2歳児が父運転の車にひかれ死亡…子供と夜釣りは危険?大阪・羽曳野

大阪・羽曳野市、死亡した2歳男児の自宅前

2017年6月23日午後11時20分ごろ、大阪・羽曳野市の自宅前の路上で、2歳児が父親の運転する車にひかれて死亡するという痛ましい事故がありました。

2歳の子供が夜中に交通事故に遭うこと自体が奇妙な話ですが、家族はこの時間から夜釣りに出かけようとしていたとのこと。

イヤイヤ期の2歳児を夜の海に連れていくのは危険としか思えませんが、家族7人(夫婦と5人の子供)で夜釣りに行く準備をしていた最中の不幸な出来事だったそうです。

2歳男児、父親の車にひかれて亡くなったニュース

私にももうすぐ2歳の子供がいるのですが、とても他人事とは思えません。今回はこの事件について詳しく見ていきましょう。

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2歳児が父運転の車に轢かれ死亡|大阪・羽曳野

2歳児が事故に遭ったのは2017年6月23日の午後11時20分ごろ。場所は大阪府羽曳野市で、家族で夜釣りに行く準備をしていた際、後方から別の車が来たために父親(35)が自家用車を幅寄せしたところ、母親と外で待っていた四男の子供(2)を巻き込んでしまったとのこと。

男児は胸や腹などを強く打ち、病院に運ばれた約4時間後に死亡が確認されました。

2歳児の容体についてのニュース

父親の運転する車には他の4人の子供が乗っていたそうですが、末っ子だった2歳男児が何らかの理由で外に出ていたということで、警察は自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで父親から事情を聴いています。

父親は「ひいたり、乗り上げたような感覚はなかった」と説明しているそうです。

死亡した2歳男児は母親と待っていた?

大阪府羽曳野市は、縦長の大阪府の南東部に位置する街で、高速に乗れば30分ほどで大阪湾まで行ける距離にありますが、特別海に馴染みのある場所ではありません。

おそらく父親が釣りが好きなのでしょうが、幼い子供のいる家庭のお出かけとしてはかなり強引なプランであることは間違いないでしょう。

5人の子供はまだ8歳~2歳だそうですが、たとえ車がキャンピングカーで車中泊ができる状況だったとしても、どうも『夜釣り』というワードに少し引っかかってしまいます。単純に、夜に釣りに出かけることは、父親の欲求解消以外に必要性が感じられないからです。

たしかに父親が35歳という年齢を考えれば、仕事の後でも遊びにいくパワーが有り余っているのかもしれませんが、深夜のレジャーに小さい子供を連れて行くのは、親の立場としては非常に自己中心的な考えではないでしょうか?

後悔は先に立たないものとは言え、事故の状況や父親の供述から察するに、子供の飛び出しや死角を生むような悪条件を自ら招いたようにしか思えないのです。

子供と夜釣りは危険では?

事故が起きた背景、大阪府羽曳野市

釣りをする人にとって、暑くなる季節の夜釣りは快適で、日中なかなか釣れない魚が狙えるのも大きな魅力でしょう。

親であれば自分の楽しさを家族と共有したいと思うし、バケツやクーラーボックスに入れた釣った魚を見せるだけで小さな子供が喜ぶ姿が目に浮かびます。

大阪・羽曳野市の2歳児の死亡事故に関して言えば、夜釣りの現場で起きたことではなく、夜釣りに行く準備をしていた自宅前での事故でした。

しかし、やはり子供と夜釣りに行くのは危険です。

私も2人の子供がいますが、2歳近くになる子供はすでにイヤイヤ期を迎えていて、なかなか親の言うことを聞いてくれないもの。周囲確認が自分でできないのは当たり前だとしても、子供のわがままぶりには、私自身、怒りで手を上げそうになったことも、正直あります。

出先でギャン泣きされる時もあって、そういう時は本当に困るものですが、独身時代には考えられなかった予測不能な出来事はしょっちゅうです。だけど、やっぱり子供は可愛いもの。

だから、お出かけの時はできるだけ子供が楽しめて、トラブルに対処しやすい場所を選ぶようにしなければ、結局は親にストレスがかかってしまいます(子供がアレルギー持ちというのもあるのですが…)。

今回、直接的に事故に関係のあることではないかもしれませんが、小学生低学年以下の子供を5人も連れて夜釣りに行くというのは、いくら親が子守りに自信があったとしても想定できるリスクが多いのですべきではないでしょう。

夜釣りのイメージ

夜に水辺に立つこと自体、大人でも危険であることは言うまでもありませんが、たとえ子供がフローティングベスト(ライフジャケット)を付けていたとしても、海に人が落ちた時、真っ暗な夜の海では周囲の人が事故に気づかないかもしれません。

今回の大阪・羽曳野市の家族のケースであれば、おそらく父親自身が夜釣りを楽しむことになるはずですが、その間は奥さんにワンオペで子守りをさせることになります。

仮に小学校低学年の子供が父親の隣で釣りをするとしても、水際にいる限り落水の可能性がありますし、キャスト時に幼い兄弟に針を引っ掛ける危険もあるので、子供との夜釣りはやはりリスクの高いレジャーとして不向きだと言えるでしょう。

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2歳児の事故は何が問題だったのか?

2歳児が父親の運転する車に巻き込まれた事故がニュースで報じられたことで、世の父親は子供の安全確認の重要性を再認識するでしょう。

以前、友人が運転する車で1歳の子供が駐車場内で事故に遭うというニュースがありましたが、やはりそれ以来、私を含め家族で注意するようになりました。

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大阪・羽曳野市の2歳男児が亡くなったことについて、親は計り知れないほどの責任を感じているでしょうし、後悔しきれない辛い出来事であることは言うまでもありません。

原因は車の死角による事故自宅前道路はあまり広くない…

直接的な事故の原因を考えれば、『車の死角』『親の不注意』が大きな要因となるでしょう。

ただ、私は子育てをする親の意識が、このような問題を引き起こしたのではないかという気がしてならないのです。

もちろん、父親が自分の趣味を楽しむことは悪いことではありませんが、家族でお出かけするなら、家族の安全や楽しみを優先すべきではないでしょうか?誤解を恐れずに言えば、子供が小さい時は、親は自分の趣味を減らさなければいけないことも覚悟しなければなりません。

今回のケースではありませんが、親が釣り好きで、子供が夜釣りに行きたいと言ったとしても、それを理由に夜釣りに行ってはいけないのです。

夜釣りに行くか行かないかの選択権は親にあるので、子供の好奇心を理由に親が自制心を失ってしまってはいけません。親にとっていくらかの欲求解消になるかもしれませんが、最優先すべき子供の安全や子供の教育を考えると、親は自身の欲求をグッと堪えなくてはならない時があるのです。

父親と子供

当然ながら、子育ては完璧にはできませんが、だからといって適当過ぎるのもよくありません。

たとえば、子供がチャイルドシートに座ってくれなくても、親はあの手この手を変えて何度でもトライしなければならないもの。それで時々抱っこすることがあっても(本当はいけませんが)、親は子供の安全義務を完全に諦めてはいけないし、おろそかにしてはいけないのです

仏教に六法礼拝という教えがあり、その中に『親は子供を善にいらしめる』というものがあります。まだ判断基準を持たない子供に対して、親は正しい道を示さなければなりません

24時間営業のコンビニが増え、深夜帯のレジャーが盛んな時代になったとしても、子供の教育上、親が子供を深夜に連れ出すようなことをすべきではないでしょう。

もちろん例外もあります。深夜に眠れない子供を抱っこひもで抱え、少し外に出て散歩することだってありますし、ドライブに連れて気分転換を図ることは、決して悪いことではありません。

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ただ、子供を危険から遠ざけるのは親の役目です。どんなことがあったとしても、子供を亡くす悲しみは筆舌に尽くしがたいもの。

亡くなった大阪・羽曳野市の2歳男児のご冥福をお祈りします。

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