トランペッター日野皓正が中学生に往復ビンタ制裁…何が問題なの?

世界的トランペッター日野皓正

世界的なトランペッターとして知られている日野皓正(ひの てるまさ)が、男子中学生に往復ビンタをしたというニュースが世間を騒がせています。

日野皓正が中学生に往復ビンタをしたのは、なんとコンサート中の出来事だったのですが、週刊新潮が配信している動画ではかなり荒々しい様子が映し出されていました。

ドラムを演奏していた中学生のスティックを奪い投げ捨て、制裁をくわえる日野皓正。この2人に一体何があったのでしょうか?

詳しく見ていきたいと思います。

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トランペッター日野皓正が中学生に往復ビンタ制裁

世界的トランペッター日野皓正(74)の中学生への往復ビンタ制裁は、2017年8月20日に行われた『せたがやこどもプロジェクト2017 《ステージ編》 日野皓正 presents “Jazz for Kids”』での、中学生バンド『ドリームジャズバンド』の演奏中に起きました。

このイベントは、一流ミュージシャンたちからレッスンを受けている東京都世田谷区立中学の生徒が、その腕前を披露する場として毎年行われているもので、今年も600人ほどの観客が入るシアターがほぼ満席状態だったそうです。

せたがやこどもプロジェクト2017 《ステージ編》

しかし、そのステージに立ったある男子中学生ドラマーと日野皓正のやり取りが、観客を震撼させることになります。

その様子は記事上部の動画の通りですが、中学生バンド『ドリームジャズバンド』が演奏していたアンコールの後半のソロパートで、ドラムを叩いていた男子中学生のところへ只ならぬ雰囲気で歩み寄る日野皓正が、突然、スティックを奪い、投げ捨てます。

動画ではこの瞬間に笑いが起こっていますが、少々奇妙な印象を受けた人もいるかもしれません。私も趣味でビッグバンドのコンサートを観に行くことがあるのですが、プロ・アマ問わず、このようなサプライズ的な演出があることも珍しくないので、そういった演出と勘違いした観客も多かったのでしょう。

そして、その直後も中学生ドラマーが手でドラムを叩き続けます。

しかし、その行動にブチ切れた日野皓正が、中学生ドラマーの髪の毛を鷲づかみにした後、往復ビンタを喰らわせます。

動画を見ているだけでははっきりと状況が把握できませんが、日野皓正が中学生ドラマーの行動に腹を立てていることだけは伝わってきます。

もう少し詳しく見ていきましょう。

日野皓正が中学生に往復ビンタした動画は何が問題?

日野皓正が中学生ドラマーに体罰の瞬間

なんせ世界的ジャズミュージシャンが、数百人の観客の前で中学生の髪を鷲づかみにし、往復ビンタを喰らわすという体罰を与えたわけですから、これが大きな問題になっているのです。

そして日野皓正は、一体何にそれほど腹を立てたのでしょうか?

この件に関して、デイリー新潮が世田谷区役所に取材した回答を引用してみましょう。

ソロパートでなかなか演奏を止めなかった子どもに対して、コンサートの進行に支障が出ると日野氏が判断し、演奏を中断させるということがありました。その際にとった行為につきましては、教育委員会としましても、行過ぎた指導であったと捉えております

各パートの演奏で、ドラムの中学生がソロを長々と演奏したことが原因だったようですね。

実際に演奏会を観に行っていた人が、ツイッターでその時の様子を書いていました。

ちなみに私もジャズドラムを習っていたことがあるのですが、この中学生ドラマーの気持ちはわからなくはありません。ドラマーが唯一スポットライトが当たる瞬間ですし、非常に盛り上がるので、腕に自信があるならば、ついついソロパートでやらかしてしまうことも考えられるからです。

下の動画なんかは正にそんな感じですね。

ただ、今回はビッグバンドでのコンサートだったことで、調和を著しく見出したと判断されたのでしょう。日野皓正がステージに上がって体罰を与えたというのは、その様子が相当ひどかったのかもしれません。

とはいえ、その中学生ドラマーの親御さんや知り合いが見に来ていたかもしれないと思うと、少し胸が痛みます。空気を読まないソロパートが、世界的ジャズミュージシャンから見てどれだけ許しがたいものだとしても、暴力をふるっていいかどうかは別だからです。しかも、観衆の前なので、本当に嫌なものを見せられたという強い印象を残してしまうでしょう。

それにしても『往復ビンタ』て…。

慣れてねぇと中々できねーぞ(笑)

ただ、冷静と情熱の間ではありませんが、技術をどれだけエモーショナルにコントロールできるか、そこにジャズの醍醐味があります。そこまで演奏力を昇華させると、最後はミュージシャンの感性がすべてをきめるので、つい感情的になって行き過ぎた指導をしてしまったとしても理解できないこともありません。まぁ、少数派だとは思いますし、体罰に特例を認めていいと言いたいわけでもありませんが、なんともジャズミュージシャンらしい話だと思うところがあります。

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悪いのは日野皓正か?中学生か?

さて、ネットではこのニュースについて、悪いのは日野皓正か中学生ドラマーかで意見が分かれています。

日野皓正が往復ビンタをしたのは、ドラムの中学生が中々演奏を止めなかったことが理由だと見られますが、どんな理由があるにせよ体罰はいけないのか、言うことを聞かない中学生が悪いのか、人によって見方が変わるようです。

いくつかネットでの意見を紹介してみましょう。

日野皓正が悪い派

  • 大勢の人の前で暴力をふるう必要性はゼロ
  • 指導者として問題があると思う
  • 終演後に叱るべきだった
  • 非常に暴力的な動画だった。言い訳はできない
  • 暴力をふるわずに言い聞かせられなかったのか?
  • 親もたくさん来ているコンサート中にビンタはまずい
  • 怒る気持ちはわかるけど、暴力はいけない
  • 公衆の面前で中学生に体罰は問題だと思う
  • 大人の対応としては間違ってると思う

中学生ドラマーが悪い派

  • 勝手な行動を止めただけのこと
  • 口で言っても聞かないタイプの子なんだろう
  • 動画を見たけど、中学生にはまったく同情できない
  • こりゃ暴走する方が悪く見える
  • 正気に戻すためのビンタだったんだろう
  • 日野皓正の行動が正しい
  • 普段から判断のつかない子供なのだろう
  • こいつは調子に乗ってる…
  • 動画の只ならぬ雰囲気からコイツが悪いとわかる

多少要約はしていますが、日野皓正がステージに向かって中学生ドラマーに往復ビンタを浴びせる動画を見た人の意見では、中学生の過ぎた行動を批判する人が多い印象を受けました。

ちなみに、ドラムを叩いているとトランス状態に陥ることもありますが、その可能性はほとんどないでしょう。たまたまそのような状態に入ってしまったとしたら、日野皓正の止め方もあんな感じにはならないと思います。問題となった動画での動きを見る限り、普段から中学生ドラマーに抱えていたストレスが爆発したようにも受け取れます。もちろん、これは憶測の範囲を出ないことは言うまでもありませんが。

逆に、髪を鷲づかみにした後の往復ビンタという躊躇ない感じから、普段から体罰当たり前の指導をしていたいうことも考えられなくはないので、そこはやはり問題視されて然るべきなのかもしれません。

日野皓正の中学生ドラマー往復ビンタに対するツイッターの意見

日野皓正のCDレビュー


【名盤】シティ・コネクション/日野皓正

ただ、注意を受けた中学生ドラマーの親は、問題視するどころか感謝している様子なので、私たちとしてもそれほど大騒ぎすることではないでしょう。

保坂展人区長は「今後は改めていただくようお伝えしている。注意を受けたお子さんの保護者からも『日野さんには感謝している。やめてほしくない』とも伺っている」とコメントした。

引用元:朝日新聞デジタル

安心しました。

それにしても、この中学生はなんでドラムソロを止めなかったんでしょう?

彼なりに何を表現したかったのか聞いてみたいですね。

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なんにせよ音楽は裏切らないので、日野皓正に師事せずとも反骨精神を忘れずに、この先もめげずにドラムを続けていってもらいたいと思います。ジーザス・アンド・メリー・チェイン時代のボビー・ギレスピーみたいに、野次った客と毎回ケンカするドラマー路線も悪くないですから。

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