中国人だけパラソル料金10倍が差別?マナーの悪さに机上の空論

中国人観光客だけパラソル料金10倍

沖縄のとあるビーチで、中国人だけにパラソル料金を10倍にしたことがニュースで報じられ、それが差別だとしてネットで話題となっていました。

たしかに『中国人だけにパラソル料金10倍』という言葉をそのまま受け取れば、人種差別と批判されてもおかしくない話でしょう。しかし、中国人のマナーの悪さは以前より問題になっています。

各メディアでもこの問題を取り上げていましたが、特に気になったのは『対象を中国人と一括りにすることが良くない』という見方をする人がいたことです。

いわゆる番組コメンテーターや有識者の人たちが、「中国人にも良い人と悪い人がいて、一括りにそれを扱うのは偏見だ。差別だ」となどと言っていたのですが、実際に中国人を相手に商売をしなければならない人にとっては机上の空論なのでしょうか?

今回は気になるこのニュースについて見ていきましょう。

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中国人だけパラソル料金10倍が差別?

2017年8月、沖縄県宮古島市にある砂山ビーチで、ビーチ用品などをレンタルしている業者が、ビーチパラソルのレンタル料金を中国人だけ10倍の別料金を設定していたことがニュースで報じられていました。

宮古島の砂山ビーチは沖縄本島から南西300kmに位置するだけあって、日本のビーチランキングでもトップ10に選ばれるほどの美しい海として知られていますが、近年、中国バブルの影響で中国からの観光客も多く訪れるようになりました。

砂山ビーチに訪れる中国人観光客の中にはマナーの悪い観光客もいて、業を煮やしたビーチ用品のレンタル業者が、ダンボールの看板に『RENTAL PARASOL 中国人のみ2万円』と手書きで書いた看板を設置。これが差別に当たるとして宮古島市に苦情がきたというのです。

宮古島、砂山ビーチ

宮古島観光協会は「観光客のマナーに問題があっても、注意をすれば済む」と回答していますが、この辺りは実際にレンタルを行っている業者側と、市や観光協会との間で差異がありそうです。

苦情を受けて宮古島市は業者に対し、過去複数回注意を行ったそうですが、余程トラブルが多かったのでしょう。

業者が、元は2,000円のビーチパラソルセットに10倍の2万円という料金を付けたのは、「中国人にはビーチパラソルを貸したくない」というはっきりとした意志があってのこと。ただ、誤解を与える表現だったと業者も反省し、今はその看板が取り外されたそうです。

砂山ビーチの看板を取り外したニュース

今回、それが差別にあたるというのですが、業者の言い分も分かる気がするんですよね。

要は『中国人』と一括りにして料金を10倍に設定したことが問題なのですが、まず、業者が単純に中国人を嫌っていてこのような価格にしたのか、それとも、中国人観光客のマナーが悪くてそうせざるを得なかったのかで印象が異なります。

当然、今回の件については後者が本当の姿と考えられるわけですが、取りも直さず、マナーを守らない中国人観光客を一括して捉えるのは特に問題ないような気がします。なぜなら、私たち日本人も海外でその国のマナーを守るのは最低限のことですし、それができなければ一括して『日本人観光客』に対してレッテルを貼られてしまうからです。

度重なるマナー違反が目に余り、『中国人観光客はマナーが悪い』と思われたら、それは中国人が悪いのです。

中国人のマナーの悪さに机上の空論

レンタルパラソル、中国人は2万円の看板

日本へ観光に訪れる中国人のマナーの悪さについて、説明すればわかってくれるとか、いけないところがあればその都度注意すればいいという意見もありますが、これで本当にわかってくれるのでしょうか?

中国人観光客のマナーの悪さで「これはキツイな…」と思ったのが、タイのホテルのバイキング・ビュッフェで、中国人観光客が皿に大量の食事を残したまま帰っていったニュースを見た時です。元々、中国ではわざと料理を残す文化(キレイに食べると卑しい・まだ足りないと思われる)がありますが、それをよその国でやるからマナーが悪いと言われるのです。

パラソルのレンタル料金を中国人観光客のみ10倍に設定したことについて、差別だの排外主義的だのと擁護する声もありますが、これくらいインパクトの強いことしなければ伝わらないこともあるのではないでしょうか。

中国人観光客のマナーの悪さがわかるバイキングの食べ残し中国人観光客によるバイキングの食べ残し

日本人にも、良い人もいれば悪い人がいます。

ただ、困っている人にそんな言葉は何の意味もありません。差別だ偏見だという言葉も同様に、困っている人にとっては何の解決策にもならない話です。

ネットでは、「きちんと中国語で説明・表記した上で、壊れたら弁償する旨の同意書を作ればいい」という意見がありましたが、今や観光地の至る場所に中国人観光客が押し寄せるのに、なぜ日本だけがこのような対応を迫られなければならないのでしょう。

単純に「中国人お断り!」で良いのでは?

日本人が日本人に対してルールに則った考え方をすれば、こういう突っぱね方はNGだということは重々承知しているのですが、いざ私たちが海外に出ればこのようなケースは多々あります。以前、私が宿泊したホテルでは、イスラエル人のマナーが悪いので『イスラエル人宿泊禁止』となっていました。

私たち日本人は国際的にルールを守るので、あまりこのようなケースに遭遇して困ることはありませんが、ヨーロッパなどでは英語が話せないだけで門前払いされるサービスもあります。

差別・偏見のない解決策を探ることが大事というコメンテーターや有識者のコメントは、マナーの悪い外国人観光客への応対については模範解答かもしれませんが、価値観の異なる人たちがこぞって押し寄せてきた場合、それは机上の空論でしかないように思えてしようがありません。

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パラソル料金10倍が中国人への差別とは思えない

『中国人にのみビーチパラソルのレンタル10倍』

ここだけ見れば、非常に差別的な料金設定に思えます。しかし、宮古島・砂山ビーチのレンタル業者の弁によると、中国人観光客にビーチパラソルセットを貸し出すと、チェア1台につき5人くらい座って壊すなどマナーが悪いので、借りたいと思わせないために2万円に設定したといいます。

日本のサービスというのは、日本人という属性をベースに料金設定されているので、外国人が日本に観光にきて『これが自分たちの国のやり方だ』では通用しません。日本人の感覚としては、ビーチチェアに3人も4人も座るという感覚はないので、いすの構造上そこまでの耐久性はありませんし、壊れればいすを取り替えなければなりません。宮古島は都会のように何でも揃っているわけではないので、すぐに代替品を用意できないかもしれませんし、離島までそのいすを取り寄せるにも、時間とお金がかかるでしょう。

テレビの取材が砂山ビーチに訪れたときも、中国人観光客が勝手にビーチパラソルの下でいすに座っているシーンが流されていましたが、このようなことは別のビーチでもよくあることだそうです。

実際、中国人観光客たちは日本語が読めないから、『FREE(無料)』だと勘違いしているとも受け取れます。しかし、図太い神経でそこを立ち退かない客も多いとのこと。

マナーの悪い中国人観光客に困るスタッフ

普通の日本人観光客では考えられないことですが、中国人観光客のマナーが悪いと言われるのは、こういった言葉がわからないから自分たちのやりたいようにやるという無神経さです。このように書くと、一部のマナーの悪い客のイメージで中国人を見るのは偏見・差別だと思うかもしれませんが、一部が迷惑をかけたら全体が悪くみられるというのはどこの国でも同じ。万国共通です。

ネットでは中国人のマナーについての是非論がありますが、マナーを守るのは当たり前。チャイナマネーで日本にやってきてマナーを守れないなら、次に観光にくる同胞が迷惑するのは自然なことなのです。

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かつて日本も、バブル期にジャパンマネーにものを言わせて、東南アジアなどで女を買い漁って恥を晒したことがありました。それ以来、日本人はボッタクリのカモ客です。

このようなことはお互い様で、観光地で迷惑をかけたらその観光客の国の印象が悪くなって当然なのです。

なぜ日本だけが『差別・偏見』と文句を言われなければならないのか?

日本の観光地の良さというのは、その場所の景観が素晴らしいこともありますが、日本人たちが暗黙のルールでその土地のマナーを守っているところを忘れてはなりません。

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