ラスベガス銃乱射事件はなぜ起きた?海外でテロから身を守る方法

ラスベガス銃乱射事件の様子

2017年10月1日の夜、米ラスベガスで銃乱射事件が発生し、多数の死傷者が出たことがニュースとなっていました。

しかしなぜ、ラスベガスで銃乱射事件が起きたのでしょうか?

闇が深いアメリカの銃社会において、銃を使った凶悪なテロ事件は普段から想定されています。しかし、今回は世界中から旅行客が集まるラスベガスが狙われました。

映像を見ると、伏せる人も居れば、走って逃げる人、街灯の下に立って状況を見守る人など、対処方法も人それぞれ。少なくとも50人以上の死者が出ていることを考えれば、海外旅行先でテロから身を守る方法を身につけておく必要があると痛感させられます。

今回はこのニュースについて詳しく見ていきましょう。

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ラスベガス銃乱射事件はなぜ起きたのか?

2017年10月1日夜、アメリカ・ネバダ州のラスベガスで銃乱射事件が発生し、多数の死傷者を出しました。

事件時には約4万人の観客がいて、犯人はホテルの高層階から現場を見下ろす形で銃を乱射。

容疑者の男(64)は、ホテルの32階で自殺により死亡していますが、一緒に行動していた女が居たとして、警察が行方を追っているとのこと。無差別に観光客を狙ったテロ事件として捜査が進んでします。

ラスベガス銃乱射事件、犯人死亡のニュース

しかし、なぜラスベガスで銃乱射事件が起きたのでしょうか?

暗闇の中、高層階からかなりの弾数が放たれていることから、特定の人物だけを狙った犯行ではないことが考えられます。そして、現場がラスベガスでも有名ホテルやカジノが立ち並ぶスポットであることから、犯人は誰でも良いからたくさんの人間の命を奪いたかったということでしょう。

ただ、多数の命を奪いたいのであれば、場所はどこだって良い筈です。しかし、マシンガンのようなものをホテルに持ち込み、ラスベガスに来ている観光客(カントリー・ミュージックフェスティバルだったらしい)を狙ったということは、アメリカに対する何か反社会的なメッセージがあったと推察できます。

これらを単純につなげるならば、資本主義の繁栄の象徴とも言えるラスベガスで無差別殺人を起こすことによって、アメリカの尊厳を傷つけたかったというのが目的ということになるのですが、これはアメリカを敵視しているイスラム過激派組織ISISの目的と重なります。

今年5月、アリアナ・グランデのイギリス公演中に自爆テロがあり多数の死傷者を出した事件がありました。その時、犯行声明を出したISISがラスベガスをターゲットにすると示唆する動画を公開していたので、何らかの関係があるかもしれません。

ラスベガス銃乱射事件を示唆するISISテロ

さらに犯人は、事件の前に多額のお金をカジノで使っていたという情報もあります。

ラスベガス銃乱射の犯人が、1日100万円以上をギャンブルに使っていた情報

1日1万ドル以上というのはかなりの額ですが、どんな理由だったにせよ、アメリカの銃乱射事件としては史上最悪レベルなので、これを防げなかったのは後悔が残る話です。

海外でテロから身を守る方法(基本編)

海外でテロから身を守る方法

ここでは海外でテロ事件に遭った時、テロの攻撃から身を守る方法についてみていきましょう。

たとえばよくあるケースで、海外で銃撃に巻き込まれた時、私たちはどのように対処すべきなのでしょうか?

テロに巻き込まれた時、まず最初にとる行動として基本的なのが

『伏せる』ということ。

日本人だと案外『伏せる』ということができないらしいので、普段から意識しておくだけで、パニック状態に陥りそうなときでも正しく対処することができるでしょう。

爆発音や銃声を聞いたら、まず伏せて低い体勢をとります。これだけで、銃弾が当たる可能性がかなり低くなります。

そして、次に『逃げる』か『隠れる』という選択肢が出てくるわけですが、伏せている間に銃弾から身を隠せる場所を確認し、銃声が止んだ瞬間に逃げ込みましょう。この時もやはり、低い姿勢を保った状態で逃げるようにすることが大切です。逆に言うと、高い姿勢だと格好の標的となるので注意が必要ということですね。

 

海外でテロから身を守る方法として、特に重要なことがあります。

それは、旅先でテロが起こりそうな場所を認識しておくということ。

海外でテロから身を守る方法として特に重要なこと

テロリストの多くは、外国人観光客がたくさん集まる場所を狙うことが多いので、そのような場所を訪れる時は、テロに遭った時のことを想定して、避難経路や身を隠せる場所をイメージングしておくことが大切です。

たとえば、レストランなどでは、オープンスペースや出入り口付近よりも、大きな柱の近くや非常口の近くの席を選ぶようにしましょうということですね。

テロで危ない場所の説明

過去にテロが起きた場所はレストランの他に、空港、駅、音楽イベントなどが挙げられます。このような不特定多数の人が集まる場所は、万が一のことがある危険な場所として認識しておくと、それだけでテロの被害に遭う可能性を減らすことができるでしょう。

 

ただ、今回のラスベガス銃乱射事件については、どのようにテロから身を守るのが正解だったのでしょうか?

次の項目で詳しく見ていきましょう。

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ラスベガス銃乱射事件は危険不可避だった?

ラスベガスの銃乱射事件は、観光客も多かったことから、事件時の動画が多くYouTubeなどにアップされています。動画映像を見ると、銃声が鳴り響くパニック状態でありながらも、伏せる人も居れば、走って逃げる人、街灯の下に立って状況を見守る人などが確認できます。

実際『身を伏せる』という基本的な対処をしている人が多く見られたのは、さすが銃社会の国と言えるかもしれません。

先ほど、海外でテロから身を守る方法について話をしましたが、この『身を伏せる』という対処法は水平射撃に遭った時のケースを想定しているので、ラスベガス銃乱射事件ではこれが最適な対処法かどうかは判断が分かれるところ。今回のケースで言えば、観光客はホテルの高層階から自動小銃で狙い撃ちされたと見られているので、身を伏せる対処法が必ずしも正しいとは言えないのです。

ラスベガス銃乱射事件、犯人は高い位置から銃を撃ったとの情報

高い位置から銃で狙われた場合、身を伏せるよりも『建物の影に隠れる』というのが最適解と考えられます。ただ、視界の開けたコンサート会場だったこともあり、狙われた観光客にとっては格好の標的になるしかありません。

すると、初動としては『銃声が聞こえる反対方向にダッシュで逃げる』というのが正しいのかもしれません。もちろん、行動は迅速であることが肝心ですが、普段から危険アンテナを張っていなければパニック状態に陥ります。

ラスベガスでカントリー・ミュージックのコンサートともあれば、お酒も入っている観光客も多かったと予想されます。まさかホテルの高層階から自動小銃で弾丸が飛んでくるなどと想像もしていませんから、被害は最悪の結果を招くこととなりました。

【更に詳しく】
ラスベガス銃撃テロで伏せるは間違い?頭上からの銃乱射の対処法

アメリカで銃規制反対が多い理由!銃乱射事件後に銃が売れる社会

 

アメリカの銃乱射事件のニュースを聞く度に、マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』の一節を思い出します。

「安全を守るために銃が必要なら、アメリカは世界一安全な国だ。だが、現実は違う」

ラスベガス銃乱射事件は史上最悪の結果を招くことになりました。日本ではテロ事件に巻き込まれるケースは少ないのですが、海外に行けば違います。海外でテロ事件に遭った時、どう自分の身を守るべきなのか、意識するのとしないのとでは大きな違いがあることを、改めて思い知らされたような気がしました。

亡くなられた人たちのご冥福をお祈り致します。

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