北朝鮮核ミサイルの被害範囲地図!東京に落ちる核爆弾の威力は?

大都市に核が落ちるイメージ

2017年9月14日、北朝鮮が「日本列島を核爆弾で海に沈める」と声明を出し、国連安保理での制裁決議を非難していたことがニュースで報じられていました。

同月3日に大規模な核実験を成功させたとみられる北朝鮮ですが、もし北朝鮮からその時と同等の威力のある核ミサイルが日本に撃ち込まれたら、その被害範囲はどのくらいになるのでしょうか?

今回は、北朝鮮の核爆弾の威力と、東京に核ミサイルが落ちた時の被害範囲地図の他、横浜・大阪・名古屋の被害範囲地図について詳しく見ていきたいと思います。

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北朝鮮核ミサイルが東京に落ちた時の被害範囲地図

もし北朝鮮核ミサイルが東京に落ちた場合、被害範囲はどのようになっているのでしょうか?

今回、東京・国会議事堂上に核ミサイルが落ちたことを想定し、その被害範囲を地図上でみていきましょう。

核爆弾の威力については、2017年9月3日に北朝鮮が行った6度目の核実験の威力と照らし合わせ、150kt(キロトン)の核爆弾が爆発した時の状況を想定しています。

東京・国会議事堂

 

ファイアボール(全滅域)

核爆弾、東京の被害範囲地図、最大被害核爆発の中心点

核爆発の最大サイズ。東京・国会議事堂で150ktの核爆弾が爆発した場合、瞬間的にこの範囲の建物が全壊し、地表に出ていた人間が即死すると言われています。

 

放射能汚染域

核爆弾、東京の被害範囲地図、放射能汚染域核爆発・放射能の影響が強い範囲

500レムの強い放射線量。放射能が及ぼす人体への悪影響が避けられない範囲。医療処置がなければ、死亡率は50%から90%の間であると予想。死ぬまで数時間から数週間かかります。

 

衝撃波被害域

核爆弾、東京の被害範囲地図、防風被害域核爆発の爆風熱・衝撃の強い範囲

住宅の崩壊、建物破壊が想定されている範囲。核爆発による衝撃波(過剰圧力)・爆風により、家屋の倒壊やビルの表層破壊が引き起こされ重大な被害をもたらします。ビルのガラスが全て割れ、看板類が飛ばされるだけでなく、壊滅状態に追いやられる危険性が高い。

 

熱放射被害域

核爆弾、東京の被害範囲地図、熱放射被害域核による熱放射・爆風被害が強い範囲

重大な熱放射被害が想定され、屋外での第三度熱傷の確率100%の範囲。第三度熱傷=皮膚全層の損傷。痛覚が失われて痛みがなく、肌の表面が壊死することもある重いヤケドのこと。その痕はハッキリと残り、ケロイド状になることもあります。迅速に手当をしなければ機能障害を引き起こすことも。

 

爆風被害域

核爆弾、東京の被害範囲地図、ガラス窓破損域核爆発による衝撃が届く範囲

核爆発による衝撃波(過剰圧力)の影響がある範囲。ガラス窓が破損する恐れあり。ガラス窓から外の様子を確認しようとして、時間差で襲ってくる衝撃波で割れたガラスが身体に刺さり、致命傷になる可能性が高いので注意が必要。

 

核爆発の被害甚大な範囲から地図を広げて見ていきましたが、今回のケースでは東京23区すべてに被害がないということで、かなり局所的である印象を受けたかもしれません。シミュレーションでは、東京・国会議事堂に核ミサイルが落ちた場合、死者数315,770人、けが人1,531,500人という数値が出ていたので、やはりその威力はかなり脅威的だと言えるでしょう。

核ミサイル

北朝鮮の核爆弾が東京に落ちた時の威力は?

北朝鮮が保有する核爆弾の威力は、せいぜい50kt(キロトン)だろうと言われていました。

しかし、2017年9月に行われた核実験は前回の数倍~十数倍の規模であったことが伝えられており、北朝鮮の核爆弾の威力も強大になってきていると考えられます。

たとえば、よく引き合いに出される広島のリトルボーイ(15kt)だと、その威力がもたらす被害はどれくらいになるのでしょうか?

先ほどと同じ状況で、東京に落ちた時の被害範囲を見てみましょう。

核爆弾、東京の被害範囲地図、広島の核爆弾広島のリトルボーイが東京に落ちた時の想定被害範囲

推定されている人的被害は、死者数47,030人、けが人221,150人という数値でした。

先ほどシミュレートした150ktの核爆弾に比べると1/10以下の威力になりますが、地図で見る限り被害範囲が核に比例して縮小されているわけではありません。つまり、核爆弾は小さくても、その威力は凄まじく、東京に落ちれば数万人単位の死者が出ることは避けられないということになります。

 

逆に、アメリカが所有している最大級の核爆弾『キャッスル・ブラボー』は15mt(メガトン)で、広島のリトルボーイの1,000倍の威力となります。

もし、アメリカの核爆弾が同じ場所に落ちた場合、その被害範囲がどれくらいになるのか地図で見てみましょう。

アメリカの所有する最大級の核ミサイルが東京に落ちた場合の想定被害範囲地図

推定されている人的被害は、死者数4,081,440人、けが人6,453,500人という数値でした。合わせて死傷者1,000万人を超えるということで、アメリカの核兵器の威力たるや凄まじいものがあります。

東京だけでなく、神奈川・埼玉・千葉にまで被害が及ぶということで、北朝鮮の核爆弾とはかなり差があると言えるでしょう。

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横浜・大阪・名古屋に核ミサイルが落ちた時の被害範囲地図

では次に、北朝鮮の核ミサイルが横浜・大阪・名古屋といった大都市を狙った場合、その被害状況はどうなるのでしょうか?

先ほどと同じように、150kt(キロトン)の核爆弾が落ちた場合、各都市に与える被害範囲を地図で見ていきましょう。

一番中心の小さな円から順番に

黄色い円が『全滅域』

緑の円が『放射能汚染域』

オレンジグレーの円が『衝撃波被害域』

オレンジの円が『熱放射被害域』

一番外側のグレーの円が『爆風被害域』

となります。

横浜に核ミサイルが落ちた時の被害範囲地図神奈川・横浜に核ミサイルが落ちたら…

北朝鮮のミサイルが横浜駅を狙った時の、核による被害範囲地図。推定されている人的被害は、死者数294,640人、けが人852,610人という数値が出ています。

 

大阪に核ミサイルが落ちた時の被害範囲地図大阪・梅田に核ミサイルが落ちたら…

北朝鮮のミサイルが梅田・大阪駅を狙った時の、核による被害範囲地図。推定されている人的被害は、死者数346,420人、けが人1,287,850人という数値が出ています。

 

名古屋に核ミサイルが落ちた時の被害範囲地図愛知・名古屋に核ミサイルが落ちたら…

北朝鮮のミサイルが名古屋駅を狙った時の、核による被害範囲地図。推定されている人的被害は、死者数242,740人、けが人746,430人という数値が出ています。

 

核爆弾で想定される死傷者数を都市別にまとめてみましょう。

  • 東京死者31万人けが人153万人
  • 横浜死者29万人けが人85万人
  • 大阪死者34万人けが人128万人
  • 名古屋死者24万人けが人74万人

どの都市が狙われたとしても、北朝鮮による核ミサイルの被害がかなり大きいことがわかります。

有事の際、着弾点近くにいれば生存率はかなり低くなってしまうのですが、多少離れた場所にいたとしても爆風や衝撃波(過剰圧力)による被害を受けることが想定されているので、Jアラートがなったらできるだけ迅速に頑丈な建物(ビル)に逃げ込むようにしましょう。それだけで余計なケガをすることもなくなるのですから。

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ということで、今回は北朝鮮の核ミサイルが落ちた時の被害範囲地図と、東京に落ちた核爆弾の威力について見ていきました。大事なのは、迅速な避難を心がけることと、核ミサイルが着弾した際の二次被害に注意しましょうということですね。

 

追記(2017/9/15)

核爆弾の威力や落ちる場所の被害状況がわかるNUKEMAPが凄い!

今回使用したのは『NUKEMAP』という核被害シミュレーションサイトです。特定の場所の被害範囲を調べる場合は、上記のリンクを辿ってみてくださいね。

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