと思います。

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アニサキスによる食中毒症状をわかりやすく

この10年で20倍も報告件数が増えた『アニサキス』による食中毒。

アニサキスとは、魚の体内に生息しているという寄生虫のことで、加熱調理されていない魚の刺身は特に注意が必要と言われています。

魚の体内にいるアニサキスの多くは内蔵に寄生しているのですが、水揚げされた魚が死亡すると内臓から筋肉に移動し、刺身などに付着しているアニサキスを食べてしまえば食中毒が発生してしまいます。

ポイント
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生で食することによって、アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に突き刺さり、食中毒を引き起こします。これはアニサキスが胃をかじるから痛いのではなく、胃の粘膜がアレルギー反応を起こすことにより、激痛が発生するのです。

アニサキス症による食中毒は2種類あります。

  • 急性胃アニサキス症
  • 急性腸アニサキス症

症状を訴える人の多くは急性胃アニサキス症で、食後およそ数時間から十数時間後に、みぞおちに激痛、悪心、嘔吐などの症状が出ます。ちなみに急性腸アニサキス症は、食後重数時間後から数日後に、下腹部に激痛、腹膜炎などの症状がでます。

もし、刺身などを食べた後に激しい腹痛を感じた場合は、すぐに近くの医療機関を受診するようにしましょう。

アニサキス食中毒数の推移この10年間で20倍に増えたアニサキス食中毒

アニサキスが寄生する魚の種類について

実際、どのような魚に寄生しているのか、厚生労働省によるとこれまでに報告されている魚の種類をみてみましょう。

  • サバ
  • サンマ
  • サケ
  • イカ
  • ブリ
  • アジ
  • イワシ
  • カツオ
  • ヒラメ
  • 金目鯛
  • イクラ(筋子)
  • まぐろ

なんとなく青魚に多い印象もありますが、イカもあればイクラ(筋子)もありますし、どんな種類の魚だとしてもアニサキスが寄生している可能性はゼロではないと言われています。

ちなみに貝は大丈夫とのこと。

つまり、日本人が食べるほとんどの魚に注意が必要となります。

アニサキスに注意する時期アニサキスに注意する時期

特に多いとされているのが『サバ』で、続いてサンマ、サケ、イカが危険だとされているのですが、これら魚介類は『魚を食べる魚』が多く、結果的にアニサキスが蓄積されるのだろうと考えられています。

水揚げされるサバの75%にアニサキスが寄生されているというデータがあることから、アニサキスの症状を訴える人の約半数は、やはり『サバ』から感染しているとのこと。これは、サバの身が柔らかいことが原因としてあるそうです。

続いて多いサンマ、サケ(サーモン類)、イカは、やはり刺身で食べる機会が増えたことが、アニサキス中毒の原因と考えられています。

ポイント
回転寿司などでよく見かける輸入品のサーモンは養殖されている場合がほとんど。人工餌で成長する養殖魚はアニサキス自体を体内に取り込むことがないので、安全と言われています。

 

アニサキスの予防法は?

アニサキスの予防法は主に4つです。

  • 目視で確認!
  • 鮮度を徹底!
  • 加熱処理!
  • 冷凍処理!

アニサキス自体は、鮮魚を調理するときによく見ると分かるそうなので、まず目視で確認することが大切です。そして、アニサキスは寄生している魚が死ぬと、内臓から筋肉(身の部分)に移動するそうなので、水揚げした魚はすばやく内蔵を取り出すのも非常に効果的。

しかし、これらの予防法だと万が一ということもあるでしょう。

そこで、厚生労働省が推奨するアニキサスによる食中毒の予防法は、『加熱処理』と『冷凍処理』です。

加熱処理は、60℃で1分以上。70℃以上だと瞬時に。そして、冷凍処理は、-20℃以下で24時間以上冷凍するとアニサキスは死滅するそうです。

現在市販されている冷凍庫だと、-20℃以下に設定することは可能だそうなので、心配な人は一旦冷凍してから調理するとより安全と言えるでしょう。

ポイント
酢漬けや塩漬け、わさびなどを付けてもアニキサス幼虫には効果がないので注意しましょう。

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アニサキス回転寿司は大丈夫なの?

回転寿司のイメージ

アニサキスが危険と言われているのはお寿司やお刺身など生の魚ですが、回転寿司などは店舗数も非常に多いので気になるところです。

アニキサスが猛威を振るっている中で、回転寿司は大丈夫なのでしょうか?

この心配について日本で売上高1位の『あきんどスシロー』が、テレビのワイドショーでインタビューに答えていましたが、スシローの寿司ネタは『マイナス20℃以下で24時間以上冷凍している』とのことで、回転寿司の魚からアニサキスによる食中毒に罹る心配はなさそうです。

さらに、冷凍できない魚についても、アニサキスなどが入り込まない環境で飼育された養殖魚を使っており、さらに水揚げ後は速やかに内蔵を取り除いているので、回転寿司のアニサキス対策は万全だと言えるでしょう。また、他の有名な回転寿司チェーン2社について尋ねてみたところ、こちらも同様に安全対策が行われているそうです。

ということは、逆に天然の魚を出す寿司屋の方が、アニサキスについては注意が必要なのかもしれません。

まとめると、『養殖』&『冷凍』で回転寿司は大丈夫ということですね。

【関連記事】
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アニサキスに正露丸が効果的って本当?

とはいえ、お刺身が食べられるのは日本の食文化においての特権なので、アニサキスが全国的に猛威を振るっているとはいえ、なかなかお刺身を止められるものではありません。

そんなときに是非、常備しておきたいのが正露丸です。

実は正露丸がアニサキスに効果的だという噂があるので調べたところ、正露丸に含まれている成分がアニサキスの動きを抑制するということで、2014年に大幸薬品が特許を取っているのです。つまり、正露丸には、アニサキスの動きを抑え、痛みを和らげてくれる効果があるということです。

しかし、正露丸がアニサキス中毒の緩和に効果的だということは、薬事法によりパッケージに表記することができないので、あまり世間に知られていないそうなのです。(通常量でも効果があるそうですよ)

「正露丸」そのものも、アニサキス寄生虫などを原因とする食あたりは初期段階では非常に有効である。

引用元:正露丸とセイロガン糖衣Aの違い

こちらは大幸薬品の公式HPからの引用ですが、『正露丸』でも『セイロガン糖衣A』でもアニサキスに関しては効き目に違いはないようです。

【第2類医薬品】セイロガン糖衣A(携帯用) 24錠

アニサキスの食中毒で一番痛みが強いのが、最初の1~2時間だと言われているので、そこを乗り越えたら後は胃薬などでも治るケースも多いんだとか。

最近何かと話題のアニサキスですが、予防法や対応策を知識として取り入れておけば少しは気持ちが楽になりますし、回転寿司が大丈夫だそうなので、こちらを利用するというのも一つの手と言えるでしょう。

もし、お刺身やお寿司に目がない人は、アニサキスに効果的な正露丸を常備しておきたいところですね。

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